4月のまとめ

4月も終わりますのでまとめを。

行ったコンサート。
2015年4月2日(木) 19:00 りゅーとぴあスタジオA コントラバス ア・ラ・カルト
2015年4月4日(土) 13:30 コンチェルト よろずやリコーダーカルテット コンチェルト インストアライブ
2015年4月4日(土) 15:00 えんとつシアター 春のえんとつ音楽祭 薫風の音
2015年4月4日(土) 18:30 新潟市音楽文化会館 榎本正一フルートリサイタル
2015年4月5日(日) 19:00 えんとつシアター 春のえんとつ音楽祭 スウィング・ミュゼット・クラブ 
2015年4月10日(金) 18:00 りゅーとぴあ東ロビー特設ステージ 春フェスタ 石山響一朗ジャズカルテット×柳本幸子
2015年4月13日(月) 19:00 新潟グランドホテル3階悠久 にいがた音楽協会 第21回総会コンサート
2015年4月15日(水) 12:20 新潟市市役所1階市民ロビー 第275回ミニコンサート ~パシオンは春風にのって~
2015年4月15日(水) 15:00 国立西中央病院ロビー 西中央病院ロビーコンサート(第59回)
2015年4月17日(金) 12:10 新潟大学付属図書館B楝インフォメーションラウンジ 暮らしっく広場2015 え?図書館でコンサートやるの? 弦楽六重奏ミニコンサート
2015年4月17日(金) 17:15 りゅーとぴあ東ロビー特設ステージ 春フェスタ 2015 りゅーとぴあ事業 アウトリーチ第2期登録アーティスト
2015年4月17日(金) 18:30 りゅーとぴあコンサートホール 佐渡裕指揮 兵庫芸術文化センター管弦楽団
2015年4月19日(日) 14:00 新潟大学中央図書館(五十嵐キャンパス)ライブラリーホール Okera Family Concert 新潟大学管弦楽団(since 1927)団員とOBによるアンサンブルコンサート
2015年4月21日(火) 19:00 新潟市江南区文化会館 音楽演劇ホール この世は舞台 ステージで聴く古楽器 2nd series ①ヴァイオリン
2015年4月24日(金) 19:30 Jazz Flash on guitar 門馬由哉 on flute 小笠原直子 LIVE IN Jazz Flash
2015年4月26日(日) 14:00 りゅーとぴあコンサートホール ラ・フォル・ジュルネ新潟 プレ公演【恋は何色?~恋する作曲家が生み出す珠玉のメロディー~】
2015年4月26日(日) 16:00 喫茶マキ Oto Cafe CD販売記念デュオライブ
17件でした。

行きたかったコンサート
2015年4月5日(日) 14:00 だいしホール 新潟中央高等学校音楽科一期生コンサート
2015年4月5日(日) 16:00 古町えんとつシアター 春のえんとつ音楽祭 ユーフォルビア
2015年4月11日(土) 17:00 新潟日報メディアシップ20Fそらの広場 ポッチャリーノ弦楽四重奏団 そらのコンサート
2015年4月12日(日) 17:30 弥彦総合文化会館 東京佼成ウィンドオーケストラ公演
2015年4月14日(火) りゅーとぴあスタジオA 桜 くら幻想(Sop:柳本幸子、Pf:斉藤晴海、絵画:猪爪彦一)
2015年4月18日(土) 13:30 ヒーリングホール 新潟古楽サロン プレイベント
2015年4月18日(土) 15:00 朝日酒造エントランスホール SanDoコンサート フルートXチェロXピアノ (金子由香利、片野大輔、佐藤瑠美)
2015年4月18日(土) 17:00 越後森林館 こだまホール 春のおと風 マリンバ&ヴァイオリン
2015年4月29日(水) 13:00 あいぽーと佐渡 ふれあいコンサート 吉田恭子と仲間たち (Vn:吉田恭子、Vc:渡部玄一、Pf:白石光隆)
2015年4月29日(水) 16:00 西新潟市民会館多目的ホール ルートヴィヒ・チェンバー・プレイヤーズ ~日本 X ドイツ 多彩なる室内楽の夕べ~
2015年4月29日(水) 16:30 妙高市文化ホール大ホール 陸上自衛隊東部方面音楽隊演奏会
11件でした。5月はラ・フォル・ジュルネもあるので、気合いを入れていきたいと思います。
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Oto Cafe CD販売記念デュオライブ

