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10月のまとめ

10月も終わりましたので、まとめです。
行ったコンサート
10月2日(水)18:30 新潟市音楽文化会館 SCHERE BRASS QUINTET
10月6日(日)14:00 りゅーとぴあコンサートホール ネーベル室内合奏協会 第65回定期演奏会
10月7日(月)19:00 りゅーとぴあコンサートホール りゅーとぴあ・プライム・クラシック 1500 VOL14 「ピアノ五重奏
10月9日(水)19:00 りゅーとぴあコンサートホール りゅーとぴあ開館15周年記念,りゅーとぴあ友の会N-PACmate会員優待コンサート
ライナー・キュッヒル ヴァイオリン・リサイル
10月13日 14:00 コンチェルト インストアライブ フルート 小笠原直子 ジャズギター 経麻朗
10月13日 14:00 だいしホール 新潟大学トローンボーンクラブ 第22回定期演奏会
10月13日 16:30 旧斉藤邸別邸 待宵 新潟ARS NOVA木管五重奏+山下尚子(s)
10月16日(水)12:20 市役所本館1階市民ロビー ミニコンサート ~秋の空に響く木管三重奏の響き~
10月16日(水) 19:00 三条市中央公民館大ホール Soroptimist 2013 チャリティコンサート レスパス弦楽四重奏団
10月17日(木)18:30 りゅーとぴあコンサートホール りゅーとぴあ特割コンサート 東京交響楽団 名曲コンサート
10月19日(土)18:30 だいしホール Duo Recitai Vol.2 クラリネット 伊奈るり子 ピアノ 山田美子
10月20日(日)14:00 だいしホール プロジェクト・リュリ 第6回 演奏会 フランソワ・クープランを巡って~Vol.4
10月24日(木)19:00 新潟市音楽文化会館大ホール 小川恒子 独唱会
10月25日(金)19:00 新潟市音楽文化会館大ホール 佐藤園子 ピアノリサイタル
10月26日(土)14:00 江南区文化会館 多目的ルーム『みんなのうたで巡る四季』~目と耳であじわう日本の四季 秋~
10月26日(土)17:00 りゅーとぴあコンサートホール 札幌交響楽団 新潟特別演奏会
10月31日(木)19:00 スターバックス新潟紫竹山店 デュエットメルツによるMusic Live♪

17件です。1月からの通算119件です。救急車が来そうですねw

恒例の行きたかったコンサート
10月5日(土)15:00 りゅーとぴあコンサートホール プラハ国立歌劇場「魔笛」
10月6日(日)14:00 長岡リリックホールコンサートホール 長岡交響楽団第3回ファミリーコンサート
10月7日(日)19:00 新潟市江南区文化会館音楽演劇ホール 宮本妥子マリンバ・パーカッションコンサート
10月12日(土)16:30 正福寺 寺宵・秋光 (新潟ARS NOVA)
10月12日(土)18:00 こまくさ保育園 2013こまくさの夕べ 木のぬくもりに包まれて 優雅な響きを Vol.2 チェロ&チェンバロ&リコーダー 根津 要+笠原恒則&大作綾
10月13日(日)14:00 COMODOホール 新潟シューベルティアーデ ~レパートリー研究会 Vol.2~
10月13日(日)17:00 新潟市民芸術文化会館コンサートホール 山本真希オルガンリサイタルシリーズ No.16 コラールの名曲
10月14日(月)14:00 新潟県政記念館 越友楽道 第四回演奏会  シャコンヌを踊る
10月14日(月)17:00 新潟市民芸術文化会館コンサートホール 東京交響楽団第80回新潟定期演奏会
10月16日(水)19:00 柏崎市産業文化会館文化ホール マイタウンコンサート2013 ~新潟 ARS NOVA のメンバーによる~
10月19日(土)19:00 朝日酒造エントランスホール SanDo concert vol.34 優美なる競艶の楽しみ (Vn:佐々木友子、Vc:片野大輔、Pf:今井慶子)
10月20日(日)14:00 西区コミュニティセンター 品田真彦ピアノソロリサイタル
10月20日(日)15:00 カトリック青山教会 山本真希 オルガンチャリティーコンサート
10月20日(日)15:00 リージョンプラザ上越コンサートホール 高橋由美&仲野享子 デュオコンサート
10月26日(土)17:00 新潟市音楽文化会館 洋楽の夕べ 9人のアーティストによるジョイントリサイタル
10月26日(土)18:00 だいしホール 田中弦楽アンサンブル第19回演奏会
10月27日(日)14:00 柏崎市文化会館アルフォーレ大ホール 柏崎フィルハーモニー管弦楽団第21回定期演奏会
10月27日(日)15:00 魚沼市小出郷文化会館大ホール 札幌交響楽団

