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1月のまとめ

1月のまとめです。

行ったコンサート。

2018年1月4日(木) 15:00 ヤマハ新潟店スペースY New Year CONCERT in NIIGATA 2018 
2018年1月7日(日) 14:00 新潟市音楽文化会館 新潟アルス・ノーヴァ 新春ファミリーコンサート 
2018年1月10日(水) 13:30 コンチェルト Ikiatari Battari na Live 睦月の巻 昼の部 
2018年1月12日(金) 19:00 新潟県民会館大ホール ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団 ~ニュー・イヤー・プレミアム・コンサート~ 
2018年1月14日(日) 13:00 新潟市民芸術文化会館コンサートホールホワイエ 東響ロビーコンサート ヴァイオリン二重奏 
2018年1月14日(日) 17:00 新潟市民芸術文化会館コンサートホール 東京交響楽団第105回新潟定期演奏会 
2018年1月20日(土) 19:00 新潟市音楽文化会館大ホール 第31回新潟ジャズストリート 敬和学園高等学校 Jazz Hornets 
2018年1月20日(土) 20:00 新潟市音楽文化会館大ホール 第31回新潟ジャズストリート 敬和学園大学 Jazz Quest 
2018年1月21日(日) 14:00 新潟市民芸術文化会館スタジオA 本間美恵子+Euphorbia「そして、大地へ」~マリンバづくし~
2018年1月24日(水) 19:30 万代シルバーホテル4Fサンセットラウンジ BANDAI SILVER HOTEL LOUNGE SPECIAL LIVE ナタリー石田&川崎祥子 New year concert
2018年1月26日(金) 19:00 新潟市民芸術文化会館スタジオB Noism2 定期公演 vol.9
2018年1月27日(土) 10:30 新潟青陵大学・短期大学部 1413 第一音楽室&青陵ホール ベートーヴェンのピアノソナタを聴こう! 第5弾 ~最終回!魅力・名曲ダイジェスト~
2018年1月27日(土) 18:00 Dr.可児 ピアノ連弾&鍵盤ハーモニカライブ『ラフ&ラグ』~大安吉日イブスペシャル
2018年1月28日(日) 18:30 コンチェルト Ikiatari Battari na Live 睦月の巻 夜の部

14件でした。

行きたかったコンサート。

2018年1月8日(月) 14:00 ヤマハ新潟店スペースY 田中靖人 サクソフォンリサイタル 1
2018年1月13日(土) 14:00 だいしホール アンサンブル・アルブル・ニューイヤー・コンサート2018 2
2018年1月13日(土) 15:00 上越文化会館大ホール ウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団ニューイヤー・コンサート2018 3
2018年1月20日(土) 15:00  朝日酒造エントランスホール SanDoコンサート vol.85 ニューイヤーコンサート in エントランス 弦楽五重奏 4
2018年1月21日(日) 14:00 柏崎市文化会館大ホール 柏崎第九演奏会 5

5件でした。2月も頑張ります。
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Ikiatari Battari na Live 睦月の巻 夜の部

2018年1月28日(日) 18:30 コンチェルト Ikiatari Battari na Live 睦月の巻 夜の部

第1部
 フォルテシモ/蓑輪単志
 チェリー/草野正宗
 ねこふんじゃった/不詳
 キャッツアイ/小田裕一朗
 ダイアモンド/奥居香
 瞳がほほえむから/上田知華
第2部
 雪の華/松本良喜
 白い恋人たちメインテーマ~白い恋人達
 クシコスポスト~運動会メドレー
 銀河鉄道999/タケカワユキヒデ
 Tears in heaven/クラプトン
第3部
 星めぐりの歌/宮沢賢治
 クロコダイルロック/ジョン
 タブー/レクオーナ
 津軽海峡冬景色/三木たかし
 All is white/シモン
 It's for you/メセニー&メイズ

川崎祥子(Pf)

