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ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団 ~ニュー・イヤー・プレミアム・コンサート~

2018年1月12日(金) 19:00 新潟県民会館大ホール ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団 ~ニュー・イヤー・プレミアム・コンサート~

序曲 変ホ長調/パデレフスキ
ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 op.11/ショパン
 第1楽章:アレグロ・マエストロ
 第2楽章:ロマンツェ・ラルゲット
 第3楽章:ロンド・ヴィヴァーチェ
ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64/メンデルスゾーン
 第1楽章:アレグロ・モルト・アパッシオナート
 第2楽章:アンダンテ
 第3楽章:アレグロ・モルト・ヴィヴァーチェ

牛田智大(Pf)
千住真理子(Vn)
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
ヤツェク・カスプシック(指揮)

仕事を終え、降雪による渋滞をなんとか切り抜けて、県民会館へ。開演15分前に到着。
感想は、「鮮明なピアノと充実のヴァイオリンを支える懐(ふところ)の深い管弦楽を味わう」です。
まずはパデレフスキの「序曲 変ホ長調」。ゆっくりと柔らかに翳りを纏い、一転陽光を浴びて弾(はず)み出し、張りのある力強い響きで堂々と歩みました。続いてショパンの「ピアノ協奏曲第1番」。憂愁を厚く塗り込め、細く太く筆先を使う伴奏に導かれ、くっきりと清冽(せんれつ)なる独奏が躍り出し、艶やかな弦を背景に、深く詩情を紡ぎ出すアレグロ。曇り空に囲まれて、ゆっくりと煌めきを放ち、水色の粒立ちで大空に受かぶ氷晶に包まれるロマンツェ。朗らかに沸き立ち、色白な面持ちで遊び、勇敢にも大海原へと漕ぎ出すロンド・ヴィヴァーチェ。大らかで繊細に奏で、がっちりとした足取りで高き山脈(やまなみ)に挑みました。
会場からは大きな拍手が贈られ、それに応えてのソリスト・アンコールはプーランクの「即興曲第15番『エディット・ピアフを讃えて』」。切なくも明るく届けて、会場を大いに沸かせて前半を閉じました。
休憩を挟んで後半はメンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲」。影を宿した灯火(ともしび)を綴り、端正に力動して、粘りけのある呟きを効かせ、大いなる情熱で波立つ第1楽章。春風に舞う枯葉色の安らぎで癒し、灼熱の囁(ささや)きで歌う第2楽章。並足で助走し、一気に加速して、全力で駆け出し、広々とした雲海の上を鋭い錐揉みで旋回すると、好敵手と競い合い、高みへと駆け上がる第3楽章。味わいのある音色(ねいろ)で奏で、大らかな包容力のある伴奏に乗り、一体となって伽藍を構築しました。
鳴り止まない拍手に応えてのアンコールは「アメージンググレイス」。優しくゆったりと届けて、にぎにぎしく終演となりました。
2人の独奏者の登場する華やかなプログラムで、外の寒さを吹き飛ばす暖かさを頂いたことに感謝して、安全運転で家路を急ぎました。
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公演の案内

いつも楽しくブログを拝見させていただいております。
 この場をお借りして、例年のコンサートを紹介させてください。

  新潟シューベルティアーデ 10周年記念スペシャルコンサート

2018年2月12日(月/祝) 二部公演
  第1部14:00開演(13:30開場)
  「ます」「菩提樹」「軍隊行進曲」(ピアノ連弾)他
 第2部16:00開演(15:30開場)
  「野ばら」「魔王」「即興曲」(ピアノソロ)他

 出演 田辺千枝子(ソプラノ)  中森 千春(メゾソプラノ) 髙橋 宣明(テノール)  佐藤  匠(バリトン)  栄長敬子(ピアノ) 片桐寿代(ピアノ) 八子真由美(ピアノ)

 会場 スタジオA(りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館)

前売券  各部 1,500円  ※通し券2,500円
  ※前売券完売の場合は、当日販売がございません。
   お問合わせの上ご来場ください。

 お問合せ Tel:025-266-0173 (栄長研究室)
      携帯:090-9343-6236(栄長)
       Mail:tek310@oak.ocn.ne.jp (佐藤)

 プレイガイド りゅーとぴあ コンチェルト
        インフォメーションセンターえん
        (新潟日報メディアシップ1F)

2018/01/14 (Sun) 13:22 | ikaubon #PiR2dR/c | URL | 編集

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