18件です。特にジョナサン・ノット指揮東京交響楽団の「アルプス交響曲」は聞きたかったNo.1です。
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フルート&クラリネット デュエットメルツによる スターバックス新潟紫竹山店 Music Live♪

10月31日(木)19:00 スターバックス新潟紫竹山店 デュエットメルツによるMusic Live♪

雨にぬれても/バカラック
愛の挨拶/エルガー
80日間世界一周 Around The World/ヤング
亜麻色の髪の乙女/ドビュッシー
「フィガロの結婚」より 恋とはどんなものかしら/モーツァルト
「ニューシネマパラダイス」より 愛のテーマ~初恋

デュエットメルツ
 小笠原直子(Fl)
 久保田景子(Cl)

スターバックス新潟紫竹山店に到着すると、そこはお洒落な空間で、日頃ロープライス生活を送る私としては、完全なアウェー状態。それでも夕食代わりに、コーヒーとスイーツを注文して、開演を待ちました。入りは上々(関係者の方々が多いのかな?フルートのE本S一先生もお見えになっていました)。会場は店の入って左側を演奏会用にセッティングして、BGMを消し(お客様からの要請で消されましたが)、店の方が最初の挨拶をしてライブがスタートしました。
フルートとクラリネットというあまりない編成でしたが、インストアライブということもあり、親しみやすい曲が選ばれ、楽しく華やかな演奏が繰り広げられました。
特にモーツアルトは、フルートとクラリネットの良さが充分に生かされ素晴らしい出来でした。
アンコールは、「見上げてごらん夜の星を」でお開きとなりました。

スターバックス新潟紫竹山店では今後もこういう機会を設けたい旨のお話が最後にありましたが、もっとこういうふうに街中でコンサートやライブが行われるようになるとよいですね。

札幌交響楽団 新潟特別演奏会

10月27日(土)17;00 りゅーとぴあコンサートホール 札幌交響楽団 新潟特別演奏会

「カレリア」組曲 作品11/シベリウス
 Ⅰ.間奏曲
 Ⅱ.バラード
 Ⅲ.行進曲風に
「ペール・ギュント」第1組曲 作品46/グリーク
 Ⅰ.朝
 Ⅱ.オーゼの死
 Ⅲ.アニトラの踊り
 Ⅳ.山の魔王の宮殿にて
二つの悲しい旋律 作品34/ 〃
 Ⅰ.傷ついた心
 Ⅱ.過ぎにし春
交響詩「フィンランディア」作品26/シベリウス
交響曲第1番 ホ短調 作品39/ 〃
 Ⅰ.Andante, ma non troppo-Allegro energico
 Ⅱ.Andante (ma non troppo lento)
 Ⅲ.Scherzo:Allegro
 Ⅳ.Finale(guasi una Fantasia):Andante-Allegro molt

