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Noism1 『ミラーリングメモリーズ-それは尊き光のごとく』、新作『Fratres Ⅰ』

2019年7月19日(金) 19:00 新潟市民芸術文化会館劇場 Noism1 『ミラーリングメモリーズ-それは尊き光のごとく』、新作『Fratres Ⅰ』

『Mirroring Memories-それは尊き光のごとく』
 00『Distant Memory』
 01『Nameless Hands-人形の家』(2008)より「彼と彼女」
 02『Nameless Poison-黒衣の僧』(2009)より「病んだ医者と貞淑な娼婦」
 03 劇的舞踊『ホフマン物語』(2010)より「アントニオの病」
 04 劇的舞踊『カルメン』(2014)より「ミカエラの孤独」
 05『Nameless Voice-水の庭、砂の家』(2012)より「シーン9-家族」
 06『Psychic 3.11』(2011)より「Contrapunctus」
 07『ASU』より「生贄」
 08 劇的舞踊『ラ・バヤデール-幻の国』(2016)より「ミランの幻影」
 09『ZAZA』(2013)より「群れ」
 10『マッチ売りの話』より「拭えぬ原罪」
 11『Scherazen(痛み)』(2019)
 12『Traume-それは尊き光のごとく』(2018)

演出振付:金森穣
照明デザイン:伊藤雅一(RYU)、金森穣
映像:遠藤龍
出演:Noism1+金森穣

新作『Fratres Ⅰ』

演出振付:金森穣
音楽:アルヴォ・ペルト《Fratres for strings and percussion》
衣裳:堂本教子
照明デザイン:伊藤雅一(RYU)、金森穣
出演:Noism1+金森穣

みなとトンネルを4往復走り、昼食を取って、ゆっくりと休憩し、期日前投票をした後、所用を足し、早めの夕食を済ませて、りゅーとぴあへ。開演40分前に到着。
感想は、「過去15年のオムニバスと、息を呑む新作に魂を奪われる」です。

以下はネタバレを含みます。念の為、少し余白を空けて置きます。
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前半は『Mirroring Memories-それは尊き光のごとく』。彷徨(さまよ)える旅人が、その影を幾重にも重ね、垣間見える仲間達の幻影に惑(まど)い、来し方を回想して、力なくその場を立ち去る「Distant Memory」。恋人達が仲睦(なかむつ)まじく戯(じゃれ)れ合うように見えて、実は他者に操(あやつ)られ、楽しげな様子も作りごとであることに2人は気付き、反抗するも押さえつけられて、息絶える結末を迎える「彼と彼女」。一途に求める女と、軽くあしらおうとする男。逃げる相手に、懸命に絡み合い、愛情を乞うも、忍び寄る死の影に、敢(あ)え無く襲われる「病んだ医者と貞淑な娼婦」。華やかな彩りで飾り、優雅に舞い踊り、愛し合って、喜びを解き放つも、迫りくる闇に全てを喪失する「アントニオの病」。失ったものへの想いを募(つの)らせて、ひとり哀しみに暮れる「ミカエラの孤独」。父、母、その子が、仲良く楽しげに遊び、活発な団欒(だんらん)を過ごすも、運命に弄(もてあそ)ばれて、やがて散り散りに引き裂かれる「シーン9-家族」。幾何学的に舞い、しなやかに編み上げ、交互に追い掛け合い、端々で重なり合う「Contrapunctus」。風が強く吹き荒れる草原で、太古の儀式を執(と)り行い、若き魂を、高々と神々へと捧げる「生贄」。ゆっくりと白く揺らめく恋人の姿を追い求めるも、すんでの所で上手く躱(かわ)され、虚しく空を切って、美しき肢体に翻弄される「ミランの幻影」。がっちりと徒党を組み、激しき磁気嵐を掻い潜って、苦しそうにのたうち、辺りを這いずり廻って、深き夜に吸い込まれる「群れ」。世知辛い世間に打ちのめされ、不気味な輩(やから)にいじめられることに耐え、小さな灯(あか)りを点(とも)して、一瞬でも不安から逃げ出し、暖かな夢を味わう「拭えぬ原罪」。彼方より白き天使が舞い降り、人々が心の覆(おお)いを外して、恵まれぬ仔羊を優しく救い出す「Scherazen(痛み)」。輝ける光を受けて、二親(ふたおや)が、華やぎと共に、優しく包み込み、大らかな幸福に浸(ひた)るも、淡く、儚(はかな)げに、虚空へ消え去る「Traume-それは尊き光のごとく」。虚像と実像を交互に配して、15年を瞬(またた)く間に駆け抜け、新しき装いで築き上げました。
休憩を挟んで後半は、「Fratres Ⅰ」。それぞれが玉座(ぎょくざ)に配置され、一糸乱れぬ動作で、時に悠然と、時に快活に、その姿を変幻させ、空間を運動で満たすと、光の滝が降り注ぎ、その穢(けが)れを洗い落とし、生き生きと蘇らせて、流れる耀きの帯を取り囲むように円陣が組まれました。
会場からはスタンディング・オベーションを含む大きな拍手が贈られ、素晴らしい踊り手達を讃え、賑々しく終演となりました。
15周年を迎え、ますます発展する舞踊団が、魂を奪われるような見事な舞台を見せて頂いたことに、心より感動して、喜ばしい気分で家路を急ぎました。
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Noism2定期公演Vol.10 新作 『BOW!!!』/金森穣振付 Noism レパートリー