仕事を終え、コンチェルトさんへ。開演10分前に到着。
感想は、「いつもながらのゆるゆるでカッコいいライブを楽しむ」です。
まずは戌年ということでハウンドドッグの「フォルテシモ」から。爽やかな青春の涙を思い起こさせるアツさで冒頭を飾りました。続いてスピッツの「チェリー」。切なくも剽軽に弾(はず)み、楽しさを届けました。次はお馴染みの「ねこふんじゃった」をアドリブを交えて、散尻(ちりじり)に切り裂き、優しく宥(なだ)めて、変奏曲に仕立てました。さらに杏里の「キャッツアイ」。夜の静寂(しじま)を破るカッコよさを打ち込みました。ここでプリンセス・プリンセスの「ダイアモンド」を、観客のおひとりを巻き込んでの連弾。明るく愉しい調べが、ノリノリでヒートアップし、大きく盛り上がって、喝采を浴びました。第1部最後は今井美樹の「瞳がほほえむから」。一転、落ち着きを見せ、グラスに着く水滴が煌めいて、柔らかに癒しました。
休憩を挟んで第2部は中島美嘉の「雪の華」。透明な響きが清廉の涼しさを伝え、心を清めました。続いてフランス映画の「白い恋人たち メインテーマ」から桑田佳祐の「白い恋人達」メドレー。お洒落に"おすまし"を決めて過ぎ去ると、濃いめの味わいで憧れを奏でました。ここで「クシコスポスト」を先頭に運動会で流れる曲集でまとめ、賑やかに囃し、忙(せわ)しく追い立てて、競技を煽りました。さらにゴダイゴの「銀河鉄道999」が、軽いタッチで優雅に流れました。第2部最後はエリック・クラプトンの「Tears in heaven」。しめやかに鎮め、水玉を転がして、切なさで塗り込めました。
2度目の休憩の後、第3部は宮沢賢治の「星めぐりの歌」。あっけらかんとした明るさが却って悲しみを浮き出させ、広い平原に懐かしさを湛えました。続いてエルトン・ジョンの「クロコダイル・ロック」。生きいきと弾み、ポップに彩りました。次はドリフで有名な「タブー」。ミステリアスに絡み、透き通った美しさで描きました。ここで再度の連弾で昭和の名曲:「津軽海峡冬景色」。想いを込め、乱れる心を昂(たかぶ)らせて、アツく奏でを交わし合いました。さらに映画「皇帝ペンギン」のサウンドトラックから「All is white」。白い氷が海中を浮遊し、フワフワと彷徨(さまよ)いました。第3部最後はパットメセニーの曲を矢野顕子がカバーした「It's for you」。青空を飛び交い、輝きを舞い散らせて、湧き出る希望で満ち溢れる情景を描きました。
会場からは大きな拍手が贈られ、変幻自在、当意即妙でのプレイを讃えました。
緩いように見えてきっちりと楽しませ、時にイタズラ心を覗かせて、聴衆の心をがっちりと掴む巧みさに魅了されて、またの機会を楽しみにしつつ、会場を後にしました。

ピアノ連弾&鍵盤ハーモニカライブ『ラフ&ラグ』~大安吉日イブスペシャル

2018年1月27日(土) 18:00 Dr.可児 ピアノ連弾&鍵盤ハーモニカライブ『ラフ&ラグ』~大安吉日イブスペシャル
第1部
 Be our guest/メンケン
 グラジオラス・ラブ/ジョプリン
 Rag Time On The Rag/崎谷健次郎
 ルートビアラグ/ジョエル
 ウエディング・ベル/古田喜昭
 世界で一番君が好き?/クリヤマコト
第2部
 火曜サスペンス劇場オープニングテーマ~聖母(マドンナ)たちのララバイ
 幸せいっぱいラグ/MIER
 Boys be quite ambitious/川崎祥子
 Oh Happy Day/Hawkins

川崎祥子(Pf、鍵盤ハーモニカ)
神田恵子(Pf)