指揮 尾高忠明

本日2本目(←これ多いこの頃)。
りゅーとぴあにつくとホワイエでなにやら人だかりが。恐れていた通り、ロビーコンサートが始まっていました。
ロッシーニの「弦楽のためのソナタ第3番」とのことで、たぶん第1楽章の途中から聞きました。第3楽章(?)まで終わり、拍手の中、楽員さんたちが退場しました。これを聞いただけでも本ステージへの期待が高まるものでした。
定刻になり楽員さんたちが拍手の中、ステージ上へ。尾高さんが登場してコンサートが開始されました。
1曲目の「カレリア」組曲は昔演奏したことのある曲で、冒頭の「間奏曲」ではホルンの難所が最後にあるのですが、さすがプロ(←これって失礼ですよね)きれいに決めてくれてちょっと安心。また「バラード」のコールアングレのソロもばっちりで、それも含めて素晴らしい演奏で、最初からご機嫌です。
2曲目の「ペール・ギュント」第1組曲も演奏を複数回経験したことのある曲で、「朝」の木管、「オーゼの死」の弦がホールの響きともあいまって美しく、「山の魔王の宮殿にて」も切れと迫力のある演奏でオーケストラの醍醐味を味わいました。
つづくグリークの弦楽合奏は、もう「心に沁みる!!!」出来で、ピアニシモからフォルテシモまでのダイナミックレンジが広く、札響の弦の優秀さをこれでもかと見せつけるものでした。
前半最後の「フィンランディア」は、この曲の生演奏で今まで聞いたなかで最上位に位置するものといってもよいものでとても素晴らしいものでした。
休憩後、いよいよ"シベ1"へ。前半の演奏から期待が高まる中、クラリネットが素晴らしいソロを決め、「これは名演決定だな」という予感が見事に当たり、第1楽章は素晴らしいパフォーマンスで最後のピッチカートの響きを残して終わりました。第2楽章は「俺は今まで何を聞いてきたのだ」と自問自答するほど細部がくっきり聞こえ、細かいところまで丁寧に仕上げられていることがわかるエクセレントな出来でした。
第3楽章のスケルツォとトリオの対比も見事で、終楽章ももう「札響のスピリットここにあり!!!」とでもいうような入魂の演奏でもう大感激な中、終演を迎えました。
会場も熱気にあふれ、アンコールを求める拍手が延々と続き、尾高さんがマイクを持って、「自分はやりたくはないのだが、札響事務局からCDの宣伝のためにやれ!といわれた」との旨の言い訳(もちろん照れ隠しであることは充分に伝わるものでしたが)ののち、エルガーの「セレナーデ」から第2楽章が演奏され、お開きとなりました。
尾高さんも「りゅーとぴあは素晴らしいホールだ」最後にいっておられましたが、そのホールで素晴らしい札幌交響楽団を聞けたのは「最高の幸せ」といってよいでしょう。

『みんなのうたで巡る四季』~目と耳であじわう日本の四季 秋~

10月26日(土)14:00 江南区文化会館 多目的ルーム『みんなのうたで巡る四季』~目と耳であじわう日本の四季 秋~

ちいさい秋みつけた
赤い花 白い花
ドナドナ
まっくら森の歌
メトロポリタン美術館
赤鬼と青鬼のタンゴ
勇気一つを友にして
グラスホッパー物語

大作綾(歌)
笠原恒則(Cemb)

本日はお休みで、昼食を食べてから、江南文化会館へGO。
会場に到着すると、いつもどおり笠原さんがチェンバロの調律中。その後開演前にお話できて、チェンバロをチューンアップしたとの話を聞きました。

