3月のまとめ

3月のまとめです。

行ったコンサート。
2015年3月1日(日) 12:30 りゅーとぴあコンサートホール・ホワイエ 東響ロビーコンサート トロンボーン四重奏
2015年3月1日(日) 13:30 だいしホール 小黒亜紀ピアノリサイタル
2015年3月1日(日) 17:00 りゅーとぴあコンサートホール 東京交響楽団第88回新潟定期演奏会
2015年3月7日(土) 14:00 聖籠町文化会館 チェコ・フィル・ ストリング・カルテット これが聞きたいアンコール"超名曲”ベスト20
2015年3月7日(土) 18:00 だいしホール 新潟サキソフォーン協会第21回演奏会
2015年3月11日(水) 19:00 りゅーとぴあスタジオA 栄長敬子ピアノリサイタル ピアノソナタからベートーヴェンを聴く Vol.4
2015年3月14日(土) 18:30 白根学習館ラスペックホール オペラ「夕鶴」
2015年3月17日(火) 19:00 新潟市江南区文化会館 音楽演劇ホール トルヴェール・クヮルテット コンサート ~With You 至福のひとときをあなたとともに~
2015年3月18日(水) 12:20 新潟市市役所1階市民ロビー 第274回ミニコンサート ~昭和を歌う Vol.6~
2015年3月19日(木) 19:00 新潟日報メディアシップ 1Fみなと広場 みなとコンサート~いろいろな楽器、見て、聞いて楽しもう~ 第3回いろいろな楽器を楽しもう編
2015年3月25日(水) 12:15 りゅーとぴあコンサートホール ソプラノ柳本幸子&Niigata歌声ひろば《野ばら》×新発田歌声ひろば《ともしび》第2回 春の定期演奏会 ~祝★《野ばら》第100回記念~
2015年3月25日(水) 20:30 SATO'S BAR SATO'S BAR LIVE
2015年3月26日(木) 18:30 りゅーとぴあスタジオA フルート&クラリネット デュオメルツ 3月の演奏会
2015年3月28日(土) 14:00 だいしホール ラナンキュラス ヴォーカルコンサート Vol.12
2015年3月28日(土) 17:00 酒場 Stand & Fight 酒場 de バロック Sophia sinistra
15件でした。

行きたかったコンサート
2015年3月1日(日) 14:00 JA新潟みらいしろね南店 ひなまつりコンサート (Sop:櫻井綾、Vc:片野大輔、Fl:金子由香利、Pf:品田真彦)
2015年3月8日(日) 14:00 りゅーとぴあコンサートホール 平成26年度りゅーとぴあオルガン講座終了演奏会
2015年3月8日(日) 14:00 りゅーとぴあスタジオA 新潟オーボエ協会第27回発表会
2015年3月8日(日) 14:00 上越文化会館大ホール 上越交響楽団第74回定期演奏会
2015年3月12日(木) 18:30 上越文化会館大ホール 第7回日韓若手音楽家交流コンサート (Fl:小山裕幾、イ・ジナ、Pf:栗田麻子、Vn:鍵富弦太郎)
2015年3月15日(日) 13:30 だいしホール 第19回クラリネットアンサンブルコンサート
2015年3月15日(日) 13:30 新潟県立図書館 歌い継がれる日本の歌 ~中田喜直・大中恩の童謡~
2015年3月15日(日) 14:00 りゅーとぴあコンサートホール オペラ 1コイン・コンサート ~日本新人オペラ歌手プレミアム・コンサート~
2015年3月15日(日) 14:00 新潟市北区文化会館 五十嵐尚子・宮嶋明香デュオコンサート
2015年3月15日(日) 14:00 西川多目的ホール 春コンサート (佐々木友子、市橋靖子、笠原恒則)
2015年3月21日(土) 14:00 コンチェルト 野上詩織 インストアライブ
2015年3月21日(土) 15:00 朝日酒造エントランスホール SanDoコンサート ソプラノ独唱 ミニオペラの世界 (Sop:五十嵐郊秋味 他)
2015年3月21日(土) 16:00 コーヒーショップ 器 音が芽吹くとき 若手音楽家たちによる喫茶店コンサート vol.2
2015年3月21日(土) 17:00 りゅーとぴあコンサートホール 山本真希オルガンリサイタルシリーズ No.9 バッハ一族のオルガン音楽
2015年3月22日(日) 12:30 コンチェルト コンチェルト・インストアライブ トリオ・アミティエ
2015年3月22日(日) 14:00 りゅーとぴあ能楽堂 新潟楽所 第二回春季公演 柳都の春  雅楽 渡物聴きくらべ
2015年3月26日(木) 19:00 ホテルニューオータニ長岡NCホール 声明とバーゼルフルートトリオ (高野山南山進流声明、阿部礼奈、小山裕幾、小松綾)
2015年3月29日(日) 14:00 りゅーとぴあコンサートホール 新潟市ジュニア音楽教室第11回スプリングコンサート
2015年3月29日(日) 15:00 魚沼市小出郷文化会館 四月は君の嘘 クラシックコンサート2015 (Vn:篠原悠那、Pf:古賀大路)
2015年3月29日(日) 18:00 コンチェルト コンチェルト・インストアライブ 笠原恒則
20件でした。4月も頑張ります。
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酒場 de バロック Sophia sinistra