一旦帰宅し、昼食を取り、所用を足して、休憩してから、Dr.可児へ。開演20分前に到着。
感想は、「ピアノ連弾をメインにしたネタ満載の賑やかなライブを楽しく満喫する」です。
まずは「美女と野獣」から「Be our guest」でスタート。ウキウキと弾(はず)んで、明るく冒頭を飾りました。続いてラグが2曲。ヨタヨタとした足取りで、あっけらかんと歩む「グラジオラス・ラブ」。気楽にテクテクと進む「Rag Time On The Rag」。陽気で楽しげなリズムを届けました。次はビリー・ジョエルの「ルートビアラグ」。忙しげに刻み、朗らかに飛ばしました。ここでシュガーの「ウエディング・ベル」。軽快に浮き立ち、キラキラと輝いて、ちょっと落ち込み、シニカルに笑いました。第1部最後は鍵盤ハーモニカに持ち替えて、平井堅の「世界で一番君が好き?」。ノリノリでズンズンまくし立て、滑らかに囀りました。
休憩を挟んで第2部は、速め目の前奏からの「火曜サスペンス劇場オープニングテーマ」。大げさに身構えて、メリハリを付け、そのまま「聖母(マドンナ)たちのララバイ」へ。会場の笑いを誘って、大受けで賑わしました。続いて「幸せいっぱいラグ」。ミディアムテンポでさりげなく通り過ぎました。ここでオリジナル曲の「Boys be quite ambitious」、通称"BBQ"。ビートが華やかに広がり、勢いよく跳ねまわりました。プログラム最後は「Oh Happy Day」。願いを歌い上げて、喜びを運びました。
会場からは大きな拍手が贈られ、それに応えてのアンコールは「お嫁サンバ」。モリモリに盛り上げて、にぎにぎしく終演となりました。
曲に合わせて、ルートビアの振る舞いがあったり、見事な手品の披露などを挟み込み、エンターテインメントを盛り込んだ楽しいステージを繰り広げて頂いたことに感謝して、快い気分で、家路を急ぎました。

ベートーヴェンのピアノソナタを聴こう! 第5弾 ~最終回!魅力・名曲ダイジェスト~

2018年1月27日(土) 10:30 新潟青陵大学・短期大学部 1413 第一音楽室&青陵ホール ベートーヴェンのピアノソナタを聴こう! 第5弾 ~最終回!魅力・名曲ダイジェスト~

公開講座
1.ベートーヴェンの生涯
2.ベートーヴェンって?
3.ベートーヴェンのピアノ・ソナタ
4.ベートーヴェンのピアノ・ソナタ を楽しむ
5.ミニコンサート
 ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 作品57「熱情」第1楽章
 ピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調 作品106「ハンマークラヴィーア」第1楽章
 ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 作品13「悲愴」第2楽章

栄長敬子(講演、Pf)

所用を足した後、青陵大学へ。開演20分前に到着。
感想は、「ベートーヴェンについての様々な知識を実演を交えての講演と付随するミニコンサートを楽しむ」です。
最初は大学の4階にある第一音楽室での公開講座。生涯の出来事の概略を聞き、その人となりや会った人の残した印象や証言により、人間としてのベートーヴェンを紹介した後、ピアノ・ソナタの特徴を時代ごとに、譜例を示し、実際に音にして、その多様性をわかりやすく説明しました。そしてミニコンサートでの曲目の候補を提案し、聴講者に選んでもらう方式で決定する手順を取りました。
休憩を挟み、場所を青陵ホールに移しての演奏は「ピアノ・ソナタ第23番『熱情』」の第1楽章から。重く沈み込みように始まり、その巨体を徐々に水面に浮かべて、波しぶきを立てて進み、強く弱く光と影を対比させ、うねりながら力を込めました。続いて「第29番『ハンマークラヴィーア』」の第1楽章。灼熱の照り返しで輝き、響きを明るく開放し、華奢で無邪気に飾り、勢いを拡げて、絢爛たる燭光を映し、平坦な道を粛々と歩み、水滴が跳ねて、果敢に進行しました。最後は「第8番『悲愴』」の第2楽章。柔らかで優しく包み、しなやかな水色の布で覆い、時に悲しみを滲ませて、大きく膨らみ、やがて一点に収束しました。
会場からは大きな拍手が贈られ、興味深い講演と素晴らしい演奏を讃えました。
日頃なかなか聞けない学問としての音楽について学び、しかもそれが音となって、はっきりと知覚できたことに感謝して、快い気分で、帰路に付きました.

