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CONCERTO PRESENTS インストアライブ 佐々木勇一 ギターリサイタル

2014年9月13日(土) 15:00 コンチェルト CONCERTO PRESENTS インストアライブ 佐々木勇一 ギターリサイタル

アストゥリアス/アルベニス
グラナダ/アルベニス
タラントス/ブローウェル
アルハンブラの思い出/タレガ
スペインセレナータ/マラッツ
ファンタジア No,1/ミラン
ファンタジア No,28 /フランチェスコ・ダ・ミラノ
ロッシニアーナ No,2/ジュリアーニ
無伴奏ヴァイオリン ソナタ No.2 BWV1003/J.S.バッハ 
浜千鳥/弘田龍太郎

佐々木勇一(G) 

日曜の代休で本日がお休み。コンチェルトさんへ到着すると、佐々木さんと親しいお客様たちが談笑中。なんでもこの前に爆笑ライブが執り行われていたとのこと。間に合わなくてちょっと残念。
気を取り直しての感想は、「スペインから柏崎まで、ルネッサンスから現代まで時空を超えたギターの活躍に心震える」です。
まずはアルベニスが2曲。「アストゥリアス」は聞き覚えのある旋律が優しく耳に届き、続く「グラナダ」は遠きアンダルシアへの郷愁を誘いました。
そして次のセクションは古今東西のギター曲のアラカルト。ブローウェルの「タラントス」は、炭鉱夫の嘆き歌をベースにした現代曲。"拍"が決まっていないそうで、モダンな響きと滴る水滴の音を想起させる不思議な印象を持つ面白い曲でした。アタッカで入ったタレガの「アルハンブラ宮殿の想い出」。"ギターといえばこれ"という定番中の定番の一つを、すすり泣くトリルの上を憂愁のメロディが流れる絶妙の味わいで楽しませてくれました。ここでの締めはマラッツの「スペインセレナータ」。第一拍の低音に連なる音符たちが、華麗なる舞曲を綴り始めると、ここはもう西班牙の空の下。明るくも切ない調べに酔いしれました。
ギターをイタリアの古いモデルのレプリカに変えてのルネッサンスの2曲。どちらも「ファンタジア」でしたが、まるでリュートを聞いているような典雅でかそけき音色で王侯貴族のサロンで聞いている趣でした。
前半最後はジュリアーニの「ロッシニアーナ No,2」。ナポリのヴィルトゥオーゾの大作を、熱くしかし確実に決めていき、胸に迫る名演となりました。
小休憩を挟んで、後半は本日のメインともいえるバッハの「無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番」。"音楽の父"の名曲を、精巧なるテクニックと高い音楽性を持って再現し、まるでこの楽器のために書かれた曲のように仕上げて、万雷の拍手を浴びました。
プログラム最後は、地元柏崎にちなんだ「浜千鳥」。やはり日本の曲は沁みます。中越沖地震の被災者や東日本大震災での避難民にも届けられた演奏は、ここ新潟市でも我々の心にダイレクトに浸透し、思わず目頭が厚くなりそうで焦りました。
このような素晴らしい演奏ですから、当然のようにアンコールとなり、「さとうきび畑」が沖縄の風の音をもたらしてくれました。
ドイツから一時帰国中の佐々木さんが、あちこち引っ張りだこで多忙な中、こうしてリサイタルを行っていただけることは、新潟市民としてまことにありがたいと思いますし、今後も世界的な活躍をされることを願ってやみません。
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