2019年3月15日(金) 19:00 新潟市民芸術文化会館スタジオB  Noism2定期公演Vol.10 新作 『BOW!!!』/金森穣振付 Noism レパートリー

金森穣振付 Noism レパートリー
演出/山田勇気(Noism2リハーサル監督)
1.『Solo for 2』(2012年)より
音楽:J.S.バッハ《無伴奏バイオリンのためのパルティータ》
2.『Training Piece』(2014年)より
音楽:Ryouji Ikeda《supercodex 08》《supercodex 09》
新作 『BOW!!!』
演出/平原慎太郎(Organworks)
音楽:東海林靖志(Organworks),景井雅之(Organworks)他
出演/門山楓、岩城美桜、森加奈、鈴木夢生、池田穂乃香、
   カナール・ミラン・ハジメ、杉野可林、長澤マリーヤ、橋本礼美

10km走って、昼食を摂り、少し休憩して、映画を鑑賞し、軽食を済ませてから、りゅーとぴあへ。開演40分前に到着。
感想は、「同じ舞踊団が、2つの演出で様変わりする様子に驚きと喜びを持って迎え入れる」です。
以下ネタバレを含みますので少し空白を。
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まずは「金森穣振付 Noism レパートリー」より『Solo for 2』。9つの孤独な影達が配置され、出番を待つ中、2羽の鳥がゆっくりと舞い上がり、滑らかに羽撃(はばた)き、無機的で生きいきと風を切って、やがて彼方へと飛び去りました。次に2つの身体が、速く刻む糸の音(ね)に乗って、絡み合い、じゃれ合って、喜びを表して、消え去りました。さらに2つずつ、整然と、対称と非対称を組み合わせ、幾何学模様を織り成して、悠然と過ぎ去りました。残る1人は、苦しみにもがき、恐れを訴えて、悲しみを舞いました。
場面が暗転し、続くは『Training Piece』。ノイズとビートが支配する空間に、肉体が交差し、四肢が同期して、群舞し、主と従に別れ、単独で抜け出し、二重唱を奏で、円周を廻り、広がり、狭(せば)まって、いくつもの番(つがい)を作り、生贄を祀(まつ)り上げて、秩序を護る儀式を執り行いました。
休憩を挟んで後半は新作の『BOW!!!』。響きに満ちた呼び込みから、燥(はしゃ)ぐ娘達が静と動の対比を成し、裏町の路地裏へ誘(いざな)い、裸電球の元、室内での日常の振る舞いを見せ、孤立する影が十全に手足を投げ出し、付近ではそれぞれの役割が演じられ、地下室へ逃げ込んで、群衆の到来を避け、時空を捻じ曲げて、夕餉の時を過ごし、花の都の華やぎを映して、答えの無い会話を交わし、一斉に群れを成して、ゆっくりと波打ち、集合離散して、魂の一線を超え、じゃれ合い、絡み合って、滅びへと揺れ動きました。
会場からは大きな拍手が贈られ、数度のカーテンコールの後、賑々しく終演となりました。
舞踊団の研修生達が、芸術監督の作品と外部の演出家の舞踊を演じ分け、それぞれ異なる世界を創造していく様を目の当たりにして、驚きと喜びを享受できたことに感謝し、快い気分で帰路に就きました。

Noism1 実験舞踊 vol.1『R.O.O.M.』/『鏡の中の鏡』

2019年1月31日(木) 19:00 新潟市民芸術文化会館スタジオB Noism1 実験舞踊 vol.1『R.O.O.M.』/『鏡の中の鏡』

実験舞踊 vol.1『R.O.O.M.』
 演出振付・空間・照明:金森穣 
 音楽:cyclo.(ryoji ikeda+carsten nicolai) '<.>'より
 出演:Noism1
 池ヶ谷奏、浅海侑加、チャン・シャンユー、ジョフォア・ポプラヴスキー、
 井本星 那、林田海里、カイ・トミオカ、チャーリー・リャン、西岡ひなの、
 鳥羽絢美、西澤真耶、井関佐和子
『鏡の中の鏡』
 演出振付・空間・照明:金森穣
 音楽:D.コープ『Classical Music Composed By Computer:Eperiments in Intelligence』より
出演:井関佐和子、金森穣

