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BASS GARDEN 第11回演奏会

2018年8月5日(日) 14:00 新潟市民芸術文化会館スタジオA BASS GARDEN 第11回演奏会

第1部
 Let's call/Gershwin
 コントラバスのための三重奏/Pordowski
 津軽海峡冬景色/三木たかし 木村将之 編
 「四季」より/Vivaldi Trumpf編
 LARGO/Handel Trumpf編
 POKERFACE/Schafer
第2部
 swing k-1000/Garcia
 世界の約束~人生のメリーゴーランド(映画「ハウルの動く城」より)/久石譲
 Comedian Bassists/Schafer編
 ふるさと/岡野貞一 木村将之 編
 コントラバスのため四重奏曲/Aim
  第1楽章 Allegretto
  第2楽章 Allergro
  第3楽章 Largo
  第4楽章 Allegro viavce

BASS GARDEN

一旦りゅーとぴあを離れ、昼食を摂り、コンチェルトさんへ寄ってから、スタジオAへ。開演20分前に到着。
感想は、「低音楽器が見せる華やかな彩りを楽しむ」です。
まずはガーシュインの「Let's call」。陽気にスイングし、軽やかに弾(はず)みました。ここでコントラバスの楽器や奏法を紹介するコーナー。興味深い内容で楽しませてくれました。続いてパラドフスキの「コントラバスのための三重奏」。灰色の塊(かたま)りを素早くパス回しして、忍び寄る影を果敢に追いかける第1楽章。ゆっくりと流れ出す重油の滴(したた)りを苦しそうに引き延ばす第2楽章。力強くオールを漕ぎ、幾重にも断層を重ねる第3楽章。モダンな響きにがっちりと挑戦しました。ここで雰囲気をグッと変えて「津軽海峡冬景色」。悲しみを熱く奏で、泡立ちを弾(はじ)けさせて、伸び上がる幹に絡み合いました。次はヴィヴァルディの「四季」より。分厚く吹き過ぎる微風を描く「春」の第1楽章。気怠い昼下がりに、遠くで聞こえる汽笛を模す同じく「春」の第2楽章。大きく小さく、相似形を描き、稲穂の騒(ざわ)めきを運ぶ「秋」の第1楽章。豊かな彩りで飾りました。さらにヘンデルの「ラルゴ(オンブラマイフ)」。優しい黄金の光で甘やかに綴りました。第1部最後は六人編成で、シェーファーの「ポーカーフェイス」。チクタクと振り子を振って、流れ出す流線形が舞い、夕焼けを映して、カッコよく決めました。
休憩を挟んで、第2部はグラシアの「スイングK1000(サウザンド)」から。軽快な弾力で跳ね、クールで小粋にノリ良く駆け抜けました。続いてジブリの映画「ハウルの動く城」より「世界の約束~人生のメリーゴーランド」。伸びやかに未来へ望み、薄明りの郷愁を柔らかに運びました。次は三重奏で「コメディアン・バシスト」。愉快な気分で速足で飛び跳ねる第1楽章。晴れやかに勇気を与える第2楽章。ゆっくりと舟を漕ぐ第3楽章。にこやかに明るく弾(はず)む第4楽章。この楽器のためのオリジナルを楽しげに奏でました。そして「ふるさと」。懐かしい調べを大切に包みました。プログラム最期はエイムの「コントラバスのため四重奏曲」。次々にバトンを渡し、翳りを纏(まと)いながら、速度を落として、再び生きいきと駆け出すアレグレット。天翔ける羽根馬が、その影を徐々にずらし、幾重にも連射するアレグロ。ゆっくりと立ち上がり、少しずつ傾きを直して、天空へ駆け上るラルゴ。何度も強く押し出し、獲物をきっちりと追い詰めて、軽々と突き進むフィナーレ。熱い情熱を十全に注入して、一心にゴールを目指しました。
会場からは大きな拍手が贈られ、それに応えてのアンコールは七人全員での「剣の舞」。迫力充分に飛ばして、にぎにぎしく終演となりました。
仕事の合間を縫って、懸命に鍛錬する若者の姿を瞼に焼き付けて、快く会場を後にしました。
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