野ばら ともしび 祝400回記念クリスマス★年末コンサート2017

2017年12月27日(水) 12:05 新潟市民芸術文化会館コンサートホール 野ばら ともしび 祝400回記念クリスマス★年末コンサート2017

【第1部】ソプラノ・テノール独唱
1 羽賀熱子(S) 柳本幸子(Pf)
「涙流れるままに」歌劇《リナルド》/ヘンデル
「メモリー」ミュージカル《キャッツ》/ウェーバー
2 荒井ミツ子(S) 柳本幸子(Pf)
「白樺の朝」/鈴木林蔵
「希望のささやき」/ホーソン
3 近藤千代子(S) 柳本幸子(Pf)
「ある晴れた日に」歌劇《蝶々夫人》/プッチーニ
「枯葉」映画《夜の門》/コスマ
4 長嶋晴美(Pf,S) 柳本幸子(Pf)
「ワルツ第1番 変ホ長調 華麗なる大円舞曲」/ショパン
「喜ばせてあげて」/ベッリーニ
5 高橋弘行(T) 高橋香子(S) 柳本幸子(Pf)
「マリア」ミュージカル《ウエストサイド物語》/バーンスタイン
「トゥナイト」(二重唱) 〃
6 南波理加(S) 斉藤晴海(Pf)
「もはや私の心には感じない」歌劇《水車小屋の娘》/パイジェッロ
「お前は私を苦しめていなかったのに」/チェスティ
7 上村まさ子(S) 斉藤晴海(Pf)
「アヴェ・マリア」/シューベルト
「サンタ・ルチア」/ナポリ民謡
8 高橋美代(S) 斉藤晴海(Pf)
「かなりや」/成田為三
「あわて床屋」/山田耕筰
9 江口康子(S) 斉藤晴海(Pf)
「愛の喜びは」/マルティーニ
「シェルブールの雨傘」ミュージカル映画/ルグラン
10 中山俊道(T) 柳本幸子(Pf)
「オンブラ・マイフ」歌劇《セルセ》/ヘンデル
「私は心に感じる」/スカルラッティ
11 村木伸子(S) 比企加奈子(Ms) 村木健二(Gt,T) 柳本幸子(Pf)
「小さな木の実」/ビゼー
「こな雪に寄せるノスタルジア」/磯部俶
12 中山節子(S) 柳本幸子(Pf)
「バラ色の人生」/モノ
「忘れな草」/クルティス
13 籠島道子(S) 柳本幸子(Pf)
「アヴェ・マリア」/マスカーニ
「貴方の声に私の心はひらく」歌劇《サムソンとデリラ》/サン=サーンス
14 川嶋レイ子(S)  柳本幸子(Pf)
「Rosa 薔薇」/トスティ
「落葉松」/小林秀雄
15 漆山律直(T) 斉藤晴海(Pf)
「私の偶像よ」/ベッリーニ
「フィッリデの悲し気な姿よ」/ 〃
16 笛木晶子(S) 斉藤晴海(Pf)
「私を泣かせてください」歌劇《リナルド》/ヘンデル
「おお、幾たびか」/ベッリーニ
17 高橋香子(S) 斉藤晴海(Pf)
「アヴェ・マリア」/バッハ=グノー
「雪は降る」/アダモ
18 山田紀子(S) 斉藤晴海(Pf)
「宵待草」/多忠亮
「清らかな女神よ」歌劇《ノルマ》/ベッリーニ
19 南雲照三(T) 柳本幸子(Pf)
「出船」/中山晋平
「泊り船」/小松耕輔
【第二部】ソプラノ柳本幸子×ピアニスト栄長敬子★ミニコンサート
「Ave Maria」/Rombi
「ともしび」/ロシア民謡
「鳥の歌」/カタロニア民謡
【第3部】みんなで一緒に歌いましょう!