2015年4月26日(日) 16:00 喫茶マキ Oto Cafe CD販売記念デュオライブ

1.ケ・セラ・セラ/リヴィングストン
2.舟歌/チャイコフスキー
3.へ調のメロディ/ルビンシュテイン
4.夢のあとに/フォーレ
5.ノクターン 第2番 変ホ長調 作品9-2/ショパン
6.プレリュード 無伴奏チェロ組曲第2番 BWV1008より/J.S.バッハ
7.「美女と野獣」より美女と野獣/メンケン
8.「ハウルの動く城」より人生のメリーゴーランド/久石譲
9.ヴォカリーズ/ラフマニノフ
10.愛の挨拶/エルガー
11.吟遊詩人の歌/グラズノフ
12.リベルタンゴ/ピアソラ

牧野純子(Vc)
内田美果(Pf)

りゅーとぴあを後にし、コンチェルトさんへよってCDを買い、急いで会場へ。満場の中,、何とか席を見つけて開演を待ちました。
感想は、「レコーディングで磨かれた技を惜しげもなく披露する2人に喝采」です。
まずは、「ケ・セラ・セラ」。軽快に明るく映画音楽を仕上げて、快調な滑り出しとなりました。続く「舟歌」ではチャイコフスキー特有の北国のメランコリックな想いを内に秘めた楽想を端正に歌い、楽しませてくれました。続く「へ調のメロディ」では華やかに明快に、耳馴染みのある旋律を奏で、さらに「夢のあとに」を深くたっぷりと届けてくれました。
ここでおのおののソロが1曲ずつ。ショパンの「ノクターン」は優美に、バッハの「プレリュード」を飾り気なく端麗に聞かせてくれました。
デュオに戻って、ディズニーとジブリ。「美女と野獣」は華やかに優しく、「人生のメリーゴーランド」は揺れる三拍子を快く響かせて、和ませてくれました。
クラシックに戻り、ラフマニノフの憂愁を伝える「ヴォカリーズ」は心の奥底までその手を伸ばし、「愛の挨拶」で暖かい手触りのエルガーをもたらしてくれました。
そして最後2曲となり、「吟遊詩人の歌」を味わい深く、「リベルタンゴ」を勢いを持って情熱的にプレイすると、満場の拍手に包まれ、アンコールが求められ、2曲が演奏されて、にぎにぎしく終演となりました。
トークでのレコーディング秘話を聞くと、なかなかシビアなところもあったようですが、その成果が見事に花咲き、素晴らしいレコ発ライブとなって、幸せな気分になりました。今後のご活躍を祈念して、パソコンを閉じたいと思います。

ラ・フォル・ジュルネ新潟 プレ公演【恋は何色?~恋する作曲家が生み出す珠玉のメロディー~】

2015年4月26日(日) 14:00 りゅーとぴあコンサートホール ラ・フォル・ジュルネ新潟 プレ公演【恋は何色?~恋する作曲家が生み出す珠玉のメロディー~】

歌劇「蝶々夫人」より アリア「ある晴れた日に」/プッチーニ
オペラ「直江の婿えらび」序曲/宮下秀樹
同 アリア「あの人の声がまだ残る」/ 〃
愛のあいさつ(作曲者編曲による管弦楽版)/エルガー
「ロメオとジュリエット」(抜粋)/プロコフィエフ
交響曲第2番から 第3楽章(抜粋)/ラフマニノフ
交響曲第1番より終楽章(抜粋)/ブラームス

横田聡子(S)
LFJ新潟2015スペシャル市民オーケストラ
坂井悠紀(指揮)

