ボサコル「ただの偶然…バレンタインデー」LIVE at Sato's bar

2018年2月14日(水) 20:30 Sato's bar ボサコル「ただの偶然…バレンタインデー」LIVE at Sato's bar

1st set
 Joãozinho Boa Pinta「ジョアンジーニョ・ボア・ピンタ」/Alves
 My Favorite Things「私のお気に入り」/Hammerstein,Rogers
 Balajo「バラジョー」/Privat
 Un vals en Paris「パリのワルツ」/Flores
 Anos dourados「アーノス・ドウラドス(黄金の歳月)」/Jobin,Buaque
 Cristal「クリスタウ」/Mariano
 Noites Carioas「カリオカの夜」/Bandolim
2nd set
 Vibrações「ヴィブラソィン」/Bandolim
 Syracuse「シラキューズ」/Salvador
 Tempo de amor「愛の時」/Moraes,Powell
 Un Homme et femme「男と女」/Barouh,Iai
 Decalage「デカラージュ」/Tanaka
 Flambée Montalbanaise「モントーバンの火」/Viseur
 Quand refleuriront les lilas blancs「すみれの花咲く頃」/白井鉄造,Doelle

Bossa㏄ordeon
 さとうえみ(Vo,Gt)
 田中トシユキ(Acc,Pf,Vo)
スペシャルゲスト
 大越玲子(Per)
 
日中にいくつかの所用をかたずけ、みなとトンネルを4往復走り、夕食を取ってから、高速を一路三条へ。開演30分前に到着。
感想は、「洒落た酒場に響く粋な音色(ねいろ)に耳を傾ける」です。
まずは「ジョアンジーニョ・ボア・ピンタ」から。陽気に跳ね、忙(せわ)しなく追い立てて、賑やかに冒頭を飾りました。続いてお馴染みの「私のお気に入り」。翳りある軽さで過ぎ去り、熱っぽく水面を揺らしました。次は「バラジョー」。しなやかに波立ち、さらさらとせせらいで、明るく円舞しました。4曲目は「パリのワルツ」。極彩色の悲しみをうねらせ、濃く厚い音色(ねいろ)で情熱を奏でました。さらに「アーノス・ドウラドス(黄金の歳月)」では、甘くゆったりと、落ち着いた輝きを煌めかせました。そして「クリスタウ」。シャープに時を切り刻み、足早に行き来して、弾丸を打ち込みました。前半最後は「カリオカの夜」。楽しげに弾(はず)み、滑らかに哀しみを震えさせました。
休憩を挟んで後半は「ヴィブラソィン」から。乾いた切なさで、優しく広がって、秋の装いで仕立てました。続いて「シラキューズ」。枯葉舞う気怠さを纏(まと)い、まったりと受け止めました。次はパンデイロやラテンの打楽器で囃(はや)す「バトゥカーダ」を前に持ってきた「愛の時」。流麗に愁いを刻み、心に沁みる調べで聴衆を魅了しました。さらに有名な映画音楽の「男と女」では、お洒落に暖めて、憂愁の移ろいを描きました。ここでボサコルデオンのオリジナルの「デカラージュ」。不規則に尖らせて、角張ったリズムで競いました。そして「モントーバンの火」。繊細に筆を使い、原色の絵の具で彩って、鮮やかに仕上げました。プログラム最後は某歌劇団のテーマ曲の「すみれの花咲く頃」。紫の帷(とばり)に包まれ、甘やかな香りを漂わせて、ふんわりと泡立たせました。
会場からは大きな拍手が贈られ、それに応えてのアンコールはボサノバのスタンダードである「デサフィナード」。トリッキーな旋律を見事に歌いきって、にぎにぎしく終演となりました。
豪雪の爪痕を残す街角のバーで、寒さを忘れさせる粋な音楽で、喜びの熱気を発散させて、大いに盛り上がったことに感謝して、宵闇の高速を飛ばし、家路を急ぎました。
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