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柏崎フィルハーモニー管弦楽団第26回定期演奏会

2018年11月24日(土) 14:00 柏崎市文化会館大ホール 柏崎フィルハーモニー管弦楽団第26回定期演奏会

歌劇「リエンツィ」序曲/ワーグナー 
イタリア奇想曲/チャイコフスキー 
交響曲第8番 ハ長調「グレート」/シューベルト 

柏崎フィルハーモニー管弦楽団
丸山嘉夫(指揮)
三溝健一(客演コンサートマスター)

朝食を摂り、所用を足して、高速を一路柏崎へ。開演40分前に到着。
感想は、「誠実で丁寧な熱演に心動かされる」です。
まずはワーグナーの「歌劇『リエンツィ』序曲。立ち込める朝靄(あさもや)を切り裂く一条の日差しが眩(まばゆ)く光り、ゆっくりと立ち上がる荘厳な気配が輝き出すと、爽やかな青春の息吹が吹き過ぎ、溢れ出す奔流が辺りのものを押し流して、歓喜の旗を掲げ、勇ましく進軍しました。続いてチャイコフスキーの「イタリア奇想曲」。晴れやかに篝火(かがりび)が辺りを照らし、翳りのある調べを切々と綴ると、次第に陽光が差し込んで、祝祭の華やかさで飾り、速足の駿馬(しゅんめ)に乗り込んで、調子よく駆け抜けた後、定(さだ)めの足音を重く受け止め、強く踏み締めて、賑やかな花火を打ち上げました。
休憩を挟んで後半はシューベルトの「交響曲第8番 ハ長調『グレート』」。まろやかな角笛(つのぶえ)の囁きから、大らかに歩を進め、瑞々しく若草が萌え出づる様(さま)を描き、細やかな装飾を施して、満ち満ちる潮(うしお)が活力を呼び覚まし、喜びの炎を燃え上がらせる第1楽章。足並みを揃えて歩き出し、少し俯いて哀愁を刻み、やがて希望に胸を膨らませて、悦(よろこ)びを口遊(くちずさ)み、堂々と闊歩するも、忍び寄る闇が次第に浸透して、大いなる山並みを崩壊させ、さらなる前進に制動を掛けると、それを遮(さえぎ)るように再び立ち上がり、身に付いた埃(ほこり)を振り払って、前へ前へと進む足取りを促(うなが)す第2楽章。生きいきと弾(はず)み、優雅に腰を振って、滑らかに輪舞し、なだらかに揺れ、内に秘めた情熱を幾重にも重ねて、更に上へ向かって躍動する第3楽章。勢い良く飛び出し、元気よく跳ね回って、軽やかに旋律のバトンを繋(つな)ぎ、さざめく波間に筆跡(ふであと)を浮き上がらせて、嫋(たお)やかな山脈を高々と築き上げる第4楽章。浪漫の香りをふんだんに漂(ただよ)わせ、きっちりと仕上げて、偉大なる交響楽をしっかりと構築しました。
客席からは大きな拍手が贈られ、それに応えてのアンコールは「ふるさと」。ゆったりと優しく奏でて、にぎにぎしく終演となりました。
日頃の鍛錬の成果を十二分に発揮して、市民に音楽の素晴らしさを伝える姿勢に感銘を受け、快い気分で帰路のハンドルを握りました。
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