7.2kmのランニングから戻って、CDを聞いていたら眠ってしまい、慌てて昼食を頂いてから、りゅーとぴあへ。
感想は、「地元新潟のオーケストラ・プレーヤーが集合しての一大饗宴を美味しく味わう」です。
司会者が登場して挨拶し、サプライズ・ゲスト(セイント・カミュ)や新潟市長などのひと言の後、まずはプッチーニ。独唱者が定位置について、指揮棒が下りると、「ある晴れた日に」が静々と流れ出しました。切々と、そして情熱的に歌われるアリアを、オケが好サポートし、順調なスタートを切りました。
続いて、司会よりマイクを受け取ったコンマスがお贈りする楽器紹介。弦・木管・金管の順にそれぞれの特徴を説明し、トップ奏者が「愛の賛歌」のメロディを奏でて、違いを分かりやすく聞かせてくれました。
プログラムに戻って、作曲者のインタヴューの後、「直江の婿選び」から2曲。「序曲」は懐かしさと優しさを伝える旋律で日本的な抒情を表し、アリア「あの人の声がまだ残る」で女心の切ない機微を大切に、朗々と歌い、新潟産オペラの調べでラ・フォル・ジュルネのオープニングに花を添えました。
管弦楽による「愛の挨拶」は、有名な旋律が舞台いっぱいに広がり、ふんわりと厚みを持って仕上げられ、また違った味わいのエルガーを提供してくれました。
男女の悲恋が演じられる「ロメオとジュリエット」。"騎士たちの踊り"を武骨に、鮮やかに繰り広げると、"愛"のテーマを柔らかに聞かせ、恋人の死を悲しむロメオの鎮痛な面持ちを、十二分に表現して、プロコフィエフのバレエ音楽をステージ上に再現してくれました。
さらにラフマニノフでは、ロシアの広大な大地を漂う儚い夢のような弦が胸を締め付け、クラリネットの歌が心に残りました。
そしてブラームス。悲壮な序奏から、ホルンの角笛が見事に決まり、荘厳なトロンボーンのコラールを経て、分厚い弦楽合奏が雄大に主題を歌いだすと、入り組んでいながら、人を引き付けてやまない第4楽章が、練達の技で展開され、金管のファンファーレから感動の結尾へなだれ込みました。
時間の限られたラ・フォル・ジュルネの公演のため、アンコールはありませんでしたが、大きな拍手は指揮者、ソリスト、LFJ新潟スペシャル市民オーケストラを大きく讃えて、しばしやみませんでした。

on guitar 門馬由哉 on flute 小笠原直子 LIVE IN Jazz Flash

2015年4月24日(金) 19:30 Jazz Flash on guitar 門馬由哉 on flute 小笠原直子 LIVE IN Jazz Flash

イエスタデイ ワンスモア~青春の輝き~イエスタデイ ワンスモア/カーペンターズ
カンドンベロスの2つのアリア/ブジョル
ロメロ
帰り道/門馬由哉
優しい風/ 〃
ナイトクラブ 1960/ピアソラ

 ※曲名は聞き取りのため正確でないことがあります。

19時30分開演ということで、仕事を終えてから一旦帰宅し、ビール一杯と、軽くつまみを頂いてから会場へ。
感想は、「よどみなく溢れでる音楽の息吹に酔いしれる」です。
まずはギターソロでカーペンターズ。軽いトークの後、さりげなく始まった爪弾きは快いグルーブとまろやかな音色(ねいろ)で、ぐっと心を掴み、素晴らしいオープニングとなりました。続いてフルートが加わり、ブジョールへ。暖かみのある笛の音(ね)とクールな六弦が刺激し合って、アツく軽快に戯れあい、流麗でエキサイティングな舞踏を繰り広げました。
休憩を挟んで、再度ギター1本で2曲。「ロメロ」はいきいきとノリ良く奏でられ、「帰り道」はじっくりと美しい旋律を際立たせました。デュオになっての「優しい風」は縦と横の糸が上手に絡み合って、瑞々しい織物に仕上げてくれました。プログラム最後の「ナイトクラブ 1960」では、前進するギターをバックに火花を散らすフルート。競い合い、調和してピアソラの歌心を輝きを持って届けてくれました。
このような素晴らしい演奏ですから、当然のようにアンコールがかかり、カーペンターズの「トップ・オブ・ザ・ワールド」が穏やかに奏されて、マーベラスなライブを豊かに締めてくれました。
老舗のジャズ喫茶でお酒を飲みながら楽しめるこの催しは、いつもと違って、リラックスするなかにも、音楽の喜びを頂ける貴重なひとときとなりました。