Noism2 定期公演 vol.9

2018年1月26日(金) 19:00 新潟市民芸術文化会館スタジオB Noism2 定期公演 vol.9

金森穣振付Noismレパートリー
演出:山田勇気(Noism2リハーサル監督)
出演:Noism2
1.「Nameless Poison-黒衣の僧」(2009年)より
 音楽/P.チャイコフスキー《白鳥の湖》より第一幕 第1場《情景》
2.「Nameless Hands-人形の家」(2008年)より
 音楽/アルヴォ・ペルト《Collage sur B-A-C-H》より《Ⅱ.Sarabande.Lento》
 衣装:中嶋佑一(黒衣)
3.「ASU-不可視への献身」(2014年)より
 音楽:ボロット・バイルシェフ《Rainbow》
4.「Nameless Hands-人形の家」(2008年)より
 音楽:イングランド民謡《Greensleeves》
 衣装:中嶋佑一(黒衣)
5.「PLAY 2 PLAY-干渉する次元」(2007年)より
 音楽:トン・タッ・アン《PLAY 2 PLAY》(2003 Ver.)
6.「SHIKAKU」(2004年)より
 音楽:J.S.バッハ《無伴奏チェロ組曲 第5番 ハ短調 BWV1011 4.Sarabande》
7.「Zone-陽炎 稲妻 水の月」「academic」(2009年)より
 音楽:J.S.バッハ《無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第1番 ロ短調 BWV1002 5.Sarabande》
新作『私を泣かせてください』
演出振付:島地保武
音楽:ゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデル、岡直人
衣裳:山田志麻
出演:Noism2

Noism
芸術監督/金森穣
副芸術監督/井関佐和子
Noism2リハーサル監督/山田勇気
Noism2メンバー/西澤麻耶、片山夏波、門山楓、牧野彩季、三好綾音、岩城美桜、森加奈、森川真央、鈴木夢生
製作/上杉晴香、堀川いづみ、関佳蓮、遠藤龍

仕事を終え、雪道を安全運転でりゅーとぴあへ。開演40分前に到着。
感想は、「深遠なる表現と若き息吹の発現に魅了される」です。
前半は「金森穣振付Noismレパートリー」。打ち鳴らされる"四つ打ち"に乗って溌剌と序曲を繰り広げる「Nameless Poison-黒衣の僧」の《情景》。一人切なさを受け止め、苦しみにまみれる「Nameless Hands-人形の家」の《Ⅱ.Sarabande.Lento》。怪しい祭囃子に乗り、強制され、引き攣った笑いで踊る「ASU-不可視への献身」の《Rainbow》。平原に立つ一本の木を背景に、操られるものが、隙を見ては後見役に抗(あらが)い、その関係性を問い質(ただ)す「Nameless Hands-人形の家」の《Greensleeves》。清新な生命の息吹を放ちながら離合し、集散する「PLAY 2 PLAY-干渉する次元」の《PLAY 2 PLAY》。孤独な振舞いで葛藤と苦悩を演じる「SHIKAKU」の《無伴奏チェロ組曲 第5番 Sarabande》。実体化する鏡像と対峙し、ゆっくりと溶け合って、一点へと収斂(しゅうれん)する「Zone-陽炎 稲妻 水の月」「academic」の《無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第1番 Sarabande》。幾つもの場面を切り貼りし、集団と個を対比させて、新たなる可能性を築き上げました。
休憩を挟んで後半は「新作『私を泣かせてください』」。対立するもの同士が入り乱れ、小競り合いを引き起こし、さざめく波風を立たせると、壁を築き、光りと闇に別れ、あちら側では耀きを鼓舞し、こちら側では暗がりを誇示しました。群集が去り、それぞれの切れはしが向かい合い、争って、火花を散らし、姿を隠すと、3つの身体が微速で絡み合い、静寂を醸し出しました。人々が舞い戻り、生きいきと煩(うるさ)いほどの会話をし、場からはみ出して、訴えを放ち、絆で繋がれて、やがて消え去りました。残された2人が、お互いの天性をむき出しにして向かい合い、力を尽くして闘って、やがて燃え尽きました。
会場からは大きな拍手が贈られ、数回のカーテンコールで、素晴らしい舞踊を行った者たちを大いに讃えました。
訓練された肉体が齎(もたら)す興奮と、元気と明るさを弾(はじ)けさせる若さの眩(まぶ)しさが交錯する舞台を目の当たりにして、驚きと感動を頂いたことに感謝して、喜ばしい気分で、家路を急ぎました。

BANDAI SILVER HOTEL LOUNGE SPECIAL LIVE ナタリー石田&川崎祥子 New year concert

2018年1月24日(水) 19:30 万代シルバーホテル4Fサンセットラウンジ BANDAI SILVER HOTEL LOUNGE SPECIAL LIVE ナタリー石田&川崎祥子 New year concert

