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藤井貴宏 古畑由美子 オーボエ コンサート

2014年9月17日(水) 19:00 スタジオスガマタ 藤井貴宏 古畑由美子 オーボエ コンサート

オーボエソナタ ハ長調/ルイエ
 Ⅰ.Largo cantabile
 Ⅱ.Allegro
 Ⅲ.Largo espressivo
 Ⅳ.Allegro
私を泣かせてください/ヘンデル
ラルゴ ~オンブラ・マイ・フ~/ 〃
オーボエソナタ ト短調 1030b/J.S.バッハ
サロンの為の小品 Op.228/カリヴォダ
夢のあとに Op.7-1/フォーレ
ハバネラ/ラヴェル
アダージョとアレグロ Op.70/シューマン

藤井貴宏(Ob)
古畑由美子(Pf)

会場時間ちょうどに到着し、席へ着きました。
感想は、「葦笛と鍵盤の妙なる響きを楽しむ」です。
まずはルイエのソナタ。緩・急・緩・急の4楽章からなるベルギーの作曲家の音楽をじっくりと仕上げて、好調なスタートとなりました。続くヘンデルの2曲は美しい歌曲を丹念に歌い込み、心癒す演奏を提供してくれました。
そして前半最後の大物。バッハの"1030"はオーボエとピアノが織りなす錯綜する迷宮を鮮やかに解き明かし、3声によるバロックの伽藍を見事に構築しました。
休憩の後は、一転ロマンチックなカリヴォダから。多彩な曲想を自在に表現して、この楽器の魅力を引き出していました。次の2曲はやはり"歌"。憂愁な響きでフォーレを奏で、リズミックなピアノに乗ってのラヴェルの舞曲は、異国の香りを漂わせて、遠い半島への憧れを掻き立てました。
プログラム最後はシューマン。幸せな時期に作曲された甘い旋律たちをアダージョではたっぷりと、アレグロでは弾むように表現し、浪漫派の醍醐味を充分に聞かせてくれました。
アンコールは、欧州に伝わる"民謡"を歌と踊りで描きだして喝采の裡に終演となりました。
小ぶりな会場での親密な雰囲気の演奏会は、王侯貴族の時代にさかのぼったような妙味を味わわせてくれるとともに、奏者との一体感も増して、とても良い集いとなりました。
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