2015年3月28日(土) 17:00 酒場 Stand & Fight 酒場 de バロック Sophia sinistra

ヴィオラダ・ガンバのためのレセルカーダ/オルティス
「忘却」/ピアソラ
ヴィオラダ・ガンバのためのレセルカーダ/オルティス
「音楽が愛の糧なら」/パーセル
a new ground/ 〃
「三月の歌」/武満徹
シャコンヌ ハ長調/マレ
カンタータ「誠実な愛の勝利」/モンテクレール

風間左智(S)
中山 徹(Gamb)
師岡雪子(Cemb)

だいしホールを出て、ちょっと寄り道してから会場へ。ワンドリンク付きということでビールを注文して開演を待ちました。
感想は、「雰囲気のある酒場で、妙なるバロックを堪能」です。
まずはヴィオラ・ダ・ガンバのソロ。艶のある弦の響きが耳に心地よく、場のたたずまいとも調和して、快いスタートとなりました。そしてそのままピアソラへ。何気なく歌いだされるソプラノを軽やかに支える通奏低音たち。アルゼンチンの憂愁が仄かに香るひとときとなりました。さらにオルティスの「レセルカーダ」。まるで「オブビリオン」の後奏のようにさりげなく鳴り響き、第1のパートが終わりました。
パーセル「音楽が愛の糧なら」では力強くも端正な歌が切なく愛を歌い、胸を締め付ける想いに、心が痛むようでした。続いての「new ground]ではチェンバロの刻むリズムの上を駆け巡るガンバが軽快に駆け抜けました。
一転、武満の「3月の歌」では、まだ肌寒い早春の悲しみが切なく歌い上げられ、心に沁みました。続くマレの「シャコンヌ」では楽しげな合奏が繰り広げられました。
プログラム最後は、レシタチーフとエールが交互に3回演じられるモンテクレールのカンタータ「誠実な愛の勝利」。劇的な物語とはうらはらに、淡々としかし情熱を内に秘めて進められる演奏は、歌・弦・鍵盤が互いに絡み合い、奇跡のように調和して、大きな広がりを狭い会場に満たしました。
精緻で繊細な仕上がりに大きな拍手が贈られ、それに応えて、テレビの主題歌がさらりと歌われ、楽しい時間の幕切れとなりました。
普段と違う親密な空間で、アルコールも入れながら、味わう音楽は、場の醸し出す雰囲気と相まって、豊饒な体験を提供してくれ、このような催しがまた行われることを願って、まだ明るい帰路を辿りました。

ラナンキュラス ヴォーカルコンサート Vol.12

2015年3月28日(土) 14:00 だいしホール ラナンキュラス ヴォーカルコンサート Vol.12
亡命者/ロッシーニ 森有希子(S) 小黒亜紀(Pf)
あなたを愛す/グリーク 神田幸子(S) 玉木彩葉(Pf)
ソルヴェイグの歌/ 〃
恋人の近くに/シューベルト 北住順子(S) 玉木彩葉(Pf)
セレナーデ/ 〃
春の朝/マーラー 坂井真子(S) 小黒亜紀(Pf)
愛の歌/シューマン
歌曲集「歳をとるほど大胆になるわ」より/加藤由美子 鈴木美恵(S) 玉木彩葉(Pf)
 失うものは何もないわ 前倒しの計画 恋人と戯れる
からたちの花/山田耕筰 柳澤萌(S) 二宮麻里子(Pf)
落葉松/小林秀雄
ロンドンデリーの歌/アイルランド民謡 北住順子 野田有佳里 神田幸子 鈴木美恵 柳澤萌 森有希子(S) 二宮麻里子(Pf)
歌劇「魔笛」より二重唱/モーツァルト 比護慧子(S) 塙康平(T)  
歌劇「ドン・パスクワーレ」よりアリア「あの目に騎士は」/ドニゼッティ 野田有佳里(S) 二宮麻里子(Pf)
歌劇「カルメン」よりアリア「何を恐れることがありましょう」/ビゼー 井上千華(S) 小黒亜紀(Pf) 
歌劇「魔弾の射手」よりアリア「やさしい若者の姿で」/ウェーバー 森有希子(S) 小黒亜紀(Pf)
歌劇「ラクメ」より「ジャスミンとバラ」(花の二重唱)/ドリーブ ラクメ:坂井真子 マリカ:井上千華(S) 小黒亜紀(Pf)
歌劇「夕鶴」よりアリア「与ひょう私の大事な与ひょう」/團伊玖磨 神田幸子(S) 玉木彩葉(Pf)
歌劇「リタ」よりアリア「この清潔で愛らしい宿よ」/ドニゼッティ 柳澤萌(S) 二宮麻里子(Pf)
歌劇「トロヴァトーレ」よりアリア「恋はばらの翼にのって」/ヴェルディ 井上千華(S) 小黒亜紀(Pf)
歌劇「魔笛」よりアリア「恐れるな、若者よ」/モーツァルト 北住順子(S) 玉木彩葉(Pf)

