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井上静香と仲間たち 2014 ~ピアニストを迎えて~

2014年㋈28日(日) 14:00 だいしホール 井上静香と仲間たち 2014 ~ピアニストを迎えて~

世の終わりのための四重奏/メシアン
 Ⅰ 水晶の典礼
 Ⅱ 世の終わりを告げる天使のためのヴォカリーズ
 Ⅲ 鳥たちの深淵 
 Ⅳ イエスの永遠性への賛歌
 Ⅴ 7つのトランペットのための狂乱の踊り
 Ⅵ 世の終わりを告げる天使のための虹の混乱
 Ⅶ イエスの不滅性への賛歌

中秀仁(Cl)
島田彩乃(Pf)
井上静香(Vn)
辻本玲(Vc)

ピアノ五重奏曲第2番 イ長調 作品81/ドヴォルザーク
 Ⅰ Allegro ma non tanto
 Ⅱ Dumuka,Andante con moto
 Ⅲ Scherzo,Furiant:Molt vivace
 Ⅳ Finale,allegro

島田彩乃(Pf)
井上静香、猶井悠樹(Vn)
森口恭子(Va)
辻本玲(Vc)

本日は次に備えて、ママチャリで会場へ。大入りの中、席を見つけて座りました。
感想は、「練達の技と熱いスピリッツに支えられた快演に心奪われる」です。
まずはメシアン。1曲目ながら本日のベスト・プレイともいえる素晴らしい演奏。
静謐な中からこの世ならざる響きの混沌が湧き上がり、光り輝く迷宮が浮かび出て、久遠の淵へと消え落ちるまでを克明に描きだす奇跡の時間をもたらしてくれました。極小のささやきから濃密な音の連なりで聞かせるクラリネット。強靭ながら繊細な歌を聞かせるチェロ。天界からの一条の明かりのようなヴァイオリン。そしてそれらを支え、時に煌(きら)めくピアノ。すべてがこの作曲家の意図を明快に伝え、CDなどの音源では伝わらない"いきいき"とした息吹を吹き込んでくれました。しかも聞いている最中にも演奏者のパッションが胸に届き、知らず知らずのうちに涙腺が緩んで困りました。
休憩を挟んでのドヴォルザークのピアノ五重奏。前半とは一転、懐かしく美しい旋律があふれるこの曲では、芳醇なチェロに加えて、よく歌うヴィオラ、颯爽としたファースト・ヴァイオリンとそれを確固とした内声で支えるセカンド・ヴァイオリンがその腕の冴えを見せて、その全体を包むピアノと一体になって、4つの楽章を見事に仕上げてくれました。
万雷の拍手に応えてのアンコールは、「サウンド・オブ・ミュージック」からのメドレー。メインテーマや「エーデルワイス」、「私のお気に入り」などちょっとジャズ風味も加えて、楽しいエンディングとなりました。
このような素晴らしいコンサートが新潟で毎年開かれていることは、大変意義のあることであり、今後さらに発展されることを切に願います。
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