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春の新潟・音楽ウィーク 60分で巡る名曲探訪

2018年4月29日(日) 17:30 新潟市音楽文化会館 春の新潟・音楽ウィーク 60分で巡る名曲探訪

【オペラ・バレエの名曲】
 歌劇「マイスタージンガー」より前奏曲(抜粋)/ワーグナー
 「くるみ割り人形」より「花のワルツ」(抜粋)/チャイコフスキー
【交響曲の名曲】
 交響曲「驚愕」より第2楽章/ハイドン
交響曲第5番より第1楽章、第4楽章(抜粋)/ベートーヴェン
交響曲第9番「新世界」より第4楽章/ドヴォルジャーク
【合唱の名曲】
アヴェ・ヴェルムコルプス(合唱)/モーツァルト
ハレルヤ(合唱)/ヘンデル

スペシャル市民オーケストラ
スペシャル市民合唱団
坂井悠紀(指揮)

りゅーとぴあから音楽文化会館へ移動し、再度スペシャル市民オーケストラの演奏会へ。開演30分前に到着。
感想は、「充実の演奏を心ゆくまで楽しむ」です。
まずは【オペラ・バレエの名曲】ということで、ワーグナーの「マイスタージンガー 第1幕への前奏曲」の抜粋から。堂々と入場し、輝かしく行進して、豊かで華々しく力を解放する英雄を見事に描き切りました。続いてチャイコフスキーの「くるみ割り人形」より「花のワルツ」の抜粋。暖炉の炎が燃え、華麗に掻き鳴らす竪琴が波打ち、裾を揺らして円舞し、華やかで豊潤に奏でて、軽やかに降り立ちました。ここでオーケストラの楽器を種類別に紹介するコーナー。愉快に「アンパンマン・マーチ」を奏でる弦楽器。しっとりと「星に願いを」を歌う木管楽器。コミカルに「サザエさん」を吹きまくる金管楽器。そしてそれを裏で支える打楽器。それぞれの特徴を披露しました。次は【交響曲の名曲】へと移り、最初はハイドンの「交響曲『驚愕』」から、ニックネームの基になった第2楽章。ゆっくりと抜き足差し足で歩み、そろそろと様子を伺っているところへ、突然の鉄鎚(てっつい)。気を取り直して進み、細やかに分岐して、にょろりと絡み合い、暗い影がひとときの闇を齎(もたら)し、それを振り切るかのように、力を込めて強引に押し切り、変わり身を仕上げました。続いてベートーヴェンの交響曲第5番。襲い掛かる一撃をかわすも、忍び寄る翳りが集結して、塊りを成(な)し、欠片(かけら)に分離して、波状攻撃を掛ける第1楽章。忍び足で進み、輝きを解放して、勝利を歌い上げ、叩き付ける驟雨(しゅうう)を物ともせず、全力で駆け抜ける第4楽章の抜粋。緊張の極限を制し、降りかかる困難を薙(な)ぎ払って、音楽の神髄へと到達しました。このセクション最後はドヴォルジャークの「交響曲第9番『新世界』より第4楽章。動輪の鼓動を模し、ざわめきを掻き立てて、一心不乱に突進し、やがて安らぎの平原に身を委(ゆだ)ねて、高みへと登りつめ、再び闘いの現場へと駆け出して、鍔迫り合いを演じ、遥かなる彼方へその身を投じました。客席からは大きな喝采が叫ばれ、舞台上に花開いたアツい想いを称えました。
ここで合唱が入場し、モーツァルトの「アヴェ・ヴェルムコルプス」。立ち上がる大気の熱量が柔らかに包み込み、清らかな優しさで癒しました。プログラム最後はヘンデルの「ハレルヤ」コーラス。喜ばしい光で照らし、神聖なる栄光を讃えて、遍(あまね)く天地の恵みを映しました。
会場からは大きな拍手が送られ、それに応えてのアンコールは「ラデツキー行進曲」。手拍子が起こり、にこやかに盛り上がって、にぎにぎしく終演となりました。
新潟市にある各オーケストラの精鋭が一堂に会し、見事な演奏で聴衆を楽しませてくれたことに感謝して、快く家路を急ぎました。
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