本日はお休みではありますが、いろいろあって開演5分前に着席。
感想は、「さまざまな個性のある声の饗宴を楽しむ」です。
前半は歌曲を集めて。トップバッターは森さん。ロッシーニをまっすぐに透き通るように歌ってくれました。
続く神田さんは、グリークをしっとりと落ち着いた表現でまとめてくれました。
ここでなんと主宰者の北住さん登場。明るく輝くような歌声で力強くシューベルトを届けてくれました。
坂井さんは、マーラーとシューマンを、清らかで軽やかな響きでの歌唱を聞かせてくれました。
そして鈴木さん。ブローグのシニカルながら真実をついた詩を語りを交えて、コミカルにシリアスに仕上げて、独特の味わいを提供してくれました。
柳澤さんは山田耕筰と小林秀雄の日本歌曲を素直ですっきりと磨き上げ、心を込めて歌い上げてくれました。
前半の山場、6人によるアイルランド民謡は皆の声が溶け合い、ブレンドされながら、時に絡み合ってのクワイアとなりました。
そして今回飛び入り(というか特別参加)の比護さんと塙君のデュエット。混じりけのないソプラノと朗々としてテノールで息の合った二重唱を聞かせてくれました。
休憩を挟んで、後半はオペラのアリアから。まずは野田さん。艶やかに伸びやかにドニゼッティを届けてくれました。
井上さんはビゼーを、スリムで映える高音で、セビリアの恋心をたっぷりと聞かせてくれました。
森さんのウェーバーは軽やかで明朗に語り掛けるようでした。
坂井さんと井上さんの2人の歌声は、爽やかに、軽やかに絡み合い、唱和して、華やかに歌ってくれました。
神田さんの"つう"は切なくも表情豊かに、喜びと悲しみを表現してくれました。
ドニゼッティを楽しげに仕上げた柳澤さん。天上の歌声の如く変幻自在に操り楽しませてくれました。
井上さんは切々悲しげにとヴェルディのアリアを歌い、歌の力を届けました。
そして最後は北住さん。モーツァルトをまろやかに堂々と響かせ大きな拍手を勝ち取りました。
会場からは盛大にアンコールが求められ、全員で朝ドラ主題歌中島みゆきの「麦の歌」が主旋律、ハーモニー、オブリガートも艶(あで)やかに歌われ、にぎにぎしく終演となりました。
新潟で活躍される歌い手の方々の歌をまとまって聞けるこのような機会が営々と続けられていることは大変意義深いと思いますし、これからも益々発展されることを期待して会場を後にしました。

フルート&クラリネット デュオメルツ 3月の演奏会

2015年3月26日(水) 18:30 りゅーとぴあスタジオA フルート&クラリネット デュオメルツ 3月の演奏会

ファンタジー/フォーレ (Fl,Pf)
序奏とロンド/ヴィドール (Cl,Pf)
シランクス/ドビュッシー (Fl)
ソナタ 変ホ長調 Op.167/サン=サーンス (Cl,Pf)
 1.Allegretto
 2.Allegro animato
 3.Lento
 4.Molt allegro
フルート協奏曲 ニ長調 Op.283 /ライネッケ (Fl,Pf)
 1.Allegro molt moderato
 2.Lento e mesto
 3.Finale:Moderato
3つのロマンス/ドルフ (Fl,Cl)
 1.Languid:Allegro pastrale
 2.Sultry:Tnago drammatico
 3.Frisky:Brisk allegro
小組曲/ドビュッシー ウェブスター編 (Fl,Cl,Pf)
 1.小舟にて EN BAUTEAU:Andantino
 2.行列 CORTEGE:Moderato
 3.メヌエット MENUET:Moderato
 4.バレエ BALLET:Allegro
三重奏によるソナチネ Op.85/シュミット (Fl,Cl,Pf)
 1.Assez anime
 2.Asseez vif
 3.Tres lent
 4.Anime