この世は舞台 ステージで聴く古楽器 2nd series ①ヴァイオリン

2015年4月21日(火) 19:00 新潟市江南区文化会館 音楽演劇ホール この世は舞台 ステージで聴く古楽器 2nd series ①ヴァイオリン

リコーダーと通奏低音のためのソナタ ハ長調 HWV365/ヘンデル
 Larghetto~Allegro~Larghetto~A tempo di Gavotti~Allegro
  [リコーダー&チェンバロ]
ソナタ ヘ短調 K.238/スカルラッティ
ソナタ ヘ短調 K.239/ 〃
  [チェンバロ]
ヴァイオリンとオブリガートチェンバロのためのソナタ 第4番 ハ短調 BWV1017/J.S.バッハ
 Largo~Allegro~Adagio~Allegro
  [ヴァイオリン&チェンバロ]
リコーダーとパルドゥッシュ・ヴィオールと通奏低音のためのトリオソナタ ニ短調 TWV42:d7/テレマン
 Andante~Vivace~Adagio~Allegro
  [リコーダー&ヴァイオリン&チェンバロ]

佐々木友子(Vn)
大作綾(Rec)
笠原恒則(Cemb)

仕事を終えて、薄明の亀田バイパスを江南区文化会館へ。開演25分前に到着。
感想は、「中世の宮廷のような舞台上で聞くバロックの心地よさに酔いしれる」です。
まずはヘンデル。素朴ながら丸みを帯びた笛の音色(ねいろ)が鍵盤の奏でと交錯し、ゆったりと、また勢いを持って、舞い上がり、飛び跳ねて、見事に着地しました。
続くスカルラッティでは、一音毎に変わる音のグラディエーションが精密に描かれ、この楽器でこそ、作曲家の真価が発揮されることを証明してくれました。
さらにバッハでは、機械仕掛けの通奏低音の上を巧みに行き交う弦の音(ね)が絡み合い、響き合って、音楽のつづれ織りを精巧に編み上げてくれました。
そしてテレマン。先陣を切るリコーダー、隙を与えず寄り添うヴァイオリン、それを支え、基盤を形作るチェンバロ。3者相まって、合奏の喜びを表現し、聞くものへの快感へと昇華させる素晴らしい演奏となりました。
大きな拍手が贈られ、それに応えて、ヘンデルのトリオソナタ2の2から3楽章が穏やかに届けられ、この幸せなコンサートを締めくくりました。
昨年のシリーズ1の好評を受けて、今年は年6回の公演ということですが、後5回が楽しみとなる第1弾となりました。

Okera Family Concert 新潟大学管弦楽団(since 1927)団員とOBによるアンサンブルコンサート

2015年4月19日(日) 14:00 新潟大学中央図書館(五十嵐キャンパス)ライブラリーホール Okera Family Concert 新潟大学管弦楽団(since 1927)団員とOBによるアンサンブルコンサート