定刻になり、司会の方が立たれて、お二人を招きいれ、コンサートがスタートしました。

歌、チェンバロともに軽くPAがかかっていましたが、ほぼアコースティックに近い状態で聞こえる状況でした。
選曲は、NHKの「みんなの歌」から取られているそうで、まずは「ちいさい秋」で開始されました。良く通る大作さんの声をチェンバロが繊細にサポートする形でおなじみの曲が心に沁みる素晴らしい演奏でした。
続く、「赤い花 白い花」ではソプラノリコーダーを、「ドナドナ」ではテナーリコーダーを歌の間に挟み、メリハリをつけて、楽しませてくれました。
「まっくら森の歌」はチェンバロ独奏。弦をはじく「つめ」をシェイプアップした効果は絶大で、”キラキラ度120%アップ”された音色で華麗に奏でられました。
「メトロポリタン美術館」は原曲の大貫妙子の歌に勝るとも劣らない出来で良かったと思います。
「赤鬼と青鬼のタンゴ」では、打楽器のビブラスラップ(水戸黄門のテーマ音楽の冒頭でお馴染み)とタンバリンを両手に持っての演奏、冒頭のトークで大作さんから途中のタンゴになる部分で、手拍子での聴衆の参加が要請がされており、2種類の打楽器と聴衆からの手拍子がうまくきまり、そのまま拍手へという理想のパターンでうまくまとまりました。
「勇気一つを友にして」は初めて聞く曲ですが、詩の内容とせつせつと歌い上げる歌声に心が締め付けられるような切なさと強い意志が感じられて「ジーン」ときました。
プログラム最後は、歌と語りでつづられる「グラスホッパー物語」。この語りと歌のコンビネーションが絶妙でアクロバットを見て(聞いて)いるような快感を味わいました。
そしてアンコールは、次回の冬編の予告ということで、「テトペッテンソン」。早口ことばの連続のような楽しい曲で締めてくれました。

コンサートはこれで終了しましたが、そのあと司会の方が会場に展示してある「かわいい」絵について簡単に説明され、作者の方が紹介されて、その方から近くの画廊での展覧会の案内がありました。

ひとつ、恥ずかしい話ですが、演奏会のあまりの素晴らしさに持っていったバックを忘れたのに駐車場で気づき、会館へ戻ったところ、笠原さんが持ってきてくれて、大変助かりました。改めて御礼を言いたいと思います。

佐藤園子 ピアノリサイタル

10月25日(金)19:00 新潟市音楽文化会館大ホール 佐藤園子 ピアノリサイタル

ピアノソナタ kv331(300i)(トルコ行進曲つき) Adur/モーツァルト
 Andante grazioso
Menuetto-Torio
 Alla Turka,Allegretto
ワルツ Op.64 No.2 cismoll/ショパン
ワルツ Op.(post) emoll/  〃
マズルカOp 50. No.3 cismoll/ 〃
舟唄 op.60/  〃 
組曲 展覧会の絵/ムソルグスキー
 プロムナード-こびと/プロムナード-古い城/プロムナード-チュルリーの庭
 ビドロ/プロムナード-殻をつけたひなどりの踊り/
サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ/
プロムナード-リモージュの市場/カタコンブ/
バーバヤガーの小屋/キエフの大門

仕事を終えて、余裕で会場着。入りはちょっとさびしい感じでした。

定刻になり、モーツァルトでスタート。ちょっと固い感じでしたが、曲が進むにつれ、滑らかになり、トルコ行進曲では快調に飛ばして終了。
続くショパンでは、ワルツ2曲とマズルカが続けて演奏され、ピアノの豊かな響きを楽しめました。
休憩後、お待ちかねのムソルグスキー。ちょっと早めのテンポで奏される音楽は、勢いがありかつ感情のこもったもので、最後の「キエフの大門」がダイナミックに鳴り響いてプログラムを終了しました。
アンコールはたぶんファリャの「火祭りの踊り」で、スペイン風味で終演となりました。