仕事を終え、急いでりゅーとぴあへ。しかしながら若干の渋滞に巻き込まれ、開演に間に合わず、ドアの向こうから聞こえる1曲目が終わってからの入場となりました。
感想は、「静かなる熱情がひしひしと押し寄せ、やがて感動へと連れて行かれる」です。
気を取り直して聞いた2曲目のヴィードルでは、渦巻く鍵盤の波間を、木管の翼が潜り抜け、華麗に舞って、ナイス・フライトを決めてくれました。
続くドビュッシーの無伴奏フルート曲では、色彩豊かで耽美的な曲想を見事に演じ切り、夢幻の境地に誘ってくれました。
ここからが今日の白眉。サン=サーンスではクラリネットがまろやかな音色(ねいろ)で、広がりのあるピアノと絡みあい、時に寄り添い、時に上空を旋回して、ソナタを仕上げてくれました。
さらにライネッケでは、黄金(きん)の輝きで吹き渡る笛が八十八弦の奏でを従えて、縦横無尽の協奏を見せてくれました。
休憩を挟んで、後半はデュオ+ピアノ。しょっぱなは2本でのドルフ。3つのそれぞれに違うキャラクターを描きだし、楽しませてくれました。
続くウェブスターが編曲したドビュッシー。美しい旋律、淡く切ない伴奏がそこはかことなく混じりあい、さらに快活に踊り出して、4つの音楽を届けてくれました。
そしてプログラム最後のシュミット。短いながらも明るく入り組んだ塊りが、勢いよく取り出され、連なりのマジックを見せてくれました。
大きな拍手でアンコールが求められ、フォーレの組曲「ドリー」から「スペインの踊り」が賑やかに演奏され、好評のうちに終演となりました。
個人のリサイタルでやられるような意欲的なプログラム、さらにそれを可能な限り高く演奏しようとする演奏者の意志、そして大きく暖かく包む伴奏、これらが一体となって素晴らしい演奏会を形作りました。このようなコンサートが地元で聞けることに大きな喜びを味わう早春の夕べとなりました。

SATO'S BAR LIVE

2015年3月25日(水) 20:30 SATO'S BAR SATO'S BAR LIVE

ホールニューワールド/メンケン
ユモレスク/ドヴォルザーク
タイスの瞑想曲/マスネ
チャールダーシュ/モンティ
ノクターン/ショパン サラサーテ編
愛のあいさつ/エルガー
愛の夢第3番/リスト
アヴェ・マリア/カッチーニ(ヴァヴィロフ)
美しきロスマリン/クライスラー
地球の子供たち/服部隆之

小島健弘(Vn)
平片佑希(Pf)

宵闇の高速を三条本寺小路へ。小粋なジャズ喫茶へ到着。
感想は、「至近距離で聞くヴァイオリンの音色(ねいろ)に撃たれる」です。
まずはディズニーの映画音楽から。豊かな楽器の響きが美しい調べを奏でて、演奏がスタート。続くドヴォルザークではのどかで楽しいメロディに心癒されました。マスネの歌劇からの「瞑想曲」が滔々と歌われると、モンティの超絶技巧で酒場は大盛り上がりとなり、ショパンの有名曲で前半をしっとりと締めました。
休憩を挟んで、後半はエルガーから。明るく流れるように奏でられる弦の響きを楽しみ、リストの甘い旋律で楽しませると、カッチーニで悲しみを伝え、クライスラーでウィーンの粋を届けてくれました。最後はテレビのテーマ曲。服部隆之の軽快で滑らかな音楽でプログラムを終了、となりましたが、その素晴らしい演奏に客席からアンコールがせがまれ、「ホールニューワールド」、「G線上のアリア」、「情熱大陸」、「チャールダーシュ」などが披露されて、上々のうちに終演となりました。
このようなライブは三条では珍しいらしく、お客様は「王侯貴族のようだ」と大変お喜びの様子で、とても楽しいひとときを過ごさせてもらいました。

