GW リレーコンサート in ホテルオークラ新潟

2018年5月6日(日) 10:00 ホテルオークラ新潟 GW リレーコンサート in ホテルオークラ新潟

ピアノ独奏
 ピアノソナタ ト長調 Hob.XⅥ:G1 第1楽章/ハイドン
 ピアノソナタ 変ホ長調 KV282 終楽章/モーツァルト
 即興曲 Op.84-5/フォーレ
  菖蒲川晴(Pf)
 ウィンナーワルツ/ギロック
 タランテラ/ 〃
  小山世恋(Pf)
 ワルツエチュード/ 〃
   小山加恋(Pf)
 アレグロ・アパッショナート/サン・サーンス
  佐藤直輝(Pf)
 戦場のメリークリスマス/坂本龍一
  佐久間寧々(Pf)
独唱
 手のひらを太陽に/いずみたく
 ハナミズキ/マシコタツロウ
  椛澤南美(S)
ピアノ独奏
 マズルカ Op.63/ショパン
 幻想即興曲/ 〃
  長嶋晴美(Pf)
 ノクターン 第13番/ 〃
  長谷川啓子(Pf)
フルート独奏
 フルートソナタ イ短調 第1,3楽章/C.P.E.バッハ
  堤敏之(Fl)
テューバ独奏
 モノログ nr.9/koch
 ユー・レイズ・ミー・アップ/Lovland
  藤浪由起子(Tb)
合唱
 Stand Alone/久石譲
 虹と雪のバラード/村井邦彦
 見上げてごらん夜の星を/いずみたく
  コーラス青葉(Cho)
ギター独奏
 プレリュード BWV998/J.S.バッハ
 おぼろ月夜/岡野貞一
  開發裕(Gt)
ギターアンサンブル
 真珠採り/ビゼー
 タンブラン/ラモー
  ブルースカイ(Gt)
ヴァイオリン独奏
 無伴奏ヴァイオリンパルティータ3番より/J.S.バッハ
  滋野和子(Vn)
ユーフォニアム二重奏
 愛を見つけた場所/奥華子
 ソナタⅡ/クロフト
  ユーフォニー(Euph)
合唱
 心に花を咲かせよう/上田真樹
 今、ここに/松下耕
 見上げてごらん夜の星を/いずみたく
  沼垂の森混声合唱団「Child Again」
声楽アンサンブル
 浜辺の歌/成田為三
 Ave Regina Caelorum/Rold
 かりゅうど/北川昇
  水玉、スキとキライ。(声楽アンサンブル)
オカリナ合奏
 夜明けのスキャット/いずみたく
 サリーガーデン/アイルランド民謡
 見上げてごらん夜の星を/いずみたく
  ライリッシュ・オカリナクラブ「じゅんさい」
器楽合奏(ピアノ、フルート、ヴァイオリン、チェロ)
 カノン/パッヘルベル
 愛の挨拶/エルガー
  コパン・ラ・コピーヌ(器楽合奏)
大合吟
 石童丸/松口月城
  詩吟 神風流 神國会(詩吟)
ハーモニカ合奏
 アヴェ・ヴェルム・コルプス/モーツァルト
 合奏協奏曲「四季」よりラルゴ/ヴィヴァルディ
 芭蕉布/沖縄民謡
  シャイニング・スターズ(Harm)
アンサンブル(ピアノ、ソプラノ、フルート、トランペット)
 イパネマの娘/ジョビン
 歌の翼に/メンデルスゾーン
 花は咲く/菅野よう子
  E・Y・S(Pf,S,Fl,Tp)