TOMOKO-QUARTTE(弦楽四重奏)
 河本彩[薬大6] 斎藤晴香[農4](Vn) 坂下雅[農4](Va) 上野俊一[法6]
  弦楽四重奏曲 第17番「狩」より第1楽章/モーツァルト
Ensemble Flache(コントラバス・アンサンブル)
 加藤倫弘[工8] 本郷拓実[理6] 本間陽大[人文6] 中野美瞳[法5](Cb)
  コントラバス四重奏曲/ラウバー
ばんだいばし四重奏団(弦楽四重奏)
 佐藤恵美[経9] 別森規幸[法24](Vn) 久保崇輔[理9](Va) 大川知穂[教13](Vc) 
  弦楽四重奏曲 第3番より第3楽章/メンデスルゾーン
  弦楽四重奏曲 第77番「皇帝」より第4楽章/ハイドン
メディカル・コンソート(トリオ)
 熊谷駿介[医2] 鈴木渉[医3](Vn) 速水康成[医2]
  トリオ・ソナタ ト長調 作品12-2/コレッリ
すみません橋本じゃなくて目黒の方です。
 目黒栞奈[農3] 阿部敬伍[農9](Vn) 海野実佳[日歯3](Va) 田中理[人文3](Vc)
  Can you feel the love tonight/エルトン・ジョン
阿川勇介四重奏団(チェロ四重奏)
 安部信之介[農17] 阿部佐和子[人文6] 大川知穂[教13] 風間勇太[理10](Vc)
  エルザの大聖堂への行進/ワグナー(グリュッツマイヤー編)
老若男女(ヴァイオリン・アンサンブル)
 喜入冬萌[人文3] 小林惣市[工4] 河本彩[薬大6] 阿部敬伍[農9] 奈良秀樹[教23] 清水由美子[医24] 須田政志[教33] 木伏福子[教31] 佐藤恵美[経9] 岡部怜香[医2] 滝沢友香[医2](Vn)
  ワルツィング・キャット/アンダーソン
  晴れた日に/久石譲
  狩人の合唱/ウェーバー
おけら保育園 2015
 海野実佳[日歯3] 山田惠[理5](Vn) 府川拓矢[農3](Va) 田中理[人文3](Vc)
  弦楽四重奏曲 第77番「皇帝」より第2楽章/ハイドン
SHY トリオ(弦楽三重奏)
 奈良秀樹[教23](Vn) 竹内由木子(Va) 安部信之介[農17](Vc) 
  弦楽三重奏のためのディヴェルティメントより第1楽章/モーツァルト
海と河と、ときどきあべ(弦楽四重奏)
 河本彩[薬大6] 阿部敬伍[農9](Vn) 海野実佳[日歯3](Va) 安部信之介[農17](Vc) 
  JIN-仁- Main title/高見優
  ヴォカリーズ/ラフマニノフ
BASSGAREN(コントラバス・アンサンブル)
 冨岡章[工20] 井関智香[農15] 立野裕佳[教人10] 本間陽大[人文6](Cb)
  A white shade of .... Bach/J.S.Bach&K.Reid,G.Brooker
  上を向いて歩こう/中村八大
ツイッタカルテット(弦楽四重奏)
 斎藤晴香[農4] 佐野達志[人文4](Vn) 坂下雅[理4](Va) 井上航[教4]  
  弦楽四重奏曲第2番より第3楽章/ボロディン