ソプラノ柳本幸子&Niigata歌声ひろば《野ばら》×新発田歌声ひろば《ともしび》第2回 春の定期演奏会 ~祝★《野ばら》第100回記念~

2015年3月25日(水) 12:15 りゅーとぴあコンサートホール ソプラノ柳本幸子&Niigata歌声ひろば《野ばら》×新発田歌声ひろば《ともしび》第2回 春の定期演奏会 ~祝★《野ばら》第100回記念~

◆第1部 ソプラノ・テノール独唱
小幡規子(S) 斎藤晴海(Pf)
カーロ・ミオ・ベン~愛しい人よ/ジョルダーニ
 アマリッリ麗し/カッチーニ
佐藤早苗(S) 柳本幸子(Pf)
野ばら/ウェルナー
 交響曲第6番《田園》第5楽章テーマより/ベートーヴェン 佐藤早苗 詞 
広瀬美代子(S) 柳本幸子(Pf)
オンブラ・マイ・フ/ヘンデル
 霧と話した/中田喜直
長嶋晴美(S) 柳本幸子(Pf)
 カッチーニ風アヴェ・マリア/ヴァヴィロフ
 菫~すみれ~/スカルラッティ
海津美和子(S) 斎藤晴海(Pf)
 愛の喜び/マルティーニ
 初恋/越谷達之助
籠島道子(S) 柳本幸子(Pf)
 愛に満ちた聖母よ/ドゥランテ
 彼女に告げて/ファルヴォ
渡部真知子(S) 斎藤晴海(Pf)
 私のお父さん~歌劇「ジャンニ・スキッキ」/プッチーニ
 うぬぼれ鏡/平井康三郎
中山節子(S) 栄長敬子(Pf)
 カーロ・ミオ・ベン~愛しい人よ/ジョルダーニ
 忘れな草/クルティス
濱崎令子(S) 栄長敬子(Pf)
 氷のような姫君も~歌劇「トゥーランドット」/プッチーニ
 さくら横丁/別宮貞雄
川嶋レイ子(S) 栄長敬子(Pf)
 私を泣かせてください~歌劇「リナルド」/ヘンデル
 辱められた花嫁~歌劇「バヤゼット」/ヴィヴァルディ
小川有美(S) 齋藤晴海(Pf)
 さよなら~歌劇「連隊の娘」/ドニゼッティ
 私の名はミミ~歌劇「ラ・ボエーム」/プッチーニ
小川道夫(T) 齋藤晴海(Pf)
 人知れぬ涙~歌劇「愛の妙薬」/ドニゼッティ
 冷たい手を~歌劇「ラ・ボエーム」/プッチーニ
高橋香子(S) 齋藤晴海(Pf)
 ある晴れた日に~歌劇「蝶々夫人」/プッチーニ
 サルビア/中田喜直
田中尚夫(T) 栄長敬子(Pf)
 セレナーデ/シューベルト
山田紀子(S) 栄長敬子(Pf)
 お聞きください王子様~歌劇「トゥーランドット」/プッチーニ
長谷川總雄(T) 柳本幸子(Pf)
 帰れソレントへ/クルティス
 カタリ・カタリ-つれない心-/カルディッロ
◆第2部 柳本幸子ミニコンサート
 柳本幸子(S)、斎藤晴海(Pf)
  黒い瞳/アン
  ハバネラ形式のヴォカリーズ/ラヴェル
  黒い目/ロシア民謡
  さくら横丁/中田喜直
  うぐいす/早坂文雄
  この道/山田耕筰
  さくら/日本古謡
◆第3部 柳本幸子&《野ばら》《ともしび》 みんなで一緒に春を歌い祝いましょう!
 柳本幸子&《野ばら》《ともしび》 佐藤眞理子(Pf) 
  おぼろ月夜/高野辰之 詞 岡野貞一 曲
  春の日の花と輝く/アイルランド民謡
  ウェルナーの野ばら/近藤朔風 詞 ウェルナー 曲
  カチューシャ/ロシア民謡
  私の太陽 O sole mio/ナポリ民謡
 男性有志による演奏
  荒城の月/土井晩翠 詞 滝廉太郎 曲
 《野ばら》《ともしび》全員合唱
  大地讃頌/大木敦夫 詞 佐藤眞 曲
 柳本幸子&《野ばら》《ともしび》 佐藤眞理子(Pf) 
  花は咲く/岩井俊二 詞 菅野よう子 曲
  蛍の光/スコットランド民謡
  仰げば尊し/不詳
  今日の日はさようなら/金子詔一

