西新潟中央病院ロビーコンサート(第85回)

2017年8月16日(水) 14:30 西新潟中央病院 西新潟中央病院ロビーコンサート(第85回)

即興曲 Op.142-3/シューベルト
 高橋到奈(Pf)
アナカプリの丘/ドビュッシー
組み合わされたアルペジオのためのエチュード/ 〃
 阿部 葵(Pf)
「子供の遊び」より/ビゼー
 高橋到奈、阿部 葵(Pf連弾)

NEXT21より戻り、昼食を取り、少し休憩してから、西大通り経由で西新潟中央病院へ。開演10分前に到着。
感想は、「独奏と連弾で一粒で二度美味しいコンサートを楽しむ」です。
まずはソロで、シューベルトの「即興曲」。淡く甘い調べが浮かび、水滴を含み、細かく弾(はじ)けて、暗く澱(よど)み、勢いよく水飛沫(みずしぶき)を上げて、穏やかに収まりました。奏者が変わって、ドビュッシーが2曲。爽やかに跳ね、煌めきを鏤(ちりば)めて、沸き立つ「アナカプリの丘」。細かな刻み目を見せながら、大きく波打つ「組み合わされたアルペジオのためのエチュード」。涼やかな輝きで彩りました。プログラム最後は連弾でビゼーの「子供の遊び」より4曲。髪飾りを掲(かか)げ、尾羽(おばね)を靡(なび)かせて揺れる1曲目。悲しみに裏打ちされた明るさで弾む2曲目。優しく円舞する3曲目。軽妙に動き回り、騒々しく駆け回る4曲目。楽しさと可愛さを撒き散らして、重なり合いました。
会場からは大きな拍手が贈られ、患者さん代表から恒例の花束が贈られて、にぎにぎしく終演となりました。
関東で活躍する2人の県人ピアニストが素敵な演奏を届けて頂いたことに感謝して、楽しい気分で、帰路のハンドルを握りました。
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第303回 ミニコンサート ●新潟市ジュニア合唱団によるコンサート ●

2017年8月16日(水) 12:20 NEXT21・1階アトリウム 第303回 ミニコンサート ●新潟市ジュニア合唱団によるコンサート ●

新潟市歌/後藤丹
ルンルンルンルンいちねんせい/みゃう
汽車ポッポ/本居長世
どこかで春が/草川信
兎のダンス/中山晋平
かわいい魚屋さん/山口保治
お猿のかごや/海沼実
春よ来い/弘田龍太郎
夏は来ぬ/小山作之助
海/作者不詳
村まつり/南能衛
十五夜お月さん/本居長世
スキー/平井康三郎
砂浜で/田沢弘子
しあわせなら手をたたこう/アメリカ民謡
ドレミのうた/ロジャース

新潟市ジュニア合唱団(cho)
海野美栄(指揮)
斉藤愛子(電子ピアノ)

10km走って、身支度を整え、NEXT21・1階アトリウムへ。開演30分前に到着。
感想は、「透き通る清らかな歌声に魅了される」です。
まずは後藤丹作曲の「新潟市歌」から。涼やかで透明な旋律が流れ出て、心を綺麗に洗浄してくれました。続いて「ルンルンルンルンいちねんせい」が軽やかに弾んで届けられると、間奏をバックに明るくはきはきと挨拶が成されました。
ここからは"日本の唱歌"のメ-ドレーが繰り広げられ、元気に前へ進む「汽車ポッポ」。密(ひそ)やかに三寒四温の季節を歌う「どこかで春が」。愉快な気分で振付(ふりつけ)を付ける「兎のダンス」。幼げなお遊戯を愛くるしく演じる「かわいい魚屋さん」。ちょっと剽軽(ひょうきん)に囃(はや)し立てる「お猿のかごや」。体全体で音楽を表現しました。そのまま続けて、柔らかに燃え出(いづ)る「春よ来い」を伝え、爽やかな高原の風を描く「夏は来ぬ」で涼感を運び、遥かなる遠景を映す「海」で和(なご)ませ、賑やかに打ち鳴らす「村まつり」で盛り上げ、寂しげな気持ちで満たす「十五夜お月さん」で熱を冷(さ)まし、颯爽と駆け抜ける「スキー」で晴れやかに締めくくり、四季の表情を音楽で綴りました。
さらに市民歌である「砂浜で」が、夕暮れの郷愁を誘(さそ)って、しっとりと癒し、「しあわせなら手をたたこう」を聴衆を"手拍子"や"足踏み"で参加させて、一体感を演出し、最後は「ドレミのうた」を大らかに、流れるように奏で、競うように相和(あいわ)して、感動のフィナーレを飾りました。
会場からは大きな拍手が贈られ、それに応えてのアンコールは「スキー」が再演され、にぎにぎしく終演となりました。
中央区役所移転オープン記念まちなか活性化フェスティバルの一環として行われた今回のミニコンサートは高い天井をもつ会場の響きを十二分に生かして、素晴らしい歌声で満たし、新しい旅立ちを祝したことを確認して、喜ばしい気分で、会場を後にしました。