10㎞走って、昼食を摂り、ホテルオークラ新潟へ。開演20分前に到着。
感想は、「ヴァラエティに富んだ音楽を楽しむ市民有志の演奏を楽しむ」です。
最初はピアノ独奏が4組。まずはピアノソナタ2曲+1。澄んだ明るさで硝子の塔を組み立てるハイドン。軽快に愉しさを撒き散らすモーツァルト。フォーレの「即興曲」では洒落た愁いで柔らかく包(くる)みました。続いて姉妹でギロックを3曲。妹が「ウィンナーワルツ」を楽しげに弾(はず)ませ、「タランテラ」で軽やかに飛ばすと、姉が「ワルツエチュード」を、水飛沫(みずしぶき)を上げるように、さらりと奏でました。次はサン・サーンスの「アレグロ・アパッショナート」。一撃を浴びせ、水面(みなも)を掻き回し、広がる波紋を描いて、熱情を伝えました。そして「戦場のメリークリスマス」。氷雨(ひさめ)が降り注ぎ、暖かい憂いで包んで、感情の波立ちを届けました。続くはヴォーカル独唱で2曲。素直で真っ直ぐに喜びを表す「手のひらを太陽に」。瑞々しい輝きで、願いを込める「ハナミズキ」。清らかに歌の世界を伝えました。再びのピアノ独奏でショパンが2曲。少し悲しく、栗色の舞を踊る「マズルカ」。翳りを帯びた煌めきが渦巻き、ひとときの安らぎを経て、やがて嵐を巻き起こす「幻想即興曲」。懸命で誠実な奏でを届けました。次もショパンで「ノクターン 第13番」。ゆっくりと葡萄色の哀しみで彩り、月明かりの下、張り詰めた響きで飾りました。続くはフルート独奏でC.P.E.バッハの「フルートソナタ」から第1,3楽章。鄙びた色合いで一つ一つ積み重ね、温かな息吹で吹き抜ける第1楽章。古風な羽根飾りで、ふわふわと舞い飛ぶ第3楽章。無伴奏での調べで駆け抜けました。さらにチューバ独奏で2曲。1曲目はkochの「モノログ nr.9」。ふっくらと風を送り、ゆったりと動く猛獣を飼い馴らす第1楽章。勇ましく行進する第2楽章。ノシノシと前進する第3楽章。巨体を軽々と動作させ、快い調べを届けました。そして「ユー・レイズ・ミー・アップ」。優しく包み込み、全てを癒しました。前半最後は合唱の出番。テーマ曲の「青葉よ友よ」を爽やかに歌った後、透き通る青さで、憧れを交わす久石譲の「Stand Alone」。水色と茶色が重なり合い、混ざり合って立ち上がる「虹と雪のバラード」。淡い悲しみを喜びで塗りかえる「見上げてごらん夜の星を」。コーラスの楽しさを体現して、聴衆へと伝えました。
休憩を挟んで後半はギター独奏から。夜明けの薄明かりの中、銀の糸を編み上げるバッハの「プレリュード」。春の宵に霞む風景を切り取る「おぼろ月夜」。穏やかなひとときを運びました。続いてギターアンサンブル。夜更けの哀愁を、熱いステップに乗せるビゼーの「真珠採り」。影を纏(まと)って、速すぎずに弾(はず)むラモーの「タンブラン」。六弦の響きを合わせました。次はヴァイオリン独奏でバッハの「無伴奏ヴァイオリンパルティータ第3番」より。スイスイと滑り、明々(あかあか)と光り、うねうねと紡ぐ「プレリュード」。哀しみに可笑しさ添えて踊る「ガボット」。煌々と辺りを照らしました。続くはユーフォニアム二重奏。柔らかくまろやかに、寂しさを暖める奥華子の「愛を見つけた場所」。クロフトの「ソナタⅡ」では、第1楽章で粒を揃えて掛け合い、第2楽章で銀の雲を漂わせ、第3楽章で丸々とした活発さで弾(はず)みました。さらに合唱が続き、上田真樹の「心に花を咲かせよう」では、明るく浮かぶ靄(もや)が一つに纏まり、爽やかに過ぎ去りました。松下耕の「今、ここに」になると、明日に向かって、希望を掲げ、光の帯を拡げました。最後は「見上げてごらん夜の星を」。涼しげに夕闇を奏でました。そして4人での声楽アンサンブル。流れるような旋律に絡み合う煌めきが美しく耀き、澄み渡る響きで魅了する「浜辺の歌」。宝石を鏤(ちり)めた歌声が、聖なる光で映し出される「Ave Regina Caelorum」。軽やかに弾(はず)み、愉快な仲間の交わりを爽やかに彩る「かりゅうど」。奇跡のような眩(まぶ)しさで、聴衆を魅了しました。次はオカリナ合奏で3曲。温もりのある霧が切なさを伝える「夜明けのスキャット」。高原に吹く風のそよぎを歌う「サリーガーデン」。温かな切なさを奏でる「見上げてごらん夜の星を」。暖かさを大切に届きました。ピアノ、フルート、ヴァイオリン、チェロによる器楽合奏では、焼けたパンの匂いが香ばしく重ねるパッヘルベルの「カノン」。薄っすらと甘い優しさを伝えるエルガーの「愛の挨拶」。ほのぼのとした交わりを映しました。ここで日本の心を代表しての大合吟。松口月城の「石童丸」を朗々と声を合わせ、高らかに歌い上げて、寒風吹きすさぶ、厳しさを届けました。さらにハーモニカ合奏で3曲。モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」。清らかな調べを、細やかな震えで奏でて、安らぎを伝えました。ヴィヴァルディの「四季」より「冬」の「ラルゴ」では、ゆったりと陽だまりの温もりで暖めました。沖縄民謡の「芭蕉布」になると、そよそよと夏の海辺の情景を想起させました。プログラム最後はピアノ、ソプラノ、フルート、トランペットによるアンサンブルで3曲。ソプラノがギロでリズムを刻んでの「イパネマの娘」では、小粋に弾(はず)んで、熱い風を伝え、カッコよく崩して、お洒落に決めました。続くメンデルスゾーンの「歌の翼に」を穏やかな春風に乗せて、伸びやかに歌いました。最後は菅野よう子の「花は咲く」。純粋な想いが希望へと昇華し、じんわりと胸に染み入りました。
会場からは大きな拍手が送られ、長い半日を締め括りました。
音楽を奏でる市民の大切な発表の場がまた一つ増えたことに感謝し、今後も長く続くことを願って、喜ばしい気分で、帰路に付きました。
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