休みではありますが、いろいろとやっておりますうちにあっという間に開演時間10分前。なんとか席に着きました。
感想は、「ソロから合唱まで、歌にかける情熱の熱さに感動する」です。
柳本幸子さんが主催するNiigata歌声ひろば《野ばら》と新発田歌声ひろば《ともしび》の方々のりゅーとぴあでの歌の披露ということで第1部。まずは独奏から。
小幡規子さん。「カーロ・ミオ・ベン~愛しい人よ」と「アマリッリ麗し」を伸びやかにまっすぐ歌われました。
佐藤早苗さん。ウェルナーの「野ばら」とベートーヴェンの「田園」に自ら詞をつけて、やさしくたおやかな歌唱で歌を届けました。
広瀬美代子さん。「オンブラ・マイ・フ」と「霧と話した」を悲しげに、でも清らかに歌って楽しませてくれました。
長嶋晴美さん。カッチーニ作と言われていた「アヴェ・マリア」(実はヴァヴィロフ作)と「菫~すみれ~」をセンシティブに艶やかに歌ってくれました。
海津美和子さん。「愛の喜び」「初恋」をキュートに清楚に届けてくれました。
籠島道子さん。「愛に満ちた聖母よ」「彼女に告げて」を張りのある溢れる歌声で聞かせてくれました。
渡部真知子さん。「私のお父さん」「うぬぼれ鏡」を麗しく、表情豊かに歌ってくれました。
中山節子さん。「カーロ・ミオ・ベン」「忘れな草」を暖かくもシャープな歌で彩ってくれました。
濱崎令子さん。「氷のような姫君も」「さくら横丁」を豊かにダイナミックに届けてくれました。
川嶋レイ子さん。「私を泣かせてください」「辱められた花嫁」をエレガントにしっかりと歌ってくれました。
小川有美さん。「さよなら」「私の名はミミ」を感情豊かに歌い、ホールいっぱいに響かせました。
小川道夫さん。「人知れぬ涙」「冷たい手を」を艶のあるテノールでたっぷりと楽しませてくれました。
高橋香子さん。「ある晴れた日に」「サルビア」を華やかに魅力的に聞かせてくれました。
田中尚夫さん。シューベルトの「セレナーデ」をマイルドにダンディに仕上げてくれました。
山田紀子さん。「お聞きください王子様」を柔らかく揺れるような歌声で想いを伝えてくれました。
長谷川總雄さん。「帰れソレントへ」「カタリ・カタリ」を端正でナチュラルに聞かせてくれました。
16名の方々の独唱が終わり、再度全員、そしてエクセレントな伴奏で歌を盛り上げたピアニストの方々が出てきて、開場からの大きな喝采を受けました。
第2部は講師である柳本さんのステージ。
「黒い瞳」は芳醇に、「ハバネラ形式のヴォカリーズ」は情熱的なうねりを持って、「黒い目」は切なくアカペラを決め、「さくら横丁」は清らかに春への想いを伝え、「うぐいす」は"和"の味わいで満たし、「この道」では遥かなる道程への憧れを歌い、「さくら」は春爛漫への期待に胸を膨らませるような思いを届けてくれました。
そして第3部。「みんなで一緒に歌いましょう」の言葉通り、客席を巻き込んで、発生練習、呼吸法などのウォーミングアップから始め、懐かしい歌たちを会場全体で共有して、音楽の喜びを分かち合いました。さらに男性合唱で「荒城の月」、全員の合唱で「大地讃頌」を歌い、合唱へのチャレンジも見せてくれました。
3時間半にも及ぶ、"歌のお祭り"がこのひとときを、どこにもない素晴らしい時間に変えてくれた貴重な体験となりました。

みなとコンサート~いろいろな楽器、見て、聞いて楽しもう~ 第3回いろいろな楽器を楽しもう編

2015年3月19日(木) 19:00 新潟日報メディアシップ 1Fみなと広場 みなとコンサート~いろいろな楽器、見て、聞いて楽しもう~ 第3回いろいろな楽器を楽しもう編

フルート&ヴァイオリン
 愛のあいさつ/エルガー
 ユー・レイズ・ミー・アップ/ラヴランド
 シェナンドー/アメリカ民謡
 日本歌曲メドレー
  ふるさと/岡野貞一
  浜辺の歌/成田為三
  赤とんぼ/山田耕筰
 風笛/大島ミチル
 見上げてごらん夜の星を/いずみたく
松田佳(Fl&オカリナ)
井口歩(Vn)

サックス&ベース
 But not for me/ガーシュイン
 スプランキー/ヘフティ
 I remember Clifford/ゴルソン
 Ladies blues/カーク
 Stardust/カーマイケル
長沢好宏(T.Sax)
山崎英夫(b)

