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本間美恵子+Euphorbia「そして、大地へ」~マリンバづくし~

2018年1月21日(日) 14:00 新潟市民芸術文化会館スタジオA 本間美恵子+Euphorbia「そして、大地へ」~マリンバづくし~

~第1部~ 本間美恵子のマリンバづくし <ゲスト:品田真彦(ピアノ)>
 無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番 ト短調 BWV1001 よりフーガ/J.S.バッハ
 イリヤーシュ/ジブコビッチ
 チゴイネルワイゼン/サラサーテ
 ライト イン ザ ダークネス/グレニー
 シロホン コンチェルティーノ/黛敏郎
~第2部~ そして、ユーフォルビアの大地へ
 サークル・オブ・ライフ/ジョン
 だったん人の踊り/ボロディン
 風/徳岡慶也
 The Hibiee Jibees/グラナドス
 明日/ギャニオン
 紅風/川崎祥子
 Euphorbia/ 〃
 アナザー・スター/ワンダー

Euphorbia
 市橋靖子(FL)
 川崎祥子(Pf)
 本間美恵子(Marmba&Per)

10km走って、昼食をとり、りゅーとぴあへ。開演20分前に到着。
感想は、「真剣勝負の第1部、和気藹々の第2部、それぞれの素晴らしさを楽しむ」です。
第1部はマリンバ独奏のステージ。まずはバッハの「無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番」より「フーガ」。跳ねる水玉の群れが行き交い、淡い悲しみが透けるように浮かび上がりました。続いてジブコビッチの「イリヤーシュ」。水槽の中に響く木霊(こだま)が寄り添い、大らかな潮流に乗って、細やかな鼓動が舞い踊りました。次はお馴染みの「チゴイネルワイゼン」。大げさに愁いを奏で、薄明の灯りを点して、柔らかに勾玉(まがたま)を転がすと、一転くっきりと表情を変え、疾風(はやて)の足取りで、俊足を飛ばしました。ここで気分を変えてグレニーの「ライト イン ザ ダークネス」。ゆったりと波紋が広がり、暖かさで包み込んで、静寂の音色(ねいろ)を届けました。第1部最後は黛敏郎の「シロホン コンチェルティーノ」。洋風の衣装を着た祭囃子で、足早に神輿(みこし)を担ぐ第1楽章。ぎこちない蝉の鳴き声を背に、薄明りの中、優しく慰めを届ける第2楽章。高速で上下する回転木馬が交差し、目にも止まらぬ勢いを持って、銃弾を連射する第3楽章。俊敏なる技と本邦の心を描き出す熱情で見事な協奏を成し遂げました。
休憩を挟んで第2部はチーム・ユーフォルビアでの演奏。まずはエルトン・ジョンの「サークル・オブ・ライフ」。煌めく氷河がそそり立ち、草燃える平原沸き立つ中、青空に吹き渡る風が快く、頬を掠(かす)めました。続いてボロディンの「だったん人の踊り」。甘やかで温かく漂う筋雲が流れ、蹄(ひずめ)の音を響かせて、柔らかに包み込みました。次は徳岡慶也の「風」を、生きいきと弾(はず)ませ、爽やかに刻みました。さらにメンバー内で通称"マラカスおじさん"と称される「The Hibiee Jibees」。細やかで軽快に羽搏(はばた)き、滑らかに滑空して、楽しさを伝えました。そしてアンドレ・ギャニオンの「明日」。ゆっくりと揺れる浮雲を映し、快い安らぎを運びました。ここでピアニストの曲を2つ。遥かなる草原の拡がりを感じ、フワフワとした綿毛が飛び交う様を照らす「紅風」。穏やかに過ぎる昼下がりの日溜(ひだま)りに流れる午後の倦怠を味わい、喜びの丘へと登っていく「Euphorbia」。透き通る調べで移ろい、まろやかな器で持て成しました。プログラム最後はスティービー・ワンダーの「アナザー・スター」。ノリノリで沸かせ、ガンガンと攻め込んで、陽気な気分で、場を盛り上げました。
会場からは大きな拍手が贈られ、それに応えてのアンコールは「風になりたい」。来場への感謝を告げる言葉とともに客席へと贈られ、にぎにぎしく終演となりました。
10周年を記念して繰り広げられた3部作の最後をこのように真摯と愉悦で彩ってくれたことに感謝して、喜ばしい気分で、家路を急ぎました。
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