Noism1特別パフォーマンス@「レオナール・フジタとモデルたち」展 『DoGoD』

2017年8月13日(日) 18:45 新潟県立万代島美術館<展示室> Noism1特別パフォーマンス@「レオナール・フジタとモデルたち」展 『DoGoD』

演出 金森穣
衣装 中嶋佑一、金森愛(レオタード)
出陣 Noism1
井関佐和子、中川賢、石原悠子、池ヶ谷奏、吉崎裕哉、リン・シーピン、
   浅海侑加、チャン・シャンユー、坂田尚也、井本星那

仕事を終えて、朱鷺メッセにある万代島美術館へ。開演20分前に到着。
感想は、「展示へのオマージュと大切なものへの想いを込めた舞踊に見入る」です。
開演すると、会場脇より、洒落てはいるが、いささか奇矯な出で立ちの男が登場し、設(しつら)えられた2脚の椅子の一つに腰かけたり、いろいろな所作をぎこちなく演じました。しばらくして"DOG"をつれた女が現れて、もう一つの椅子に座り、また立ち上がって動き回り、男と絡むともなく絡んで、相手の気持ちを試すように振舞い、自分への関心を求めました。しかし男はそんなことには見向きもせず、女の持ち物に興味を示すなど、女の望まぬ行為に出て、喧嘩に発展する展開となり、身ぐるみ剥いで、そこに女を放置し、"ぷい"と立ち去りました。
場面は変わり、肌色のレオタードの男女が一人また一人と歩み出(い)でて、鍛え上げた肉体を乱舞させ、そこここで立像となり、互いに競い合って、筋肉の建築を構成し、躍動する砦(とりで)を作り、残された"DOG"に恐れ慄(おののい)いて、彼方へと去りました。
一人の男が残り、うずくまる女を、柔らかな石像となって、長い間じっと見守ると、やがて目覚めた女が、痛みを訴え、苦しみを震わせて、徐々に立ち上がり、男と二人で、ゆっくりと歩み出しました。その先には"DOG"が神々しく輝き、恐る恐る近づく男女がかがみこんで、愛(いと)おしみ、"GOD"へとその姿を変位させました。
会場からは大きな拍手が贈られ、作家への敬愛に満ちた作品とそれを具現化する踊り手達をいっぱいに讃えました。
限られた空間を逆手に取り、展覧会が示す心を汲み取って、一幕のパフォーマンスに仕上げた手腕に感動して、喜ばしい気分で、家路を急ぎました。

新潟中央高等学校管弦楽部・コーラス部 Joint Concert 2017

2017年8月12日(土) 13:30 新潟県民会館大ホール 新潟中央高等学校管弦楽部・コーラス部 Joint Concert 2017

【第1部】~オーケストラ・ステージ~
 新潟中央高校 管弦楽部 指揮:渡邉真紀子
 県立新潟中央高校校歌/深尾須磨子 詞 中田喜直 曲
 「アルルの女」第2組曲/ビゼー
  パストラーレ
  間奏曲
  メヌエット
  ファランドール
 歌劇「サムソンとデリラ」より「バッカナール」/サン=サーンス
 
【第2部】~コーラス・ステージ~
 新潟中央高校 コーラス部 指揮:立川祐子 伴奏:斉藤春海
  君が君に歌う歌/Woodstock 詞 大島ミチル 曲
   (平成29年度 NHK全国学校音楽合唱コンクール 高等学校の部課題曲)
  無伴奏女声合唱のための「風のこだま・歌のゆくえ」より/大手拓次 詞 信長貴富 曲
   月色の羽音ー歌のゆくえー
 卒部合唱団「すずかけ」 (賛助出演) 指揮:立川祐子 伴奏:内海奏
  旅愁/犬童球渓 詞 オードウェイ 曲 山田耕筰 編
 新潟中央高校 コーラス部 指揮:立川祐子 伴奏:斉藤春海
  「光る砂漠」から/矢澤宰 詞 萩原英彦 曲
   再会(平成29年度 全日本合唱コンクール 女声課題曲)
 神と人々への嘆き・・・わたしの生まれた日は滅び失せよ(旧約聖書 ヨブ記第3章)/アガジャーノフ
【第3部】
 管打アンサンブル 指揮:長井リッキー祐一(3年)
  天国の島/佐藤博昭
  吹奏楽のための民謡「うちなーのてぃだ」/長野雄行
 オーケストラ 指揮:渡邉ほのか(3年)
  「オペラ座の怪人」メドレー/ウェーバー カスター 編
 管弦楽部・コーラス部合同演奏
  交響詩「フィンランディア」/シベリウス