   ※氏名の後の[工39]等の表示は、学部と新潟大学入学からの年数を表します。

新潟駅からJRで新潟大学前駅まで行き、そこから歩いて会場へ。
感想は、「懐かしいメンバーや新しい後輩たちの真摯な演奏にしみじみと浸る」です。
最初に断わっておきますが、今回のコンサートは私がかつて所属した新潟大学管弦楽団の現役生とOBによるうちわ向けの演奏会の様相を呈しておりますので、以下の文章には多分に贔屓目や希望的描写が入っております。そこはご容赦ください。
で、1組目は弦楽四重奏でモーツァルト。ファースト・ヴァイオリンの軽やかな旋律から音楽が始まり、好調なスタートとなりました。続いてコントラバス・アンサンブルがその巨体を表しました。風貌に似合わぬ良く練れた羊羹のような肌触りでラウバーを届けてくれました。次のカルテットでは、メンデルスゾーンを丁寧に、ハイドンを勢いよく飛ばして楽しませてくれました。本日初のトリオでのコレッリは朴訥としながらも懸命に取り組んでくれました。ここでクラシック以外の曲が登場し、「ライオンキング」の主題歌がやさしくおおらかに歌い上げられました。前半最後はチェロ四重奏でワーグナー。粛々と始まり、大きく盛り上げて、大聖堂へ向かう行進を描きあげてくれました。
15分の休憩を挟んで、後半の最初はヴァイオリンのアンサンブル。2班に別れてアンダーソンをコミカルに、久石譲をノスタルジックに奏でると、総勢11名でウェーバーをはでやかに飾って、楽しませてくれました。続いてのハイドンでは、「皇帝賛歌」の旋律が各楽器でリレーされ、それを彩る装飾が丹念に施され、心に沁みました。そしてモーツアルトのトリオ。練達の妙技で室内楽の醍醐味を味わわせてくれました。次のカルテットはドラマの音楽とラフマニノフの歌曲のアレンジ。「仁」では郷愁を誘い、「ヴォカリーズ」では切なく、北方の哀愁を伝えてくれました。バスガーデンのチームは、バッハに「青い影」をまぶした選曲で、アルコとピッチカートを上手に組み合わせて、風変わりでメロディアスなメニューを提供してくれました。そして最後はボロディンの「ノクターン」。コーカサスの平原を渡る風のように息の長い歌を滔々と歌い、このイベントをしっかりと締めてくれました。
冒頭でもお断りした通り、私にとっては遥か昔の青春を思い出させてくれるひとときであり、自分のクラシック音楽の原点でもある団体の現在の姿を確認する場でもありますから、聞いている間ずっと心はあの頃を彷徨い、懐かしさが溢れて、顧みて今のわが身を戒める大切な時間となりました。

佐渡裕指揮 兵庫芸術文化センター管弦楽団

2015年4月17日(金) 18:30 りゅーとぴあコンサートホール 佐渡裕指揮 兵庫芸術文化センター管弦楽団

舞踏への勧誘 Op.65 J.260/ウェーバー
ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 Op.21/ショパン
 第1楽章:マエストーソ
 第2楽章:ラルゲット
 第3楽章:アレグロ・ヴィヴァーチェ
交響曲第2番 ニ長調 Op.73/ブラームス
 第1楽章:アレグロ・ノン・トロッポ
 第2楽章:アダージョ・ノン・トロッポ
 第3楽章:アレグレット・グラツィオーソ(クワジ・アンダンティーノ)-プレスト・マ・ノン・アッサイ
 第4楽章:アレグロ・コン・スピリート

エフゲニ・ポジャノフ(Pf)
兵庫芸術文化センター管弦楽団(管弦楽)
佐渡裕(指揮) 

春フェスタのステージが終わったのが開演5分前。ロビーを走り、階段を駆け上がって、なんとか着席。今日はちょっと忙しい日々となりました。
感想は、「溢れる熱情と熱い演奏で思わず体が反応してしまうほど興奮」です。
まずはウェーバー。チェロの妙なるソロにクラリネットが優しく応えると、華やかな舞踏会の始まり。鮮やかな管弦楽が華麗に舞い踊り、再度チェロがしっとりと締めて、大満足のオープニングとなりました。
続いてソリスト登場でショパンのロマンチックな協奏曲。繊細で豪放なピアノをしっかりとサポートし、時に分厚い響きでホールを満たすオーケストラが協奏する1楽章。ソロの揺らぎにそっと寄り添う2楽章。勢いよく歌う鍵盤をがっちりと受け止め、せめぎ合いながら高みを目指す3楽章。いずれも聞くものを一瞬たりとも離さない見事な出来栄えで、コンチェルトの醍醐味を味わわせてくれました。何度ものカーテンコールを受け、ソリストがショパンの「ワルツ Op.34-3」を威勢よくプレイして、聴衆の要望答えました。
20分の休憩を挟んで後半はブラームス。柔らかな低弦に誘われて歌いだすホルン。豊かで柔和な音色(ねいろ)が支配する瞬間が垣間見え、作曲者の情熱が音の塊りとなって、迫りくるアレグロ。陰影と苦悩が見え隠れし、北国の冬空を思わせる色彩が丁寧に描写されるアダージョ。明るさが木管に現れ、せわしない身振りで囀る弦とあいまって、彩りを添えるアレグレット。持てる力をすべて注ぎ込んで、全速力で駆け抜けるフィナーレ。そのどれもが指揮者の発するエネルギーを何倍にも増幅し、大いなる音響体を構築して、客席を圧倒するがごとく、りゅーとぴあの空間に溢れました
このような素晴らしい演奏ですから、当然のようにアンコールがかかり、兵庫県のオケということで、地元にある"宝塚"にちなんだ「すみれの花咲くころ」が楽しげに演奏されてお開きとなりました。
阪神大震災後の兵庫県にあって、音楽で盛り上げてきたこのオーケストラがこのように活躍されていることに感動を覚え、明日からの日々への勇気をもらいました。