ソプラノ柳本幸子&Niigata歌声ひろば《野ばら》&新発田歌声ひろば《ともしび》 栄長敬子(Pf)
♠男声♠
五十嵐憲政、石田健治、市村清嗣、猪俣月丸、漆山律直、大澤道義、片桐雅男、木下直之、佐藤英昭、高橋弘行、高山金治、長井一郎、中山俊道、南雲照三、長谷川總雄、村木健二
♥女声♥
愛田順子、荒井ミツ子、石田ユミ子、梅澤悦、江口康子、太田陽子、奥村和子、小黒美智子、小田礼子、小見ひろ子、籠島道子、片桐明子、加藤敏子、川嶋レイ子、上村まさ子、木村光子、小山カズイ、小山登美子、近藤千代子、近藤美知子、斎藤糸子、笹川敏子、佐藤潤、佐藤好子、渋谷好世、嶋倉生美、須貝尚介京子、菅井久子、鈴木田鶴子、鈴木豊子、鈴木廣子、高橋香子、高橋美代、玉木直子、戸根永子、外門カオル、長嶋晴美、中野美津江、中山節子、南雲静子、南波理加、根岸たか子、羽賀熱子、比企加奈子、笛木晶子、村木伸子、森佳代子、諸橋阿伎子、八幡良子、山口みどり。山田紀子、横山恵子、和田恵子
&当日飛び入り参加の皆さま

みんなで一緒に歌いましょう!
「冬景色」/文部省唱歌
「星の界」/杉山代水 詞 コンヴァース 曲
「冬の星座」/堀内敬三 詞 ヘイス 曲
「灯台守」/勝承夫 詞 賛美歌
「トロイカ」/ロシア民謡
「ともしび」/ロシア民謡
男声有志演奏《ともしび》+《野ばら》
「雪山賛歌」/西堀栄三郎 詞 アメリカ民謡
「昴」/谷村新司
全員合唱《ともしび》+《野ばら》
「大地讃頌」/大木惇夫 詞 佐藤眞 曲
みんなで一緒に歌いましょう!
Amazing grace/賛美歌
White X!mas/Berlin
聖夜/賛美歌
さようなら/倉品正二
今日の日はさようなら/金子詔一 

リハビリラン4kmを走って、昼食をとり、身支度を整えて、りゅーとぴあへ。開演20分前に到着。
感想は、「歌を愛する心が織りなす暖かい世界を楽しむ」です。
第1部はソプラノ・テノール独唱。2曲ずつ歌い継ぐ形で進行。まずはヘンデルの「涙流れるままに」が柔らかく優しく歌われ、「キャッツ」の「メモリー」が甘く切なく綴られました。2番目は「白樺の朝」から。落ち着いて整った風情で奏でると、「希望のささやき」をワルツのステップで光と影の彩りを添えました。次はプッチーニ「ある晴れた日に」から。さざめく波立ちに乗って、立ち昇る霧を描き、「枯葉」で洗練された愁いを認(したた)めました。4人目は最初にピアノ独奏でショパンの「華麗なる大円舞曲」。軽やかで華やかに弾(はず)むと、歌に転じて、ベッリーニの「喜ばせてあげて」を抑えめの甘さで届けました。5番目はソプラノ独唱でバーンスタインの「ウエストサイド物語」より「マリア」。クールに演じて、穏やかに歌うと、テノールとの二重唱で「トゥナイト」。地上から滑り出し、大空へ舞い上がりました。続いてはパイジェッロの歌劇《水車小屋の娘》より「「もはや私の心には感じない」。可憐に跳びまわり、可愛く舞い踊ると、チェスティの「お前は私を苦しめていなかったのに」で、じわじわと悲しみの水位を増しました。
7番目はシューベルトの「アヴェ・マリア」から。穏やかな波の上で、滑らかに明るさを届けると、「サンタ・ルチア」で地中海の抜けるような青空を伝えました。次は日本歌曲を2曲。「かなりや」を丁寧に哀れを誘(さそ)い、「あわて床屋」でコミカルに弾(はず)みました。9人目はマルティーニの「愛の喜びは」より。雲は払い去って、晴れ渡る碧空を届けると、「シェルブールの雨傘」では涼しげな切なさを映しました。
