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Harmonia Autumn Live Tour

2018年11月3日(土)19:30 MONK'S MOOD JAZZ CLUB Harmonia Autumn Live Tour

1st set
 マイ・フーリッシュ・ハート/ヤング
 アローン・トゥゲザー/シュワルツ
 ムーン・リヴァー/マンシーニ
 ブルー・モジャー/斉藤伸宣
 薫風/伊佐瞳
 アンディサイデッド/シェイバース
2nd set
 ナイト・スカイ/ 〃
 万代の朝/伊佐瞳
 ホワイト・スノー/斉藤伸宣
 アイル・クローズ・マイ・アイズ/リード
 テンダリー/グロス
 スイングしなけりゃ意味ないね/エリントン

Harmonia
 伊佐瞳(B.Cl)
 斉藤伸宣(Pf)

仕事を終え、車を駐車場に入れて、バスで MONK'S MOOD JAZZ CLUB へ。開演50分前に到着。
感想は、「粋で軽快、深くて濃いジャズとオリジナルに酔いしれる」です。
まずはビル・エヴァンス・トリオで有名な「マイ・フーリッシュ・ハート」からスタート。ゆったりと漆黒の筆先で、切なく身を捩(よじ)り、感情豊かに明るさを増して、窓際に置いたグラスの氷を揺らしました。続いてはアーサー・シュワルツの「アローン・トゥゲザー」。漂う余韻を残して、足早に駆け出し、儚げな残影を宿して、愁いを纏(まと)い、後ろ髪を惹かれるように、舞い踊りました。次は映画「ティファニーで朝食を」から「ムーン・リバー」。力強く前向きに漕ぎ出し、テンポよく弾(はず)んで、氷河の一角を掠(かす)め、気分良く、涼やかに絡み合いました。ここからはグループのオリジナル曲を2つ。ピアニスト作曲の「ブルー・モジャー」。疾走する流線型が、軌道上を滑走し、快い戦慄と心を宙吊りにするような爽快感を届けました。続くはバスクラ・プレイヤーの「薫風」。ゆっくりと優しく、懐旧の情を誘(さそ)い、物思いに沈むも、再び元気を取り戻して、草原を駆け巡りました。1st set 最後はエラ・フィッツジェラルドの「アンディサイデッド」。にこやかでご機嫌に跳ね回り、速く細やかに崩して、颯爽と吹き抜けました。
休憩を挟んで 2nd set は自作が3曲。澄みきった大気が細い枝を伸ばし、仮染めの揺らぎで身体を震わせて、ノリよく飛翔する「ナイト・スカイ」。可憐に律動し、爽やかに風を受けて、楽しげにスキップする「万代の朝」。氷片が舞い散り、僅かな憂いが忍び寄って、キラキラと灯りを点す「ホワイト・スノー」。心からの調べを伝えて、聴衆を魅了しました。スタンダードに戻って「アイル・クローズ・マイ・アイズ」。晴れやかに憧れを映し、長閑(のどか)なる牧場(まきば)から、都会の洗練を臨み、軽やかに言葉を交わしました。続いてサラ・ヴォーンの「テンダリー」。夜の深さに想いを馳せ、柔らかで瀟洒(しょうしゃ)に揺蕩(たゆた)って、微睡(まどろ)みへと誘(いざな)いました。プログラム最後はデューク・エリントンの「スイングしなけりゃ意味ないね」。甘やかで苦みばしった味わいを盛り付け、ジグザグに蛇行し、くるりと回って、カッコよく着地しました。
会場からは大きな拍手が贈られ、それに応えてのアンコールはサッチモの「この素晴らしい世界」。しっとりと仕上げて、にぎにぎしく終演となりました。
バス・クラリネットとピアノのデュオというなかなか聞けない編成でのジャズのスタンダードやオリジナルの曲で快くオーディエンスを持て成し、楽しく盛り上げて頂いたことに感謝して、喜ばしい気分で家路を急ぎました。
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