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トリオ・ベルガルモ 真城院 ピアノトリオで楽しむ午後のひととき

2015年6月24日(水) 13:00 真城院 トリオ・ベルガルモ 真城院 ピアノトリオで楽しむ午後のひととき

1.ブエノスアイレスの春/ピアソラ
2.春の歌/メンデルスゾーン
3.アヴェマリア(Vn,Vc)/グノー・J.S.バッハ
4.亜麻色の髪の乙女(Pf)/ドビュッシー
5.ワルツ(6手)/ラフマニノフ
6.G線上のアリア/J.S.バッハ
7.チャルダーシュ/モンティ
8.リベルタンゴ/ピアソラ

トリオ・ベルガルモ
庄司愛(Vn)
渋谷陽子(Vc)
石井朋子(pf)

お線香がほのかに香る本堂に着席。開演を待ちました。
感想は、「涼やか午後を軽やかに駆け抜ける三重奏を楽しむ」です。
まずは、ピアソラ。最初の一音から南米の港町の酒場へ連れて行ってくれるような心地よさ。弾むリズムと切ない旋律で聞くもののハートをぐっとつかんで快調滑り出しとなりました。続いてメンデスルゾーン。美しいヴァイオリンの調べを阿吽の呼吸でサポートするチェロとピアノ。三位一体となった音楽がやさしく響いて、ゆったりと癒されました。
弦楽器2台での「アヴェマリア」は、バッハの無伴奏の上にグノーの調べが乗るスペシャル・ヴァージョン。絡み合い、高め合いながら、登っていき、ふんわりと着地して、楽しませてくれました。次はピアノ独奏でドビュッシー。快晴の午後に吹く涼しい風のように、透明で落ち着いた打鍵の輝きをもたらしてくれました。
ここで6手連弾という裏技を見せるラフマニノフ。3人の奏でが交錯する鍵盤のマジックに思わずニヤリとする素敵なひとときでした。
"この寺にはエレクトーンもあるんですよ"というご住職の言葉から実現した「G線上のアリア」。"オーケストラ"のボタンが選択され、弦楽の間を縫うように、電子の音が溶け合って、一味違ったバッハを届けてくれました。
そしてモンティ。ハンガリーの憂愁が濃厚に奏でられ、眼光一閃、激しい踊りへと飛び込みました。気持ちよくドライブされる流れに身を任せると、そのまま一気に走り切り、大きな拍手を受けました。
最後の「リベルダンゴ」では昨年と同じくご住職やお寺の方が太鼓や鳴り物で加わり、さらに"手拍子も歓迎"ということで、会場が一体となって、音楽する喜びに包まれました。
実は、開演前にアンコールの歌詞カードが配られており、"予定どおり"「川の流れのように」が演奏され、観客も唱和して、和やかな終演となりました。
仏教の寺院でのコンサート。仏様の祭壇を横目に聞く普段にない雰囲気でしたが、そこは歴戦の強者のベルガルモ、しっかりと演奏会を作り上げて楽しい時間をプロデュースしてくれました。今回で4回目くらいだそうですが、"来年も来たいな"と思わせられる"さすがの"仕上がりで大満足のひとときを味わいました。
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