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5月の予定

5月の予定です。

2020年5月31日 17:00 新潟市民芸術文化会館コンサートホール 東京交響楽団第119回新潟定期演奏会

5月も頑張ります。
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4月のまとめ

4月のまとめです。

2020年4月1日(水) 14:00 新潟市民芸術文化会館スタジオA ついたちは ガチバッハ 第二期 第1回

1件でした。1月から通算16件でした。

5月もコロナウイルスに負けず頑張ります。

ついたちは ガチバッハ 第二期 第1回

2020年4月1日(水) 14:00 新潟市民芸術文化会館スタジオA ついたちは ガチバッハ 第二期 第1回

フルートと通奏低音のためのソナタ ハ長調 BWV1033/J.S.バッハ
 Andante-Allegro-Adagio-Menuet
無伴奏フルートソナタ イ短調 Wq132/C.P.E.バッハ
 Poco Adagio-Allegro-Allegro
ヴュルテンベルクソナタ 第3番 ホ短調 Wq.49-3 より 第1楽章/ 〃
フルートとチェンバロのためのソナタ ト短調 BWV1033/J.S.バッハ
 (no indication)-Adagio-Allegro

市橋靖子(Fl)
笠原恒則(Cemb)

駅前に新装オープンしたマルタケビル8階のマルタケホールで中止になったコンサートの払い戻し手続きを行い、昼食を摂って、一旦帰宅し、少し休憩してから、りゅーとぴあへ。開演30分前に到着。
感想は「万全の新型コロナウイルス対策を施した会場での真摯で鮮やかな演奏に心打たれる」です。
チェンバロが登場し、バッハの音楽が展開されると思いきや、「雨に唄えば」のイントロが流れ出し、フルートが歩み出て、メロディーを吹く趣向。聴衆の緊張を解(ほど)くための小粋な前菜からのスタート。
そして本編へ突入し、まずは息子カール・フィリップ・エマニュエル作とも噂される「フルートと通奏低音のためのソナタ BWV1033」から。明るく緩やかに流れ出し、柔らかく暖かな早春の風を吹かすと、ひらひらと自由に羽ばたくアンダンテ。忙(せわ)しなく駆け回り、細やかでまろやかに刻んで、野越え、山越え、辺り一帯を爽やかに跳ね回るアレグロ。淡い愁いが背後からの光の中に浮き上がり、煌めく波立ちの上をゆったりと浮遊するアダージョ。ふわふわと弾(はず)み、軽やかに綿毛を飛ばして、通り過ぎる翳りがもたらす涼しさを受け取り、和(やわ)らぎの渦を巻くメヌエット。和(なご)やかで鮮やかな楽しみを届けました。
チェンバロが退場して、C.P.E.バッハの「無伴奏フルートソナタ」。ポッと点(とも)る灯りの温もりに暗く冷ややかな尾鰭(おひれ)を付けて、ゆっくりと丁寧に輪郭をなぞり、薄墨の筆で柔らかに行書するポコ・アダージョ。涼やかに哀しみを連ね、細やかに速歩(はやあし)で駆け抜け、乾いた艶めきと共に、蛇行する坂道を素早く駆け上がるアレグロ。幾つもの粒立(つぶだち)を連射し、角張った息吹を一つずつ並べて、勢い良く追い立てる2つめのアレグロ。一服(いっぷく)の水墨画を、きりりと認(したた)めました。
チェンバロの独奏で同じ作曲家の「ヴュルテンベルクソナタ 第3番」の第1楽章。打ち寄せる白銀のさざ波が交差し、入り組んだ網の目を描き出して、幾重にも燦(きら)めきが重なり合い、軽やかに絹糸を編み上げました。
プログラム最後は大バッハ(実は次男作?)の「フルートとチェンバロのためのソナタ」。冷ややかな小雨が降り注ぎ、明るさに裏打ちされた悲しみが輝きを増して、繊細で柔らかに気泡を繋ぎ、爽やかな春風に乗って、暖かな喜びを運び、なだらかな坂を足早に駆け下る(no indication)。ゆっくりと息長く光の帯を連ね、小さな耀きを幾つも鏤(ちりば)めて、物悲しさを匂わせ、緩やかに波間に揺れるアダージョ。勢い付いて駆け出し、細やかに震える波濤が押し寄せて、飛沫(しぶき)が砕け散り、切れ味の良い柔らかさで包むアレグロ。支え合い、競い合って、見事な綴(つづ)れ織りを編み上げました。
会場からは大きな拍手が贈られ、それに応えてのアンコールは、松任谷由実の「春よ、来い」。淡き切なさを瑞々しく描き上げて、賑々しく終演となりました、
新型コロナウイルスの影響で様々なコンサートが中止や延期の憂き目に会う中、困難を乗り越え、万全の準備して、素晴らしい演奏会をして頂いたことに、大いに感謝して、喜ばしい気分で会場を後にしました。