毎年リサイタルをされているのは、チラシ等で知っていたのですが、お聞きするのは今回が初めてでしたが、美しいピアノを聞かせていただき、大変ありがたいと感じました。

小川恒子 独唱会

10月24日(木)19:00 新潟市音楽文化会館大ホール 小川恒子 独唱会

ピアノ 土谷英介
ヴァイオリン 奥村和雄

Ⅰ.フランス歌曲から
 蝶と花/フォーレ
 月の光/ 〃
 幸せの島/シャブリエ
 あなたが好き/サティ
Ⅱ.歌曲集「五つの断章」/(北原白秋 詩 團伊玖磨 曲) 
 野辺 舟唄(片恋) 赤き木の実 朝あけ 希望
Ⅲ.F.Alfono(フランコ・アルファーノ)の歌曲
 お母さん 王子様が
  日本語訳 朗読 外山しのぶ
Ⅳ.四つの歌曲「はなのくみかきょく」/佐藤眞 
 花の雲(松尾芭蕉 詩) 桜月夜(与謝野晶子 詩) 
 童(こども)(八木重吉) ほおづき市(河上聖野 詩)
Ⅴ.日本歌曲ア・ラ・カルト
 くさにねて(会津八一 詩、小川泰 曲)
 たんぽぽ(三好達治 詩 中田喜直 曲)
 城ヶ崎の雨(北原白秋 詩 梁田貞 曲)
 しぐれに寄する抒情(佐藤春夫 詩 大中恩 曲)
 秋風の歌(西條八十 詩 山田耕筰 曲)
Ⅵ.橋本国彦の歌曲から
 牡丹 薊の花(北原白秋 詩)
 かはい人(浜田広介 詩)
 はな緒( 〃 )
 富士山みたら(久保田宵二 詩)

仕事を終えて、会場へ。入りはほぼ満席。

感想は、「ソフトでナチュラルな歌声と、絶妙のプログラミングに感服」です。

最初のフランス歌曲では、力みのない柔らかな歌声とそれを支えるライトではあるけれどもしっかりしたピアノでの伴奏により、安定した好演を聞かせてもらいました。
続く團伊玖磨では、日本語の歌唱により、さらにヴィヴィッドさが加わった演奏となりました。
次のアルファーノでは、演奏の前に歌詞の朗読が入り、それを受けて切ない女心を切々と歌い上げて、前半を終了しました。
休憩後の「四つの歌曲」は私の中では”本日のハイライト”ともいっていい名演で、このような現役作曲家のいわゆる「現代音楽」にトライされていることに感銘を受けました。
日本歌曲ア・ラ・カルトでは、第1曲が、ご子息の小川泰さんが作られたもので、演奏後舞台へ招き上げられて、拍手を受けておられました。
最後の「橋本国彦の歌曲」では、3曲目から、ゲストのヴァイオリン・奥村和雄さんが加わり、豊穣な響きを伴奏として、歌い上げられました。
アンコールは「砂山(北原白秋 詩、中山晋平曲)」、「小さな空(武満徹)」(ヴァイオリン付)、「この道(北原白秋 詩、山田耕筰 曲)」で締めとなりました。

75歳とは思えない素晴らしい歌声と、日本+フランスでかつ時代を跨いだプログラムで、大変楽しめました。

プロジェクト・リュリ 第6回 演奏会 フランソワ・クープランを巡って~Vol.4

10月20日(日)14:00 だいしホール プロジェクト・リュリ 第6回 演奏会 フランソワ・クープランを巡って~Vol.4

トリオソナタ ロ短調 Op.3-3/オトテール
 Prelude-Fuge-Grave-Vivement
「趣味の和、または新しいコンセール」より第5番/クープラン
 Prelude-Allemande-Sarabande-Gavotte-Musette
フォリア/コレルリ
ルソン・ド・テネプレ 第2番/クープラン
「パルナッソス山、またはコレルリ讃」/  〃

風間左智(s) (友情出演)
庄司愛(Vn) ( 〃  )

プロジェクト・リュリ
佐野正俊(Vn)
中山徹(Gamb)
師岡雪子(Cemb)