仕事を終えて、りゅーとぴあへ。開演40分前に到着。
感想は、「21世紀の舞曲集に乗って繰り広げられる鮮やかなダンスに目が釘付けになる」です。
以下ネタバレを含む可能性があるため、少し空白を開けます。
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前半は実験舞踊 vol.1『R.O.O.M.』から。
暗闇に聞こえる火花が引火し、銀色の箱が出現すると、そこここから、にゅるりと肉体が生み落とされ、強い鼓動で躍動しました。一瞬の暗転の後、ゆっくりと2つの身体が重力の軛(くびき)を解き放って、自在に上下左右を闊歩しました。場面は次々と代わり、組み合わせ、絡み合い、様々な表情で、集合離散すると、残された一人に病魔が襲い、体を蝕(むしば)んで、苦しみを表し、壁に吸い込まれました。新たなる踊り手は色彩の変幻を纏(まと)い、軽やかにその身を移すと、強烈な脈動が場を支配し、追い立てるものと追われるものを対比しました。次のシーンでは2つの影が緩やかに彫像へと変化し、多数が加わって、激しく打ち鳴らされる足踏みと電子の悲鳴が生命の鳴動を生み出し、対立と協和を彩りました。
休憩を挟んで後半は『鏡の中の鏡』。
苦悩する若者が蹲(うずくま)り、孤独を恐れ、懸命にもがき、鏡に救いを求めると、想い人が現れ、隔てられた鏡の向こうへの渇望を掻き立てました。くるりと入れ替わり、女が不安と苦しみを全身で表現し、鮮やかな素振りで悲しみに暮れました。二人が出会い、お互いを求め、求愛の行為を営むも、すれ違い、ズレを生じて、やがて分かれるしかない運命に弄(もてあそ)ばれました。
会場からは大きな拍手が贈られ、素晴らしい舞踊を讃えました。
新潟で最先端のダンスを最高の水準で鑑賞できる幸せを噛み締めて、快い気分で家路を急ぎました。

Noism1×SPAC 劇的舞踊vol.4 「ROMEO & JULIETS」

2018年7月6日(金) 19:00 新潟市民芸術文化会館劇場 Noism1×SPAC 劇的舞踊vol.4 「ROMEO & JULIETS」

一幕
二幕

Cast
チームC(奇数)
患者190057335973 グレゴリー/キャピュレット 貴島豪
患者573079913773 キャピュレット夫人 布施安寿香
患者377109331793 サムソン/パリス 三島景太
患者793591173539 ティボルト 中川賢
患者975133153975 ジュリエット 浅海侑加
患者173391533377 ジュリエット 鳥羽絢美
患者375133153975 ジュリエット 西岡ひなの
患者573301533377 ジュリエット 井本星那
患者773391533377 ジュリエット 池ヶ谷奏

チームM(偶数)
患者284608826466 エイブラハム/召使 野口俊丞
患者484608826466 エイブラハム/召使 大内米治
患者846682804446 ロミオ 武石守正
患者668022860242 ベンヴォーリオ 吉崎裕哉
患者062284006846 マキューシオ チャン・シャン・ユー

患者204266880428 ポットパン/ピーター/パルサザー 山田勇気

看護師 乳母/コロス/キャピュレット夫人 館野百代
看護師 乳母/コロス/モンタギュー夫人 鈴木真理子
看護師 ロザライン 井関佐和子

医師 ロレンス 金森穣

仕事を終えて、りゅーとぴあへ。開演35分前に到着。
感想は、「閉ざされた空間に巻き起こる新しい刺激に息を呑む」です。
以下ネタバレを含む可能性がありますので、余白を入れておきます。
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一幕
夜明けの光が鳴り響き、立ち尽くす隊列が、散り散りに放たれ、華々しく狂騒が黄金(こがね)の糸を撒き散らすと、派手やかな祝祭の幻想が現(うつつ)へと収束し、乙女の分身達が、その感情を様々に分解して、幾重(いくえ)にも広がりました。大袈裟で滑稽な饗宴が繰り広げられ、挿入された異物が乱気流を生じさせると、孤独な闇へと舞い降りました。
二幕
憎しみの心が沸き上がり、激しくぶつかって、絶命を呼び込み、裁きの帷(とばり)が訪れると、悲しみの波紋を広げました。無理強いされる絆が伸(の)し掛かり、心が千々(じぢ)に乱れて、仮初(かりそめ)の寂滅へと駆け出し、自(みずか)らの幕引きを演じるも、その思いは無残にも届かず、苦しみへと転じ、暗黒の奈落へとその身を投げ入れました。
会場からは大きな拍手が贈られ、この前代未聞の舞台への賛辞を表しました。
舞踊と演劇が一体と成り、古典の名作に新たなる息吹を吹き込んだ瞬間に立ち会えたことに感動して、快い気分で帰路に付きました。