10番目はヘンデルの「オンブラ・マイフ」から。真っ直ぐに差し込む日光が眩しさを添えると、スカルラッティの「私は心に感じる」で誠実に翳りを描きました。続いてはソプラノとメゾソプラノの重唱をギターとピアノで伴奏するビゼーの「小さな木の実」。淡い悲しみを響かせて、ハーモニーを拡げると、テノールが加わって磯部俶の「こな雪に寄せるノスタルジア」。そよそよと波打ち、薄日差す喜びを伝えました。12人目は「バラ色の人生」から。甘やかな調べを、柔和で清らかに仕上げると、クルティスの「忘れな草」では影を纏(まと)い、光へ転じて、大きく歌い上げました。続いてはマスカーニの「アヴェ・マリア」。氷砂糖の味わいを持って舌を蕩(とろ)かせると、サン=サーンスの「貴方の声に私の心はひらく」を細い糸をくぐらせ、明るい喜びで満たしました。14人目はトスティの「Rosa 薔薇」で、柔らかで穏やかに癒しを与え、「落葉松」を、晴れやかに響かせて、明るさを届けました。
次はテノール独唱でベッリーニの「私の偶像よ」。深くマイルドに哀しみを映すと、「フィッリデの悲し気な姿よ」では急ぎ足で翳りを語り、豊かに切なさを認(したた)めました。16人目はヘンデルの「私を泣かせてください」から。くっきりと記(しる)し、哀しみを鳴り渡らせると、ベッリーニの「おお、幾たびか」では、落ち着いた楽しさを伝え、翻(ひるがえ)る旗を風に靡(なび)かせました。続いてはバッハの曲にグノーが旋律を載せた「アヴェ・マリア」。さざ波が打ち寄せ、薄衣(うすぎぬ)を纏(まと)うと、アダモの「雪は降る」では、細やかに切なさを綴(つづ)りました。18人目は「宵待草」。爽やかで清らかに歌い、続くベッリーニ「清らかな女神よ」を穏やかで涼やかに認(したた)めました。独唱の最後は中山晋平の「出船」から。艶やかに深みを与えて、鐵(くろがね)の彩りで照らすと、小松耕輔の「泊り船」を低く明るく描き出して、第1部を締めくくりました。
休憩を挟んで第2部は主宰による独唱。Pilippe Rombiの「Ave Maria」では、闇から光を導き出し、ゆっくりと哀しみを描きました。続いてロシア民謡の「ともしび」を染み入る悲しみで暗がりを映し出し、最後はカタロニア民謡の「鳥の歌」で荒野に広がるか細い囀りを淡く写しました。
そのまま第3部へ移り、会場全体を巻き込んで「みんなで一緒に歌いましょう!」のコーナー。最初に発声練習を行った後、まずは文部省唱歌の「冬景色」から。柔らかく歌声が拡がり、「星の界」で透き通る明るさが辺りに満ち満ちると、「冬の星座」で湧き上がるうねりが巻き起こりました。さらに「灯台守」を高らかに揺らし、「トロイカ」で溌剌と前進し、「ともしび」を哀愁で染め上げました。
ここでステージ上の男声有志の演奏が「雪山賛歌」を低く豊かに響かせ、「昴」では澄んだ明るさで照らしました。さらに全員合唱で「大地讃頌」。爽やかに高い山脈(やまなみ)を広々と描きました。
「みんなで歌いましょう!」に戻って、クリスマスに因んだ「Amazing grace」から。涼やかに灯りと点(とも)すと、「White X!mas」をふんわりと仕上げ、「聖夜」をゆっくりと暖かく歌いました。最後は「さようなら」を優しく奏でて、お別れの挨拶と共に「今日の日はさようなら」で愉しげに締めました。
"歌"を愛し、その力を信じて、大いなる絆を紡ぐこの催しは、さらに大きく拡大し、ホールを埋め尽くす人々で満ち溢れることを予感させ、来年そしてその先もずっと続いていくことを願って、気分よく帰路に付きました。
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