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ヴェリタス ミュージック セミナー 受講生コンサート

2018年9月23日(日) 18:15 新潟市音楽文化会館13練習室 ヴェリタス ミュージック セミナー 受講生コンサート

第1部
 ピアノ・ソナタ 第26番『告別』より第1楽章/ベートーヴェン
  岩本剛輝(Pf)
 喜びの島/ドビュッシー
  小林優香(Pf)
 パルティータ 第2番 BWV826 ハ短調/バッハ
  田中健太郎(Pf)
 ポロネーズ 第6番 作品53『英雄』/ショパン
  松木裕起子(Pf)
第2部
 4曲のサロン曲 第2集より パストラーレ、踊りの歌/アンデルセン
  矢島まゆ美(Fl) 岩本剛輝(Pf)
 赤とんぼ/山田耕筰 林光編
  羽田由利子(Fl) 岩本剛輝(Pf)
 マドリガル/ゴーベール
  大西潤子(Fl) 小林優香(Pf)
 ソナタより第1、第2楽章/ボニス
  大嶋ナガミ(Fl) 松木裕起子(Pf)
 ルーマニア民族舞曲/バルトーク
  大岩勝衛(Fl) 田中健太郎(Pf)
 ファンタジー/フォーレ
  田代育夫(Fl) 松木裕起子(Pf)
 ディープ・ブルー/クラーク
  花岡澄(Fl) 小林優香(Pf)
 カンタービレとプレスト/エネスコ
  竹岡由希子(Fl) 田中健太郎(Pf)
 コンチェルティーノ/シャミナーデ
  佐野有香(Fl) 小林優香(Pf)
 フルート・ソナタ ヘ短調より第1、第2楽章/テレマン
  山田郁子(Fl) 松木裕起子(Pf)
 ソナタ『パンの笛』より第2、第3楽章/ムーケ
  松井美端(Fl) 田中健太郎(Pf)

りゅーとぴあを後にし、コンチェルトさんへ寄って、県民会館のロビーでブログの準備をしてから、音楽文化会館へ。開演20分前に到着。
感想は、「セミナー受講生の向上心がいっぱいに発揮されたコンサートに元気を頂く」です。
第1部は伴奏者の独奏で、まずはベートーヴェンの「ピアノ・ソナタ 第26番『告別』」から第1楽章。ゆっくりと歩み出し、勢い良く駆け出し、堅実に刻む上を、自在に飛行して、光の中をテンポよく影踏みしました。続いてドビュッシーの「喜びの島」。キラキラと結晶を舞い散らせ、じゃぶじゃぶと水面を掻き混ぜて、水飛沫(みずしぶき)を上げ、楽しげに弾(はず)みました。次はバッハの「パルティータ 第2番」。翳りの有る氷片を着実に積み上げ、細やかに刻んで、互いに追い掛け合うシンフォニア。ゴツゴツとした波立ちが、震えながら、押し寄せるアルマンド。淡々と悲しみを綴り上げるクーラント。ゆったりと影を香らせるサラバンド。、角張りながら、互いに絡み合うロンドー。さざ波が競うように追い掛け合うカプリッチョ。乾いた美しさを届けました。第1部最後はショパンの「ポロネーズ 第6番『英雄』」。栄光の進軍を見せつけ、耀きを届けて、低く地を這い、階段を駆け登って、再び虹彩を手に入れました。
休憩を挟んで第2部はフルート独奏。まずはアンデルセンの「4曲のサロン曲 第2集」より「パストラーレ」と「踊りの歌」。ゆっくりと微風(そよかぜ)を吹かし、ゆらゆらと弾(はず)む「パストラーレ」。哀しげに跳ね、細やかに急ぐ「踊りの歌」。しっかりと重責を果たしました。続いて山田耕筰の「赤とんぼ」。郷愁をそそり、息吹を崩して、日暮れの情景を映しました。次はゴーベールの「マドリガル」。淡い春風を吹かし、鰯雲を震わせました。次はボニスの「ソナタ」より第1、第2楽章。煌めく陽炎(かげろう)が廻り、低空から一気に駆け上がり、輝きながら旋回する第1楽章。くるくると渦を巻き、ひらひらと舞い飛ぶ第2楽章。めくるめく光景を描きました。続いてバルトークの「ルーマニア民族舞曲」。草いきれが眩しい旋律で弾(はず)む「棒踊り」。ぎこちなく、短く刻む「帯踊り」。塩加減の効いた調べを届けました。さらにフォーレの「ファンタジー」では、微かな哀しみを含ませ、切なさを香らせて、足早に揺れました。2部の前半最後はクラークの「ディープ・ブルー」。ゆっくりと霞(かすみ)を煙らせ、太い筆跡(ひっせき)で草書しました。
後半はエネスコの「カンタービレとプレスト」から。淡雪が連なり、暖かに桜舞うカンタービレ。細やかに翳りを纏(まと)い、素早く階段を駆け上がるプレスト。彩りを変え、緩急を綴りました。続いてシャミナーデの「コンチェルティーノ」。優しげに幼さを映し、草原を駆け抜けて、滑り台から降下しました。次はテレマンの「フルート・ソナタ」より第1、第2楽章。凛とした影で語り、波立ちを揺らせて、太い幹に絡める第1楽章。勇敢に悲しみを映して、速足で駆け抜ける第2楽章。引き締まった面立ちで認(したた)めました。最後はムーケの「ソナタ『パンの笛』」より第2、第3楽章。柔らかに鶯が鳴き、優雅で上品に装い、ゆったりと回る第2楽章。溌剌と跳ね廻り、ふわふわと上昇し、一気に駆け下りる第3楽章。真珠の光沢で飾りました。
会場からは大きな拍手が贈られ、出演者の健闘を讃えました。
忙しいセミナーの合間を縫って行われたこのコンサートは、研鑽の成果を披露し、次へのステップを駆け出す貴重な機会を目撃できたことに感謝し、」喜ばしい気分で家路を急ぎました。
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