第1部
 リバティ/吉田美奈子
 One more try/マイケル
 恋人になりたい/遠藤京子
 マスカレード/玉置浩二
 フロー/川崎祥子
 化粧/中島みゆき
 ピアノマン/ジョエル
第2部
 Your song/ジョン
 Kiss From a Rose/シール
 ハピネス/タケカワユキヒデ
 うめ/マンダムズ
 グッドラックラブ/小田裕一郎
 ニューヨークの思い出/ジョエル
 Far away/谷村新司
 流星/吉田拓郎

ナタリー石田(Vo)
川崎祥子(Pf)

日中様々な所用をこなし、みなとトンネルを都合により2往復走って、夕食を取り、万代シルバーホテルへ。開演20分前に到着。
感想は、「ソウルフルなヴォーカルと、それに寄り添い美しく彩るピアノに魅了される」です。
まずは吉田美奈子の「リバティ」から。ミディアム・テンポでコク深く、たっぷりとしたヴォリュームで歌い上げました。続いてジョージ・マイケルの「One more try」。切なさを含んだ潤いで描き、徐々に高まりを見せて、アツい願いを伝えました。次は遠藤京子の「恋人になりたい」。しっとりと胸を焦がす想いを届け、ゆっくりと恋の焔(ほのお)を燃やしました。さらに安全地帯の「マスカレード」になるとポップに弾(はず)み、魂を込め、パワフルに仕上げました。ここでピアノソロで1曲。ピアニスト作曲の「フロー」が、煌めく水面(みなも)に波紋を拡げ、穏やかでリズミカルに動き出しました。ヴォーカルが戻って、中島みゆきの「化粧」。胸を締め付ける後悔と辛く悲しい思い出を振り返り、心の叫びを真っ直ぐに放ちました。気分を変えて、続くはビリー・ジョエルの「ピアノマン」。むせび泣くブルースハープに乗せて、都会の粋を軽く柔らかに弄(もてあそ)び、うねるようなグルーブでシャウトしました。
休憩を挟んで第2部はエルトン・ジョンの「Your song」からスタート。清冽な叙情で囁(ささや)き、まろやかな優しさで彩りました。続いてはシールの「Kiss From a Rose」。緩やかな波立ちの上をハートフルな息吹で飛翔し、心を込めて、言葉を紡ぎました。次はゴダイゴの「ハピネス」。明るく爽やかに照らし、ピカピカの輝きで満たしました。2回目のピアノソロはヴォーカリスト作曲の「うめ」。早春の風を吹かせ、残雪の山脈(やまなみ)を描きました。歌い手が帰って、田原俊彦の「グッドラックラブ」。翳りのあるバラードで、夜に集(つど)う哀愁を奏でました。ここでまたしてもビリー・ジョエルで「ニューヨークの思い出」。落ち着いた呟(つぶや)きから、張りのあるトーンでの絶唱へ、一段ずつ階段を登り詰めました。さらに谷村新司の「Far away」では、マイルドに始まり、優しさを積み上げて、高みへと向かいました。プログラム最後は吉田拓郎の「流星」。碧空(へきくう)へ飛び立ち、募る思いをつらつらと綴って、頂きへ歩み出しました。
会場からは大きな拍手が贈られ、それに応えてのアンコールは来生 たかおの「With」。切々と認(したた)めて、暖かい雰囲気での終演となりました。
極寒の夜に、ハートウォーミングでプレミアムな空間を提供して頂いたことに感謝して、快い気分で、家路を急ぎました。

本間美恵子+Euphorbia「そして、大地へ」~マリンバづくし~

2018年1月21日(日) 14:00 新潟市民芸術文化会館スタジオA 本間美恵子+Euphorbia「そして、大地へ」~マリンバづくし~

~第1部~ 本間美恵子のマリンバづくし <ゲスト:品田真彦(ピアノ)>
 無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番 ト短調 BWV1001 よりフーガ/J.S.バッハ
 イリヤーシュ/ジブコビッチ
 チゴイネルワイゼン/サラサーテ
 ライト イン ザ ダークネス/グレニー
 シロホン コンチェルティーノ/黛敏郎
~第2部~ そして、ユーフォルビアの大地へ
 サークル・オブ・ライフ/ジョン
 だったん人の踊り/ボロディン
 風/徳岡慶也
 The Hibiee Jibees/グラナドス
 明日/ギャニオン
 紅風/川崎祥子
 Euphorbia/ 〃
 アナザー・スター/ワンダー

Euphorbia
 市橋靖子(FL)
 川崎祥子(Pf)
 本間美恵子(Marmba&Per)

