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フルートデュオ・パルフェ コンサート

2018年10月21日(日) 14:00 西コミュニティセンター フルートデュオ・パルフェ コンサート

【第1部】
 花のワルツ/ケーラー
 2匹の蝶々/クロンケ
 協奏的三重奏曲 作品119/クーラウ
【第2部】
 ヴァイオリンとヴィオラの為の二重奏曲 kv 423/モーツァルト
 ノクターン 作品27-2/ショパン
 「動物の謝肉祭」より、白鳥/サン=サーンス
 ピアノソナタ 第11番より、第3楽章 トルコ行進曲/モーツァルト

フルートデュオ・パルフェ
本間千鶴子(Fl,A.Fl)
市橋靖子(Fl)

品田正彦(Pf)

10km走って、昼食を摂り、海岸道路を一路西内野へ。開演20分前に到着。
感想は、「軽やかなフルートとクリアで美しいピアノを楽しむ」です。
まずはケーラーの「花のワルツ」から。華やかに始まり、春の日差しの中、楽しげに輪舞して、ふわふわと絡み合いました。続いてクロンケの「2匹の蝶々」。ゆったりと重なり合い、ふんわりと流れるモルト・コン・グラチア。クルクルと舞い、春霞の中を無邪気にじゃれ合うモルト・ヴィーヴォ。お花畑に繰り広げられる戯(たわむ)れのひとときを映しました。第1部最後はクーラウの「協奏的三重奏曲」。優しさを纏(まと)った流線型が、暖かさと涼しさを交わし合い、時化(しけ)の海を優雅に飛んで、高く駆け昇るアレグロ。ゆったりと浮かび、温かい影が差し、柔らかに丘を登って、穏やかに慰め、ほのかな灯りを点(とも)すアダージョ。幸福の波立ちを宿し、細やかな欠片(かけら)を撒き散らして、颯爽と空を行くロンド。三者三様の振る舞いを際立たせ、技の冴えを見せました。
休憩を挟んで第2部はフルートとアルト・フルートでモーツァルトの「ヴァイオリンとヴィオラの為の二重奏曲」から。喜びに満ちた囀(さえず)りが交わされ、細やかな絹糸の震えを、ふかふかとした綿毛が包んで、活発に遊ぶアレグロ。ゆっくりと歩き出し、たおやかな2つの影が寄り添って、宙に舞い、穏やかに降下して、爽やかに伸びをするアダージョ。元気よく弾(はず)んで、波間から顔を出し、長く続く調べをキラキラと飾ると、張り巡らされた軌道を、全速力で駆け抜けるロンド。天才の一葉(いちよう)を軽やかに届けました。ここでピアノ独奏でショパンの「ノクターン」。凪(なぎ)の水面(みなも)に結晶が煌めき、一瞬の翳りが通り過ぎて、冷たい水飛沫(みずしぶき)を上げ、流れ落ちる滝が、さざめきを揺らしました。続いてアルト・フルートとピアノでサン=サーンスの「白鳥」。静かに波紋を拡げ、落ち着いた彩りで甘やかに泳いで、安らかな癒やしを伝えました。プログラム最後はモーツァルトの「トルコ行進曲」を2本のフルートとピアノのトリオで。煉瓦色の水玉を幾重にも弾(はじ)けさせ、流れるような装飾を盛り付けて、軽快に囃し立て、遠くへと奏でを響かせました。
会場からは大きな拍手が贈られ、それに応えてのアンコールは、ディズニー映画「アラジン」から「ホール・ニュー・ワールド」。ハッピーな和らぎを運んで、にぎにぎしく終演となりました。
地域のコミュニティ協議会の自主事業として行われたこのコンサートが多くのお客様を集め、人々にひとときの愉しさを届けたことを見届けて、喜ばしい気分で帰りのハンドルを握りました。
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