Dr可児から戻り、少し休憩をして、昼食を取り、県民会館へ。開演20分前に到着。
感想は、「若い息吹が溢れる演奏に明日を生きる活力を頂く」です。
まずは管弦楽部とコーラス部による「校歌」。湧き出るように前奏が鳴り出し、穏やかに収まった背後から、清らかに合唱が歌い出し、流れるように奏で、萌え立つ喜びを拡げて、オープニングを飾りました。続いてオーケストラのみでビゼーの「アルルの女」第2組曲。大らかにそよぐ春の丘を映し、豊かなる収穫を祝う「パストラーレ」。優しく宥(なだ)め、ゆったりと癒す「間奏曲」。涼やかに吹き過ぎ、大きく伸びをして、しめやかに収める「メヌエット」。力強く鼓舞し、軽やかに跳ね、熱を帯びて進む「ファランドール」。物語の情景を鮮やかに描きました。次はサン=サーンスの「バッカナール」。砂漠の熱風を模し、勇敢に剣(つるぎ)を揮(ふる)い、柔らかに振舞って、激しく打ち鳴らしました。
1回目の休憩の後はコーラス部のステージ。透き通る歌声が涼しさを運び、足早に歩いて、追いかけ合う「君が君に歌う歌」。3つに分かれて、春霞を生み、それぞれが響き合って、影が交差する「月色の羽音ー歌のゆくえー」。真っ直ぐな気持ちをストレートに伝えました。ここでOB,OGによる合唱団「すずかけ」が1曲。作詞者が所縁(ゆかり)の「旅愁」。胸に沁みる翳りと微かな望みを描き、やがて一つに和して、切なさを届けました。再び現役の生徒たちによる歌唱で「光る砂漠」から「再会」。高く壁を築き、幾重にも層を成して、上空へ昇り、光を集めました。このパートの最後は本日世界初演のアガジャーノフによる「神と人々への嘆き・・・わたしの生まれた日は滅び失せよ」。悲痛な叫びが覆い、祈りへと遷移(せんい)し、安らぎを与えて、もう一度声を上げて、安息へと導きました。
2回目の休憩を挟んで、まずは管打アンサンブルの演奏。佐藤博昭の「天国の島」をすっきりと彩り、祭りを囃(はや)して、結末へと追い立てました。続く長野雄行の「吹奏楽のための民謡『うちなーのてぃだ』」では、ゆっくりと霧を立たせ、元気に輝きを放ち、生きいきと弾(はず)んで、南西からの風を演じました。そして卒業生も入って、編成が大きなったオケが奏でる「オペラ座の怪人」メドレー。力動的に宿命(さだめ)と抗(あらが)い、落着きを持って優雅に舞い、大海原(おおうなばら)を嫋(たお)やかに航海し、寛(くつろ)ぎを演出して、ふわりと着地しました。プログラム最後は、合唱も入った全員でのシベリウスの「フィンランディア」。重厚に塗り込め、たっぷりと歌い、募(つの)る願いを賛美し、いっぱいに歓びを溢れさせました。
会場からは大きな拍手が贈られ、それに応えてのアンコールは「美女と野獣」。甘やかに奏でて、にぎにぎしく終演となりました。
たゆまざる日頃の練習の成果を公に発表する貴重な機会に立ち会えたことに感謝して、楽しい気持ちを胸に、家路を急ぎました。

朝からクラシックコンサート

2017年8月12日(土) 10:00 Dr.可児 朝からクラシックコンサート

幻想即興曲/ショパン
初恋/石川啄木 詞 越谷達之助 曲
浜辺の歌/林古渓 詞 成田為三 曲
ロンドンデリーの歌/アイルランド民謡
夢路より/フォスター
ピアノソナタ第8番 ハ短調 作品13「悲愴」第2楽章/ベートーヴェン
Caro mio ben/作詞者不詳 ジョルダーニ
フニクリ・フニクラ/トゥルコ 詞 清野協・青木爽 訳詞 デンツァ 曲

熊谷真梨子(S)
小林浩子(Pf)

朝食を取り、身支度をして、Dr.可児へ。開演10分前に到着。
感想は、「土曜日の朝に聞く美しき調べたちに癒される」です。
まずはピアノ独奏でショパンの「幻想即興曲」。影のある波立ちがさざめき、愛(いと)しき思いを綴って、一心に駆け抜けました。続いてソプラノが登場し、日本の歌曲が2つ。「初恋」がやわらかで、まろやかに、そっと手渡されると、「浜辺の歌」が晴れやかな日差しの中、優しく奏でられました。続いて欧米へ渡り、アイルランド民謡の「ロンドンデリーの歌」。懐かしさを届け、甘やかさを運んで、心に沁みる調べを伝えると、フォスターの「夢路より」を遥かなる憧れで彩りました。再度鍵盤のソロでベートーヴェンの「悲愴」の2楽章。闘いの合間の束の間の安らぎを気高さで飾って、悲しみを拭(ぬぐ)い去りました。歌が戻って、ジョルダーニの「Caro mio ben」。抜けるような明るさで塗り替え、朗々と認(したた)めました。プログラム最後は「フニクリ・フニクラ」。愉快に弾(はず)み、地中海に付き出した半島へ、楽しげに誘(いざな)いました。
会場からは大きな拍手が贈られ、それに応えてのアンコールは「オー・シャンゼリゼ」。お洒落に着飾って、にぎにぎしく終演となりました。
2か月おきに開催される"朝からクラシックコンサート"は、ちょっと眠い休日の午前中を華やかなひとときに変える素敵な催しであることを確認して、気分良く帰路に付きました。