感想は、「日曜の午後に典雅な音楽を楽しみました。」です。

最初は、ヴァイオリン2、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロ(フランスだからクラヴサン?)でスタート。今年没後300年のアニヴァーサリー・イヤーのコレルリに関連する作曲家が取り上げられているとのこと。緩-急-緩-急の4楽章で古風な雅の響きを聞かせてくれました。
2曲目は、庄司さんが抜けて3人での演奏。ところがここでハプニングが。ガンバの中山さんの楽譜が譜面台上にないらしく、しばらく舞台上でさがした挙句、いったん楽屋へ戻って譜面を持ってくるという顛末があって、曲が始まりました。鄙びた感じの演奏はつつがなく終わり、続く3曲目では、庄司さんがソリストとして、立って演奏し、ガンバとクラブサンが通奏低音として伴奏する形で進みました。さすが庄司さん、素晴らしい演奏で楽しませてくれました。
休憩をはさんで、「ルソン・ド・テネプレ」では風間さんが登場し、古楽らしいソプラノを披露し、大きな拍手を受けていました。最後の「コレルリ讃」では、最初の編成に戻り、さらに風間さんが各楽章の冒頭に表題を原語と日本語訳で朗読するという形式で執り行われました。
アンコールは、再び風間さんのソプラノで1曲(曲目聞き取れず)、最後にお世話になった方がなくなられたそうで、追悼の意味でJ.S.バッハのいわゆる「G線上のアリア」で締めとなりました。

全体として、当時の響きをじっくり聞かせる演奏で、たゆたう風雅を楽しむ快いコンサートでした。

Duo Recitai Vol.2 クラリネット 伊奈るり子 ピアノ 山田美子

10月19日(土)18:30 だいしホール Duo Recitai Vol.2 クラリネット 伊奈るり子 ピアノ 山田美子

ダンスプレリュード(前奏曲)/ルトスワフスキー
 Ⅰ Allegro molt
 Ⅱ Andantino
 Ⅲ Allegro giocoso
 Ⅳ Andante
 Ⅴ Allegro molt
アルペジオーネ ソナタ D821/シューベルト
 Ⅰ Allegro moderato
 Ⅱ Adagio
 Ⅲ Allegretto
クラリネットとピアノのためのソナチネ/オネゲル
 Ⅰ Modere
 Ⅱ Lent et soutenu
 Ⅲ Vif et rythmigue
クラリネットとピアノのためのソナタ Op.120 Nr.1/ブラームス
 Ⅰ Allegro appassionato
 Ⅱ Andante un poco adagio
 Ⅲ Allegretto grazioso
 Ⅳ Vivace

仕事が終わった後、大急ぎでだいしホールへ。入りは6割強。

感想は、「挑戦的な超重量級プログラムお疲れ様です。クラリネットとピアノの妙技をこころいくまで楽しみました」です。
最初は今年生誕100年を迎えるルトスワフスキー。冒頭からこんな難曲にチャレンジする姿勢に感服。複雑なリズムや難解な旋律をあざやかに吹きこなし、こちらがあっけに取られている間に曲は終了。ピアノもクラリネットに負けず、いやそれ以上にテクニカルでパーフェクトなサポートというか協奏を繰り広げていました。
続くシューベルトは一変、美しいメロディーをあふれるばかりの歌心で奏で、聴衆を魅了しました。
休憩後のオネゲルは個人的には一番心にきた曲で、こういうマイナーなものが聞けること自体が大きな魅力といって良いでしょう。
最後のブラームスは「力演・熱演」というと失礼にあたるかもしれませんがすごい演奏でした。変なたとえかもしれませんが、ピアノとクラリネットの格闘技を見て(聞いて)いるような感じで、思わず手に汗握るような音楽のやり取りがステージ上で繰り広げられているといった感じの素晴らしいパフォーマンスでした。
アンコール(曲目不明)はやさしい感じの小品でメインの興奮を穏やかに抑えるという風情での終演となりました。