春フェスタ 2015 りゅーとぴあ事業 アウトリーチ第2期登録アーティスト

2015年4月17日(金) 17:15 りゅーとぴあ東ロビー特設ステージ 春フェスタ 2015 りゅーとぴあ事業 アウトリーチ第2期登録アーティスト

月の光/ドビュッシー
愛の夢 第3番/リスト
リゴレット・パラフレーズ/ 〃
小黒亜紀(Pf)

春の歌/メンデルスゾーン
「歌の翼」による幻想曲/メンデルスゾーン シュテックメスト編
白つぐみ/ダマレ
ロンドンデリーの歌/アイルランド民謡
金子由香利(Fl,Picc) 若杉百合恵(Pf)

君の心を開け/ビゼー
4月の歌/ 〃
美しき夕べ/ドビュッシー
あやつり人形/ 〃
私は夢に生きたいの/グノー
歌うだけ/武満徹
小山瑠美子(S) 齋藤晴海(Pf)

日帰り温泉から戻り、CDを聞きいているうちに眠りに落ちて、目覚めれば開演30分前、慌てて飛び出し、チャリを漕いで、りゅーとぴあへ。なんとか間に合いました。
感想は、「アウトリーチ・アーティストたちの素晴らしい演奏を堪能する」です。
まずは小黒亜紀さん。「月の光」が羽毛のようなタッチで流れ出し、夢見心地に。さらに「愛の夢」が優しく奏でられ、心癒されました。最後は「リゴレット・パラフレーズ」で妙技を披露して、大きな拍手を受けました。
続いて、金子由香利さん。メンデスルゾーンが2曲。「春の歌」はすっきりと通る音色(ねいろ)で、シュテックメスト編による「『歌の翼』幻想曲」では揺れる響きが入り混じり、若月百合恵さんのしっかりと寄り添うピアノとも相まって、美しい音楽を届けてくれました。ピッコロに持ち替えての「白つぐみ」で明るく囀ると、最後の「ロンドンデリーの歌」で郷愁を誘いました。
トリは小山瑠美子さん。フランスの歌曲で勝負とのことで、「君の心を開け」では豊かで芳醇なソプラノがロビーに放たれ、齋藤晴海さんの冴えわたる伴奏と共に、一瞬にしてあたりを満たしました。「4月の歌」を大事に仕上げると、次はドビュッシーを2曲。「美しき夕べ」を薄墨の美声で漂わせ、「あやつり人形」を妖しくも可憐に歌って楽しませてくれました。最後は武満の「歌うだけ」。谷川俊太郎の簡潔で切れの良い日本語を潔くすっきりと聞かせて、このステージを締めてくれました。
りゅーとぴあアウトリーチ第2期登録アーティスト3名の方々はいずれ劣らぬ強者揃いで、こうような素晴らしい演奏家さんが新潟市のあちこちで音楽の贈り物を市民に出前してくれることは大変意義のあることだと思いますし、2年後のまとめのコンサートが今から大変楽しみになりました。

暮らしっく広場2015 え?図書館でコンサートやるの? 弦楽六重奏ミニコンサート

2015年4月17日(金) 12:10 新潟大学付属図書館B楝インフォメーションラウンジ 暮らしっく広場2015 え?図書館でコンサートやるの? 弦楽六重奏ミニコンサート