Noism2 定期公演 vol.9

2018年1月26日(金) 19:00 新潟市民芸術文化会館スタジオB Noism2 定期公演 vol.9

金森穣振付Noismレパートリー
演出:山田勇気(Noism2リハーサル監督)
出演:Noism2
1.「Nameless Poison-黒衣の僧」(2009年)より
 音楽/P.チャイコフスキー《白鳥の湖》より第一幕 第1場《情景》
2.「Nameless Hands-人形の家」(2008年)より
 音楽/アルヴォ・ペルト《Collage sur B-A-C-H》より《Ⅱ.Sarabande.Lento》
 衣装:中嶋佑一(黒衣)
3.「ASU-不可視への献身」(2014年)より
 音楽:ボロット・バイルシェフ《Rainbow》
4.「Nameless Hands-人形の家」(2008年)より
 音楽:イングランド民謡《Greensleeves》
 衣装:中嶋佑一(黒衣)
5.「PLAY 2 PLAY-干渉する次元」(2007年)より
 音楽:トン・タッ・アン《PLAY 2 PLAY》(2003 Ver.)
6.「SHIKAKU」(2004年)より
 音楽:J.S.バッハ《無伴奏チェロ組曲 第5番 ハ短調 BWV1011 4.Sarabande》
7.「Zone-陽炎 稲妻 水の月」「academic」(2009年)より
 音楽:J.S.バッハ《無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第1番 ロ短調 BWV1002 5.Sarabande》
新作『私を泣かせてください』
演出振付:島地保武
音楽:ゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデル、岡直人
衣裳:山田志麻
出演:Noism2

Noism
芸術監督/金森穣
副芸術監督/井関佐和子
Noism2リハーサル監督/山田勇気
Noism2メンバー/西澤麻耶、片山夏波、門山楓、牧野彩季、三好綾音、岩城美桜、森加奈、森川真央、鈴木夢生
製作/上杉晴香、堀川いづみ、関佳蓮、遠藤龍

仕事を終え、雪道を安全運転でりゅーとぴあへ。開演40分前に到着。
感想は、「深遠なる表現と若き息吹の発現に魅了される」です。
前半は「金森穣振付Noismレパートリー」。打ち鳴らされる"四つ打ち"に乗って溌剌と序曲を繰り広げる「Nameless Poison-黒衣の僧」の《情景》。一人切なさを受け止め、苦しみにまみれる「Nameless Hands-人形の家」の《Ⅱ.Sarabande.Lento》。怪しい祭囃子に乗り、強制され、引き攣った笑いで踊る「ASU-不可視への献身」の《Rainbow》。平原に立つ一本の木を背景に、操られるものが、隙を見ては後見役に抗(あらが)い、その関係性を問い質(ただ)す「Nameless Hands-人形の家」の《Greensleeves》。清新な生命の息吹を放ちながら離合し、集散する「PLAY 2 PLAY-干渉する次元」の《PLAY 2 PLAY》。孤独な振舞いで葛藤と苦悩を演じる「SHIKAKU」の《無伴奏チェロ組曲 第5番 Sarabande》。実体化する鏡像と対峙し、ゆっくりと溶け合って、一点へと収斂(しゅうれん)する「Zone-陽炎 稲妻 水の月」「academic」の《無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第1番 Sarabande》。幾つもの場面を切り貼りし、集団と個を対比させて、新たなる可能性を築き上げました。
休憩を挟んで後半は「新作『私を泣かせてください』」。対立するもの同士が入り乱れ、小競り合いを引き起こし、さざめく波風を立たせると、壁を築き、光りと闇に別れ、あちら側では耀きを鼓舞し、こちら側では暗がりを誇示しました。群集が去り、それぞれの切れはしが向かい合い、争って、火花を散らし、姿を隠すと、3つの身体が微速で絡み合い、静寂を醸し出しました。人々が舞い戻り、生きいきと煩(うるさ)いほどの会話をし、場からはみ出して、訴えを放ち、絆で繋がれて、やがて消え去りました。残された2人が、お互いの天性をむき出しにして向かい合い、力を尽くして闘って、やがて燃え尽きました。
会場からは大きな拍手が贈られ、数回のカーテンコールで、素晴らしい舞踊を行った者たちを大いに讃えました。
訓練された肉体が齎(もたら)す興奮と、元気と明るさを弾(はじ)けさせる若さの眩(まぶ)しさが交錯する舞台を目の当たりにして、驚きと感動を頂いたことに感謝して、喜ばしい気分で、家路を急ぎました。