10km走って、昼食をとり、りゅーとぴあへ。開演20分前に到着。
感想は、「真剣勝負の第1部、和気藹々の第2部、それぞれの素晴らしさを楽しむ」です。
第1部はマリンバ独奏のステージ。まずはバッハの「無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番」より「フーガ」。跳ねる水玉の群れが行き交い、淡い悲しみが透けるように浮かび上がりました。続いてジブコビッチの「イリヤーシュ」。水槽の中に響く木霊(こだま)が寄り添い、大らかな潮流に乗って、細やかな鼓動が舞い踊りました。次はお馴染みの「チゴイネルワイゼン」。大げさに愁いを奏で、薄明の灯りを点して、柔らかに勾玉(まがたま)を転がすと、一転くっきりと表情を変え、疾風(はやて)の足取りで、俊足を飛ばしました。ここで気分を変えてグレニーの「ライト イン ザ ダークネス」。ゆったりと波紋が広がり、暖かさで包み込んで、静寂の音色(ねいろ)を届けました。第1部最後は黛敏郎の「シロホン コンチェルティーノ」。洋風の衣装を着た祭囃子で、足早に神輿(みこし)を担ぐ第1楽章。ぎこちない蝉の鳴き声を背に、薄明りの中、優しく慰めを届ける第2楽章。高速で上下する回転木馬が交差し、目にも止まらぬ勢いを持って、銃弾を連射する第3楽章。俊敏なる技と本邦の心を描き出す熱情で見事な協奏を成し遂げました。
休憩を挟んで第2部はチーム・ユーフォルビアでの演奏。まずはエルトン・ジョンの「サークル・オブ・ライフ」。煌めく氷河がそそり立ち、草燃える平原沸き立つ中、青空に吹き渡る風が快く、頬を掠(かす)めました。続いてボロディンの「だったん人の踊り」。甘やかで温かく漂う筋雲が流れ、蹄(ひずめ)の音を響かせて、柔らかに包み込みました。次は徳岡慶也の「風」を、生きいきと弾(はず)ませ、爽やかに刻みました。さらにメンバー内で通称"マラカスおじさん"と称される「The Hibiee Jibees」。細やかで軽快に羽搏(はばた)き、滑らかに滑空して、楽しさを伝えました。そしてアンドレ・ギャニオンの「明日」。ゆっくりと揺れる浮雲を映し、快い安らぎを運びました。ここでピアニストの曲を2つ。遥かなる草原の拡がりを感じ、フワフワとした綿毛が飛び交う様を照らす「紅風」。穏やかに過ぎる昼下がりの日溜(ひだま)りに流れる午後の倦怠を味わい、喜びの丘へと登っていく「Euphorbia」。透き通る調べで移ろい、まろやかな器で持て成しました。プログラム最後はスティービー・ワンダーの「アナザー・スター」。ノリノリで沸かせ、ガンガンと攻め込んで、陽気な気分で、場を盛り上げました。
会場からは大きな拍手が贈られ、それに応えてのアンコールは「風になりたい」。来場への感謝を告げる言葉とともに客席へと贈られ、にぎにぎしく終演となりました。
10周年を記念して繰り広げられた3部作の最後をこのように真摯と愉悦で彩ってくれたことに感謝して、喜ばしい気分で、家路を急ぎました。

第31回新潟ジャズストリート 敬和学園大学Jazz Quest

2018年1月20日(土) 20:00 新潟市音楽文化会館大ホール 第31回新潟ジャズストリート 敬和学園大学Jazz Quest

極東組曲/エリントン
 Tourist Point of View
 Bluebird of Delhi
 Isfahan
 Depk
 Blue Pepper
 Agra
 Amad
タッチスイートサガ/********

※曲名h聞き取りのため、不正確な場合があります。

敬和学園大学Jazz Quest
5名(sax) 4名(tp) 3名(tb) 1名(pf) 1名(b) 1名(ds)

