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C.A.T ~Caribbean Acoustic Trio ツアー2018秋

2018年9月15日(土) 18:00 喫茶マキ C.A.T ~Caribbean Acoustic Trio ツアー2018秋

Opening act
 フルート四重奏のための組曲「フルーツ・パフェ」より/伊藤康英
  ジェラート・コン・カフェ
  チョコレート・ダモーレ
 「音楽の捧げもの」より第12変奏/バッハ
 猫/ペルトミュー
  ペルシャン・ブルー
  シャム猫
 イエスタデイ/レノン=マッカートニー
  フルート四重奏「フルーツ・パフェ」
   浅利守宏、栗原茉莉子、齋藤佳菜子、西山尚子(Fl)
C.A.T
 南京豆売り/シモン
 テキーラ/リオ
 デイ・トリッパー/レノン=マッカートニー
 Muito a Vontade/仲田美穂
 アンダルシア/佐藤裕一
 モルダウ/スメタナ
 コーヒー・ルンバ/ブランコ
 ベサメムーチョ/ベラスケス
 エル・クンバンチェロ/エルナンデス
  C.A.T
   赤木りえ(FL)
   仲田美穂(Pf)
   佐藤裕一(Cajon)

みなとトンネルを4往復走って、昼食を摂り、少し休憩して、所用を済ませてから、喫茶マキへ。開演20分前に到着。
感想は、「快いラテンのグルーブで、自然と身体が動き出す楽しさを味わう」です。
最初はオープニング・アクトでフルート四重奏の「フルーツ・パフェ」の演奏から。まずは伊藤康英の「フルーツ・パフェ」から2曲。軽やかに弾み、明るさをまき散らす「ジェラート・コン・カフェ」。ゆったりと甘やかに流れる「チョコレート・ダモーレ」。細やかに絡み合い、柔らかな楽しみを運びました。続いてバッハの「音楽の捧げもの」より第12変奏。夜更けに香り立つ翳りがゆっくりと拡がり、幾重にも重なって、霞(かす)む様に揺らぎました。次はペルトミューの「猫」。ちょっと憂鬱そうな表情を見せて、厚く掛かる雲間に体を揺らす「ペルシャン・ブルー」。薄暗い隙間から、日の当たる広場へ、追い掛けっこをして、じゃれ合う「シャム猫」。洒脱でまろやかな仕草(しぐさ)を映しました。さらにビートルズの「イエスタデイ」では、匂い立つ寂しさで、初秋の彩りを飾ると、最後は東日本大震災応援ソングの「花は咲く」。ゆっくりと優しく、暖かさを奏で、涼しさで癒しました。
ここから本日の主役、Caribbean Acoustic Trio の登場。生きの良いリズムで、歯切れよく刻み、そよ風を吹かせて、木枯らしへ駆け上る「南京豆売り」。そのまま続けて「テキーラ」へ突入。晴れやかに駆け出して、ビートを効かせ、震えるような息吹でノリ良く弾(はず)みました。次はビートルズ・ナンバーから「デイ・トリッパー」。都会的なセンスを畳み掛け、カッコよく崩して、お洒落に仕上げました。ここでピアニストの新作アルバムから「Muito a Vontade」。気怠い昼下がりのアンニュイを香らせ、涼やかで心地良いグルーブで、辺りを満たしました。さらにカホン・プレイヤーのオリジナルの「アンダルシア」。暮れなずむ街角に、愁いの薫りが煌めき、光の帯が乱気流に巻き込まれて、ふわふわと漂いました。
休憩を挟んで後半はフルーツ・パフェのメンバー2人を呼び込み、スメタナの「モルダウ」。滴(したた)り落ちる水流が、やがて大河へと集まり、大らかに波立って、全てを包み込むと、細やかに形を変え、輝きを乱反射して、元の鞘(さや)に収まりました。再びトリオに戻り、賑やかに始まる「コーヒールンバ」。砂漠に降りる夜の帳(とばり)を鮮やかに塗り込め、軽快に飛び跳ねて、アツく地熱をヒートアップさせ、クールな色付けを施(ほどこ)して、激しく身を揺すりました。そして「ベサメムーチョ」。低速で動き出し、悩ましげに体をくねらせて、徐々に速度を上げ、悲しみを身に纏(まと)って、錯綜する迷路を摺り抜けました。プログラム最後は「エル・クンバンチェロ」。忙しげに、哀しみを追い上げて、吹き荒れる熱風で盛り上げて、頂きを目指しました。
会場からは大きな拍手が贈られ、それに応えてのアンコールは「上を向いて歩こう」。客席からの歌声を巻き込み、楽しさを充満させて、にぎにぎしく終演となりました。
ツアー最終日の熱気を孕(はら)んだライブを十二分に堪能して、喜ばしい気分で、家路を急ぎました。
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