ディヴェルティメント ニ長調 K.136/モーツァルト
 アレグロ ニ長調
 アンダンテ ト長調
 プレスト ニ長調

三浦美香、伊野江利子(Vn)
小澤徹之(Va)
中里駿之介、廣田晶子(Vc)
高橋韻識(Cb)

車で五十嵐キャンパスへ。20分前に到着。
感想は、「若々しい弦楽合奏にしばし聞き入る」です。
まずは「デベルティメント K.136」の1楽章から。軽やかな出だしから、内声の刻みが見え隠れし、時に低弦が決めて、快調なスタートとなりました。一旦司会がトークをしてから、2、3楽章へ。アンダンテをしなやかに歌い、プレストを勢いよく駆け抜けて、上々の仕上がりを聞かせてくれました。しっかりとメロディ奏でるファースト・ヴァイオリン、時に伴奏を際立たせるセカンド・ヴァイオリン、渋く彩るヴィオラ、豊かな低音を聞かせるチェロ、それらを下でがっちり支えるコントラバス。六人がそれぞれの役割を見事に果たし、集まった聴衆に音楽の贈り物を届けていました。
暮らしっく広場2015 西区国際音楽祭の一環としてやられるお昼休みに行われた短いコンサート。新潟大学音楽科の学生さんによる演奏もしっかりしており、企画・運営される学生さんたちも一生懸命で、好感が持てました。さらにいろいろな催しが予定されているそうで、『いけるものには行きたいなあ』と思いながら、日帰り温泉へと向かいました。

西中央病院ロビーコンサート(第59回)

2015年4月15日(水) 15:00国立西中央病院ロビー 西中央病院ロビーコンサート(第59回)

1.犬が自分のしっぽを見てうたう歌/やなせたかし詞 木下 牧子曲
2.サッちゃん/阪田寛夫 詞 大中恩 曲
3.犬のおまわりさん/さとうよしみ 詞 大中恩 曲
4.サッちゃんの家/畑中良輔 詞、大中 恩 曲
5.子犬のワルツ/ショパン
6.大河ドラマ 「花燃ゆ」メインテーマ/川井憲次
7.手紙~拝啓 十五の君へ/アンジェラ・アキ

西谷純代(S)
山井満樹(Pf)

市役所を後にし、一旦りゅーとぴあへ。ラ・フォル・ジュルネのチケットを購入して帰宅。車で西中央病院へ。とは言いながら小針西の迷路のような裏道を行ったり来たりして、何とか到着。
感想は、「病めるものも健康なるものも平等に分け与えられる歌がもたらす感動が満ち溢れる様に感極まる」です。
1曲目の「犬が自分のしっぽを見てうたう歌」から、コミカルに演技もついた楽しい歌声がロビーに響き、暖かな気持ちになりました。続けて「サッちゃん」がしんみりと、「犬のおまわりさん」がお茶目に歌われると、これが次の「サッちゃんの家」への伏線となっており、"サッちゃん"に恋する"犬のおまわりさん"という設定で、小さなオペラのように演じられ、切ないながら笑いを誘う筋書きで楽しませてくれました。
ここでピアノ独奏で「子犬のワルツ」。はしゃぎまわる様子が円舞曲にのって、可愛く奏でられ、すっきりと仕上げてくれました。
犬にまつわる曲は一段落して、大河ドラマのテーマ曲へ。維新の情熱が壮大に、切々と流れ出し、胸を締め付けました。
そして最後は「手紙~拝啓 十五の君へ」。若き日の悩む心を応援する歌詞が、澄んだソプラノにのって、手厚く、かばうように歌いあげられ、感動のエンディングなりました。
普段コンサート会場に行けない方々への心を込めた音楽のプレゼントがこうして60回近くも行われていることは大変意義あることと思いますし、それを素晴らしい技で実現してくれる演奏者の皆様、運営される関係者の方々に大いなるエールを贈りたいと思います。