舞台転換を兼ねた休憩が終わり、次の出演は敬和学園大学Jazz Quest。デューク・エリントンの「極東組曲」から「Mount Harissa」と「Ad Lib on Nippon」を除いて、最初から順に演奏するプログラム。まずは「Tourist Point of View」。クールでアツく粘りけを宿し、オリエンタルな風味で、鋼(はがね)の密林を旋風が駆け抜けました。続いて「Bluebird of Delhi」。強張(こわば)りを抱え込み、軋(きし)みを含んで、気怠(けだる)く鋭い耀きを、ゴージャスに盛り付けました。そのまま「Isfahan」へと飛び込んで、ゆったりと移ろい、まったりと揺蕩(たゆた)って、香ばしい匂いを放ち、アツく垂れ込めた金色(こんじき)の流体を浮かび上がらせました。次の「Depk」では、砂塵を蹴って走り始め、賑やかに硬質な鱗を揺らしました。さらに「Blue Pepper」になると、濃厚な金属の幕を引き、並足で駆け抜け、甲高く打ち付けて、不安定な心理を記(しる)しました。続く「Agra」では、太く蛇行する線形が、熱風吹き荒れる砂漠を低速で進み、鉄製の霧で覆い隠しました。組曲最後は「Amad」。モンスーンが吹く熱帯の高温の中、突き抜ける光りの帯が貫き、速足で過ぎ去ると、墨痕鮮やかに筆跡を残しました。プログラム最後は「タッチスイートサガ」 。真夏の日差しが肌を刺し、視線の行く末が歪(ゆが)み、分厚い響きで押し込んで、生きいきと跳ね廻りました。
会場からは大きな拍手が贈られ、それに応えてのアンコールは「A列車で行こう」。快くスイングし、にぎにぎしく終演となりました。
デューク・エリントンへの敬意を十全に見せて、素晴らしいビッグバンドの奏でを聞かせて頂いたことに感謝して、爽快な気分で帰路に付きました。

第31回新潟ジャズストリート 敬和学園高等学校Jazz Hornets

2018年1月20日(土) 19:00 新潟市音楽文化会館大ホール 第31回新潟ジャズストリート 敬和学園高等学校Jazz Hornets

Take the A train/ストレイホーン
Cotton Tail/エリントン
That Warm Feeling/ネスティコ
WIND MACHINE/ 〃
And That's That/マックレル
Night Flight/ネスティコ
QUEEN BEE/ 〃
Sophisticated Lady/エリントン、ミルズ&パリッシュ
*********/リッチ

敬和学園高等学校Jazz Hornets (総勢28名)

仕事を終え、一旦帰宅してから、音楽文化会館でへ。開演15分前に到着。
感想は、「一心にジャズに取り組む生徒さんたちの熱演に聞き入る」です。
まずは有名な「Take the A train」。軽快なピアノに乗って、しなやかに弾(はず)み、豊かな響きで冒頭を飾りました。続いて同じくデューク・エリントンの「Cotton Tail」。陽気に盛り上げ、ウキウキと横に揺れて、楽しげに弾(はじ)けました。次はカウント・ベイシーの「That Warm Feeling」。ミディアム・テンポで、気怠(けだる)く揺らぎ、まったりと進みました。さらに「WIND MACHINE」になるとベースの速い泡立ちに乗って、稲妻が生きいきと耀き、細かい振幅(ふりはば)で山谷を越えて、角張った岩を砕きました。一転軽く洒落たスタンスで攻める「And That's That」。マイルドにスイングして、キラキラと華やぐと、「Night Flight」では碧空を飛び去る龍神の鱗が光り、スピーディーに行き過ぎて、エネルギーを発散させ、流れる雲を追い抜きました。カウント・ベイシーのラストは「QUEEN BEE」。ゆったりと浮き上がり、春風をいっぱいに受けて、鋭角で切り裂く潮流を描きました。ここで再度のデューク・エリントンから「Sophisticated Lady」。黄金の絵具で塗り込め、悠然と市街地に歩を進めました。最後はバディ・リッチの曲で締め。鋼の刻み目を見せ、疾風を吹かせて駆け抜け、厚く渦を巻いて、華麗なる息吹が墨痕を認(したた)めました。
会場からは大きな拍手が贈られ、熱演の出演者たちを大いに讃えて、にぎにぎしく終演となりました。
高校の部活動で、アツくジャズに取り組む若者達の熱気を浴びて、胸に迫る想いを全力で受け取り、喜ばしい気分で、次の出演者を待ちました。