仕事を終えて、メディアシップへ。開演30分前に到着。
感想は、「ヤマハの講師陣によるさまざまな楽器へのインヴィテーションを楽しむ」です。
前半はフルートとヴァイオリンのデュオ。DTPの伴奏にのって、「愛のあいさつ」からスタート。続く「ユー・レイズ・ミー・アップ」では2つの楽器が主になり従になりお互いを引き立てて美しい調べを奏でました。オカリナに持ち替えての「シェナンドー」では、素朴でピュアな土笛の響きが郷愁を誘い、日本歌曲メドレーでは唱歌の旋律が横笛と弦で耳に優しく届けられました。NHK朝ドラの主題歌の「風笛」は切ないメロディが心に沁み、このパートの最後を飾る「見上げてごらん夜の星を」で暖かな気持ちにさせてくれました。
後半はサックスとベースによるジャズのスタンダード。「But not for me」からテナーの深く煎った珈琲(もちろんブラック)のようなコクのあるシャープな低音が独特のグルーブと共に飛び込んできて、耳が吸い寄せられました。ウッドベースのソロが印象的な「スプランキー」、バラードながら渋い「I remember Clifford」、溢れるサウンドで圧倒する「Ladies blues」と熱いパフォーマンスを繰り広げると、最後は「Stardust」でクールに締め、大人の時間を演出してくれました。
このような素晴らしい講師陣が集うミュージック・スクールが新潟にあることは誇るべきことであり、このような催しがまたあることを期待して、メディアシップからの帰路につきました。

第274回ミニコンサート ~昭和を歌う Vol.6~

2015年3月18日(水) 12:20 新潟市市役所1階市民ロビー 第274回ミニコンサート ~昭和を歌う Vol.6~

1.みかんの花の咲く丘/海沼實
2.心の窓にともしびを/中田喜直
3.二人でお酒を/平尾昌晃
4.夜霧よ今夜もありがとう/浜口庫之助
5.別れのブルース/服部良一
6.テネシーワルツ/キング
7.洒落男/クルーミット
8.銀座カンカン娘/服部良一

Euphorbia(ユーフォルビア)
市橋靖子(Fl)
川崎祥子(Pf)
本間美恵子(Per)

第3水曜日のお昼といったら市役所ロビーコンサート。本日はお休みなので余裕を持って会場へ。
感想は、「お馴染みの"昭和を歌う"シリーズ、個性溢れる演奏とトークに酔いしれる」です。
まずは3人で「みかんの花の咲く丘」。別建てのタワースピーカーから響く電子ピアノの豊かな響きと超シンプルなドラムセットから繰り出されるリズムにのって、フルートが木の温もりのある音色(ねいろ)を奏でると、昭和の時代へ一気にタイムスリップ。続く「心の窓にともしびを」では切ないメロディを大切に歌い、しんみりとさせると、カホンの刻むビートに思わず手拍子が出る「二人でお酒を」で盛り上がり、ホットな雰囲気となりました。ヴィヴラフォンがフィーチャーされた「夜霧よ今夜もありがとう」は夜の酒場へと観客を導き、「別れのブルース」ではブルースの女王の面影を偲ばせました。
巧みなアレンジのピアノで奏された「テネシーワルツ」が洋楽の煌びやかさを届けると、エノケンの唄で有名な「洒落男」をさらりと仕上げ、プログラム最後は、御大・服部良一の「銀座カンカン娘」でハッピーにエンディングのはずでしたが、拍手鳴りやまず、「蒲田行進曲」を短めに決めて、かっこよく締めてくれました。
市役所ロビコンの客層をよくつかんだ選曲、明るく楽しいトーク、盤石の演奏と百戦錬磨のユーフォルビアならではのステージ進行に、控えめに歌う方、手拍子で参加する方、じっくりと聞き入る方など楽しみかたもいろいろで、楽しいお昼のひとときとなりました。
"昭和を歌う"シリーズ、来年の楽しみにしたと思います。

トルヴェール・クヮルテット コンサート ~With You 至福のひとときをあなたとともに~

2015年3月17日(火) 19:00 新潟市江南区文化会館 音楽演劇ホール トルヴェール・クヮルテット コンサート ~With You 至福のひとときをあなたとともに~