出演者おふたりの「熱い」パッションとそれを支える確固たる技術がいかんなく発揮されたマーベラスなコンサートだったと思います。

りゅーとぴあ特割コンサート 東京交響楽団 名曲コンサート

10月17日(木)18:30 りゅーとぴあコンサートホール りゅーとぴあ特割コンサート 東京交響楽団 名曲コンサート

オペラ「カルメン」より前奏曲/ビゼー
ディズニーのメロディによる管弦楽入門(楽器紹介)/小室昌広編
 (ナレーション:高野成之)
 1.グループの紹介(星に願いを)
 2.フルート、ピッコロ(ハイ・ディデゥル・ディー・ディー)
 3.オーボエ(ホール・ニュー・ワールド)
 4.クラリネット(狼なんか怖くない)
 5.ファゴット(ビビデ・バビデ・ブー)
 6.ヴァイオリン(イッツ・ア・スモール・ワールド)
 7.ビオラ・チェロ(いつか王子様が)
 8.コントラバス(イッツ・ア・スモール・ワールド)
 9.ハープ(イッツ・ア・スモール・ワールド)
10.ホルン(美女と野獣)
11.トランペット(チム・チム・チェリー)
12.トロンボーン、チューバ(ジッパ・ディー・ドゥーダー)
13.打楽器(ミッキーマウス・マーチ)
14.トゥッティによるフーガ(エレクトリカル・パレード)
ハンガリー舞曲第5番/ブラームス
ポルカ「観光列車」/シュトラウス
ツィゴイネルワイゼン/サラサーテ
ワルツを踊る猫(ワルツィング・キャット)/アンダーソン
狂った時計(シンコペーテッド・クロック)/ 〃
そりすべり/ 〃
行進曲「威風堂々」第1番 ニ長調
(パイプオルガン:山本真希)

指揮 飯森範親

10月16日(水)、17日(木)にりゅーとぴあでワクワクキッズコンサートが計5回行われ、その内容を一般にも披露しようという特割コンサート。しかもなんと1500円で見られるという超お得なプログラム。そのためお客様も平日の18:30開演という日時にも係らず、本公演と同様の入りで、盛り上がりは必至です。

満場の拍手のなか、団員が入場し、コンマスのニキティンさんが定位置について挨拶し、チューニングへ。一段落後、飯森さんが颯爽と登場して、一礼し、振り向きざまに指揮棒をおろして、カルメンのスタート。おなじみの曲を華麗に決めて、拍手をもらうと、マイクを取って、次の曲の説明。ポピュラーなディズニーの旋律を使った楽器紹介で、ナレーションはピッコロの高野さん。演奏をしつつ、合間に楽器の説明(あるいはその逆)を器用に行い、各楽器を紹介していきました。木管→弦→ハープ→金管→打楽器の順で進んでいき、管楽器は立ち上がって演奏し、特に金管は手を上げて次の楽器への案内を行っていました。打楽器の紹介で、木魚の時は、ホルンのハミルさんのスキンヘッドを楽器に見立て、たたく振りをする演出があるなど、お客様を楽しませる演出が盛りだくさんでした。最後は紹介した順にエレクトリカル・パレードのテーマのフーガが始まり、星に願いをがそれにかぶるブリテン流アレンジでダイナミックに締めとなりました。
次のブラームスでは、中間部の「ねちっこい」部分を飯森さんが本当に「ねちっこく」かつユーモラスに指揮して笑いを誘い、ポルカ「観光列車」では、冒頭の「鉄道」の汽笛を飯森さんが吹いたり、降り番の団員が、ヒモを輪にした汽車ポッポ・ゴッコで乱入したりで、多いに盛り上げました。
サラサーテでは、コンマスのニキティンさんがソリストを勤め、見事なツィゴイネルワイゼンを披露し、拍手喝采をあびていました。
アンダーソン3曲では、いろいろ趣向が取り入れられ、ワルツィングキャットでは猫の鳴きまねや、最後の犬の大騒ぎをステージ上で再現したり、シンコペーテッドクロックでは、チェロの方が大きな目覚ましを持ってステージ上をうろついたり、飯森さんが指揮台の上で寝て、目覚ましに起こされる寸劇をしたりとサービスたっぷりでした。さらにそれすべりでは、2ヶ月早いサンタとトナカイが登場し、最後はサンタが指揮をのっとるというふざけたエンディングで楽しませてくれました。
最後は、りゅーとぴあ専属オルガニストの山本真希さんが加わっての威風堂々。曲の前にオルガンが出る部分だけ、ちょっとやってみせたりしてわかりやすくオルガンに親しめるような配慮もありました。曲は雄大に歌い上げられつつ最後の音を迎え、飯森さんがカーテンコールを受けた後に、アンコールとして、ジブリの「天空の城ラピュタ」から「君を乗せて」を演奏し、大団円。

