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Noism1 実験舞踊 vol.1『R.O.O.M.』/『鏡の中の鏡』

2019年1月31日(木) 19:00 新潟市民芸術文化会館スタジオB Noism1 実験舞踊 vol.1『R.O.O.M.』/『鏡の中の鏡』

実験舞踊 vol.1『R.O.O.M.』
 演出振付・空間・照明:金森穣 
 音楽:cyclo.(ryoji ikeda+carsten nicolai) '<.>'より
 出演:Noism1
 池ヶ谷奏、浅海侑加、チャン・シャンユー、ジョフォア・ポプラヴスキー、
 井本星 那、林田海里、カイ・トミオカ、チャーリー・リャン、西岡ひなの、
 鳥羽絢美、西澤真耶、井関佐和子
『鏡の中の鏡』
 演出振付・空間・照明:金森穣
 音楽:D.コープ『Classical Music Composed By Computer:Eperiments in Intelligence』より
出演:井関佐和子、金森穣

仕事を終えて、りゅーとぴあへ。開演40分前に到着。
感想は、「21世紀の舞曲集に乗って繰り広げられる鮮やかなダンスに目が釘付けになる」です。
以下ネタバレを含む可能性があるため、少し空白を開けます。
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前半は実験舞踊 vol.1『R.O.O.M.』から。
暗闇に聞こえる火花が引火し、銀色の箱が出現すると、そこここから、にゅるりと肉体が生み落とされ、強い鼓動で躍動しました。一瞬の暗転の後、ゆっくりと2つの身体が重力の軛(くびき)を解き放って、自在に上下左右を闊歩しました。場面は次々と代わり、組み合わせ、絡み合い、様々な表情で、集合離散すると、残された一人に病魔が襲い、体を蝕(むしば)んで、苦しみを表し、壁に吸い込まれました。新たなる踊り手は色彩の変幻を纏(まと)い、軽やかにその身を移すと、強烈な脈動が場を支配し、追い立てるものと追われるものを対比しました。次のシーンでは2つの影が緩やかに彫像へと変化し、多数が加わって、激しく打ち鳴らされる足踏みと電子の悲鳴が生命の鳴動を生み出し、対立と協和を彩りました。
休憩を挟んで後半は『鏡の中の鏡』。
苦悩する若者が蹲(うずくま)り、孤独を恐れ、懸命にもがき、鏡に救いを求めると、想い人が現れ、隔てられた鏡の向こうへの渇望を掻き立てました。くるりと入れ替わり、女が不安と苦しみを全身で表現し、鮮やかな素振りで悲しみに暮れました。二人が出会い、お互いを求め、求愛の行為を営むも、すれ違い、ズレを生じて、やがて分かれるしかない運命に弄(もてあそ)ばれました。
会場からは大きな拍手が贈られ、素晴らしい舞踊を讃えました。
新潟で最先端のダンスを最高の水準で鑑賞できる幸せを噛み締めて、快い気分で家路を急ぎました。
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