ブエノスアイレスの「四季」より春/ピアソラ 啼鵬編
トレヴェールの「四季」/ヴィヴァルディ 長生淳編
 春 Ⅰ.アレグロ Ⅱ.ラルゴ Ⅲ.アレグロ
 夏 Ⅱ.アダージョ Ⅲ.アレグロ
 秋 Ⅲ.アレグロ
 冬 Ⅱ.ラルゴ Ⅲ.アレグロ
アンダンテとスケルツォ/ボザ
With You/佐藤俊彦
デューク・エリントンの時代から/エリントン 長生淳編

トルヴェール・クヮルテット
須川展也(S.Sax)
彦坂眞一郎(A.Sax)
新井靖志(T.Sax)
田中靖人(Br.Sax)

小柳美奈子(Pf)

仕事を終え、夕闇のなか亀田バイパスを江南区文化会館へ向かって疾走。開演30分間に到着。
感想は、「超絶技巧とエンターテイメントが入り混じった"至福のひととき"を楽しむ」です。
まずはピアソラの「ブエノスアイレスの四季」より「春」。肉感的なサックスの音色がソフィステイケイトされたタンゴからさらにカッコよさを引き出し、スリリングにスピード感あふれる演奏でしょっぱなからノックアウトしてくれました。
続くトレヴェールの「四季」では、ヴィヴァルディの原曲を解体し、再構築した編曲の良さを最大限に引き出すもので、馴染みのメロディに挟み込まれる様々な引用や、モダンな響き、複雑なリズムで、場面ごとに味わいの変わる、一筋縄ではいかない、音楽好きにとっては、まことにおいしい瞬間の連続で、楽しませてもらいました。
15分の休憩を挟んで、ボザの「アンダンテとスケルツォ」。郷愁を感じる旋律がまったりと奏でられ、紡がれる緩徐曲。軽やかで分厚いサウンドで攻める諧謔曲。この日初めてのサキソフォーン四重奏で、その魅力を見せつけてくれました。
次の「With You」は震災の復興への想いの詰まった曲で、美しく心に沁みる音色(ねいろ)が、聞くものの胸を締め付けるように鳴り響き、自然の大きさと安らぎを感じさせて、我々を魅了しました。
プログラム最後は、「デューク・エリントンの時代から」。ジャズの巨匠の音楽に同時代のクラシック音楽を織り交ぜて、ジャジーにスイングしつつ、華やかな彩りと忍び寄る陰影をも取り込んで、この時期の音楽の豊饒を巧みに伝えてくれました。
最後の一音が消えると、会場からは大きな拍手が。それに応えてアンコールは「G線上のアリア」。シンプルな響きで、それまでの興奮をしっかりと収めて、しめやかに終演となりました。
あと2年で30周年という長きに渡って継続されている日本を代表する四重奏団の一つといっていいトレヴェール・クヮルテットが、3年連続ここ新潟で(しかも安価に)聞けるということは大変素晴らしいことであり、今後もまたこのような機会があることを望みながら、夜のバイパス上を帰路につきました。

オペラ「夕鶴」

2015年3月14日(土) 18:30 白根学習館ラスペックホール オペラ「夕鶴」

オペラ「夕鶴」/團伊玖磨

つう 笠原けい子
与ひょう 笠原壮史
運ず 長谷川徹
惣ど 林拓矢

南区児童合唱団
南区音楽祭オーケストラ
宮下秀樹(指揮)
内田久嗣(演出)

夕暮れ迫る8号線を一路白根へ。開演20分前に到着。
感想は、「キャスト、児童合唱、オーケストラ、演出、その他舞台に関わるひとたちの熱い想いに感動」です。
幕が閉まったまま、ステージ前方のオケ・ピットから序曲が高らかに鳴って、オペラが開幕しました。子供たちがヒロインを呼びにいくところからすでに高いボルテージで舞台が進み、登場人物のキャラクターごとにつけられる音楽がピタリとはまり、物語の世界へ引きずりこまれました。ヒロインはもとより、与ひょう、運ず、惣どたちの行いやその感情まで、歌と伴奏が見事に再現し、見るものを飽きさせません。ささやく弦楽器、つぶやく木管、吠える金管がシーンに彩りを添え、時に刺激して、歌劇に厚みを加え、歌い手たちをサポートして、舞台を盛り上げていきました。途中15分の休憩はありましたが、緊張は途切れることなく、悲しい結末へと導いてくれました。
満場の客席からは万雷の拍手が惜しみなく注がれ、この素晴らしいオペラ公演を讃えるカーテンコールが幾度となく続き、にぎにぎしく終演となりました。
南区で催されるこの公演は、3年連続で行われており、このような素晴らしい舞台が毎年のように見られるのは大変貴重なことだと思います。実行委員会を始め、関係する方々に大きな謝辞を贈りたいと思います。