坂上領 × 帆足彩 ぽよDUO

2018年3月2日(金) 19:00 ワオスタ ニイガタ 坂上領 × 帆足彩 ぽよDUO

Fascination/DANTE
いそしぎ/マンデル
チャランガぽよぽよのテーマ/坂上領
ピアノソナタ 第8番「悲愴」第2楽章/ベートーヴェン
グリーンスリーブスによる変奏曲/イングランド民謡 ウェルデン編
新しい音/坂上領
まるぼっち/ 〃
Will you dance?/Ian
チェブラーシカの歌/シャインスキー
誕生日の歌/ 〃
ノルウェーの森/レノン=マッカートニー
*****/*****
マシュケナダ/ベン

ぽよDUO
 坂上領(Fl,Pf)
 帆足彩(Vn,Vo)
ゲスト
 江口鮎美(Fl)

仕事を終え、バイパス経由でワオスタへ。開演20分前に到着。
感想は、「ポップでジャジーなフルートとヴァイオリンのデュオを楽しむ」です。
まずはナットキングコールの「Fascination(魅惑のワルツ)」から。柔らかな春霞を、艶やかな潮流が縁取って、甘やかに冒頭を飾りました。続いて映画音楽から「いそしぎ(Shadow of your smile)」。愁いの香りを軽やかに振りまき、緑成す枝ぶりが細やかに絡んで、夜半の哀しみを伝えました。次はこのデュオの母体となるバンドのテーマ曲「チャランガぽよぽよのテーマ」。抜けるような陽気さで照らし、足早に息吹を揺らして、愉快な気分を盛り上げました。ここでゲストのフルートが登場しての2曲。最初はベートーヴェンの「悲愴」ソナタ。優しく夢見るように浮遊し、ゆったりと波立ちました。2つ目は「グリーンスリーブスによる変奏曲」。どこか懐かしい調べを紡ぎ、青空を旋回して、寄り添いながら飛翔し、ふんわりと着地しました。デュオに戻って、オリジナルの「新しい音」。翳りを宿しながら、決意を掲げ、勢いを持って駆け抜け、運命と格闘して、耀く勝利を手にしました。前半最後は引き続き自作の「まるぼっち」。明るく洋風な祭囃子を、生きいきと奏で、熱を帯びて、高鳴りました。
休憩を挟んで後半は、ヴォーカルと電子ピアノでジャニス・イアンの「Will you dance?」。夏の残り火が燃える浜辺で、爽やかな切なさを綴りました。フルートとヴァイオリンの編成に戻って届けられたのは「チェブラーシカの歌」。そこはかとない哀愁を軽快に運び、北国の味わいを暖炉の炎に乗せて、くっきりと胸に迫りました。そしてそこに登場する"ワニのゲーナ"の「誕生日の歌」。夕焼けに染まる西の空にかかる筋雲のような切なさを歌い、速度を増して、身軽に跳躍しました。再度登場のゲスト・フルートが加わってのナンバーは「ノルウェーの森」。動輪からの噴き出す蒸気の響きを伴い、雅(みやび)な風が吹き過ぎると、輝きを撒き散らして、航跡を記(しる)しました。続いてハービーマンから1曲。妖艶に歩み出し、ひらひらと舞い散って、光の花を咲かせました。プログラム最後は2人に戻って、セルジオ・メンデスとブラジル'66の「マシュケナダ」。熱い鼓動を刻み、涼やかに唱和して、洗練の息吹で塗り替え、激しく疾走して、漲(みなぎ)る力を発動しました。
会場からは大きな拍手が贈られ、それに応えてのアンコールは3人でのグノーの「アヴェマリア」。興奮を収めるように奏でられて、穏やかな終演となりました。
6人編成のバンドからの精鋭2名とゲストが織りなす素晴らしいライブを十二分に堪能できたことに感謝して、快い気分で帰路に付きました。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する