全体に、「オーケストラってこんなに楽しいんだよね。クラシックだけど堅苦しくなくてもいいんだよね。」というメッセージを発信して、「本公演にももっと来てね」ということを、エンターテイメントに交えてお客様に伝えたいという気持ちが感じられる楽しいコンサートでした。

最後に、東京交響楽団の皆様、飯森さん、そしてワクワクキッズ+特割コンサートに係った皆様。お疲れ様でした。小学5年生+特割コンサート聴衆になりかわりまして(←何様のつもりだ)、感謝いたします。

Soroptimist 2013 チャリティコンサート レスパス弦楽四重奏団

10月16日(水) 19:00 三条市中央公民館大ホール Soroptimist 2013 チャリティコンサート レスパス弦楽四重奏団

ノベレッテン/ブリッジ
弦楽四重奏 作品76-3 皇帝/ハイドン
美しきロスマリン/クライスラー
愛の悲しみ/ 〃
愛の喜び/ 〃
弦楽四重奏 第12番 アメリカ/ドヴォルジャーク

アンコール
 天使の詩/ピアソラ

レスパス弦楽四重奏団
 鍵富弦太郎、小形響(Vn)
 奈須田弦(Vla)
 湯原拓哉(Vc)

本日2件目しかも三条市(←好きでないとできない?)。高速を飛ばして駆けつけました。

感想としては、「上質の四重奏しかもアンサンブルの楽しさ満載の演奏をありがとう」です。

はじめての会場で、キャパは500程度(音文と同程度)。入りはほぼ満員でした。

最初のブリッジは、プログラムの解説では、「独自の前衛音楽」とのことでしたので、どんな不協和音が響くのかちょっとびくびくしていたのですが、聞こえてきたのは美しい音楽でした。
トークは鍵富さんが、いってに引き受けていました(押し付けられた?)。
続くハイドンはもう極上の演奏でひたすら聞こえてくる音楽に身を任せるだけで幸せという最高の体験でした。2楽章の「国歌」の変奏もメロディが第1ヴァイオリン→第2ヴァイオリン→チェロ→ヴィオラと移っていくのが視覚的にもわかり興味深いもので、これぞ実演の愉しみを満喫させてくれるものでした。
休憩をはさんで、小品が3つ。いずれもクライスラーでメロディの美しさを堪能しました。ドヴォルジャークの前には、鍵富さんからの振りで各メンバーからひとことずつ、この曲へのコメントが述べられ、「4楽章は機関車のリズムの上に第1ヴァイオリンとチェロが掛け合いを繰り広げる」「ドヴォルジャークはダサイかもしれないが良いメロディーがあり、特に2楽章が大好きである」などの発言がありました。このトークで四人の仲の良さが強く感じられ、アンサンブルの良さもこんなところからくるのかなと思わされました。演奏はもちろん最高で、いままでこの曲はぴんとこなかったのですが、今日のを聞いて「こんなにいい曲だったんだ」と再認識させられました。
アンコールのピアソラもかっこよくきまり、最高のコンサートをしっかりと締めてくれました。

わざわざ三条まで出かけて行った甲斐のある素晴らしいコンサートでした。

追記ですが、きたる11月4日(月・振り替え休日)15時30分より新潟日報メディアシップ1階 みなと広場で鍵富さんと湯原さんでコンサートが行われるそうです(無料)

追記2 鍵富さんたちは、台風で来られなくなると悪いので、本日来るべきところを電車を乗り継いで、前倒しで昨晩の12時(24時)ごろ三条着で来られたそうです。見上げたプロ根性というか、そういう「熱い気持ち」が今日の演奏をより良いものにさせたのだと私は確信しています。