東京交響楽団第105回新潟定期演奏会

2018年1月14日(日) 17:00 新潟市民芸術文化会館コンサートホール 東京交響楽団第105回新潟定期演奏会

交響曲第1番 ニ長調 作品25 「古典交響曲」/プロコフィエフ
 Ⅰ.アレグロ・コン・ブリオ
 Ⅱ.ラルゲット
 Ⅲ.ガヴォット:ノン・トロッポ・アレグロ
 Ⅳ.フィナーレ:モルト・ヴィヴァーチェ
ピアノ協奏曲 第1番 変ニ長調 作品10/ 〃
 Ⅰ.アレグロ・ブリオーソ
 Ⅱ.アンダンテ・アッサイ
 Ⅲ.アレグロ・スケルツァンド
組曲「展覧会の絵」/ムソルグスキー ラヴェル編
 プロムナード
 小人
 プロムナード
 古城
 プロムナード
 チュルリーの庭
 ビドロ
 プロムナード
 殻をつけたひな鳥のバレエ
 サミュエル・ゴールデンベルクとシュミイレ
 リモージュの市場
 カタコンブ~死者とともに死者の言葉をもって
 鶏の足の上の小屋
 キエフの大門

アレキサンダー・ガヴリリュク(Pf)
東京交響楽団
飯森範親(指揮)

一旦帰宅し、昼食をとり、所用を足して、再びりゅーとぴあへ。開演35分前に到着。
感想は、「繊細で迫力あるピアノ、色彩感溢れる管弦楽を充分に楽しむ」です。
まずはプロコフィエフの「古典交響曲」から。清冽に水滴を飛ばし、爽やかに飛ばすアレグロ。涼感溢れる歩みで進み、ちょっと惚けた足並みで揺れるラルゲット。すました表情で優雅にステップを踏むガヴォット。鮮烈に耀き、メリハリを付けて跳ね回るフィナーレ。端正な素振りで、新しい彩りを描きました。続いて同じ作曲者の「ピアノ協奏曲 第1番」。鮮やかに粒立ちを連射し、速足で涼しさを運び、怪しい翳りを漂わせて、爽快に場面を展開する第1楽章。ゆったりと透き通った絵の具で筆を使う第2楽章。急ぎ足で熱情を持って戦い、忙(せわ)しなく追い立てて、力動的に攻める第3楽章。繊細ながら力強く天才の筆致を具現化しました。
鳴り止まない拍手に応えてのソリスト・アンコールはなんと「キエフの大門」。勢いを持って仕上げ、喝采を浴びました。
休憩を挟んで後半はムソルグスキー ラヴェル編の「組曲『展覧会の絵』」。輝かしく吹き鳴らし、厚く弾き込む「プロムナード」から間髪を入れず飛び込む「小人」。獰猛に吠え、瞬発力を見せて弾(はず)み、重く歩み出して、不気味さを演出しました。落ち着いた橋渡しを経て、たどり着いたのは「古城」。翳りある導きに乗って、金色の甘やかさで歌い、ほんのりと愁いを照らしました。輝きを毛布で包(くる)み、小道を伝(つた)って「チュルリーの庭」へ。可愛げに背伸びして、幾重にも重なりました。そしてそのまま「ビドロ」へ突入すると、重い足取りで前進し、沈鬱な苦しみを映しました。発光する息吹と漂う靄に包まれた順路を巡って、行きついた先は「殻をつけたひな鳥のバレエ」。忙(せわ)しなげに羽搏(はばた)き、上へ下へと騒ぎまわりました。続いて「サミュエル・ゴールデンベルクとシュミイレ」。偉そうに言葉を振りかざし、威圧するよう話すものと、チクチクと毒舌で対抗するものが言い合いを行って、結局弱い方が抑え込まれました。勢いよく情景を転換して、活発に動き回る「リモージュの市場」。地雷を破裂させて、騒ぎを盛り立てました。勢いあまって滑り込む「カタコンブ」。どんよりと沈み、重金属の霧で覆って、ゆっくりと浮遊しました。微かなる悲鳴を上げて、案内板が嘆く「死者とともに死者の言葉をもって」を経て、暴力的に殴り込む「鶏の足の上の小屋」。ゴリゴリとねじ込み、高々と吊るし上げて、怒涛の如く「キエフの大門」へとなだれ込みました。扉を開けると黄金の壁が屹然と立ちはだかり、堂々と威容を誇って、大らかに足取りを進め、高らかに凱歌を勝ち取りました。
会場からは大きな拍手が贈られ、華麗なる技の数々を披露した奏者達を褒め称えました。
露西亜の名曲を素晴らしい演奏で楽しませて頂いたことに感謝して、気分よく帰路に付きました。