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鍵冨弦太郎&戸原直 ヴァイオリンコンサート

2016年10月22日(土) 14:00 だいしホール 鍵冨弦太郎&戸原直 ヴァイオリンコンサート

2つのヴァイオリンのための二重奏曲 Op.23より第5番 ハ長調/プレイエル
 Ⅰ.アレグロ
 Ⅱ.ロンド:アレグロ・ノン・トロッポ
揺れる鏡の夜明け/武満徹
 Ⅰ.秋
 Ⅱ.過ぎてゆく鳥
 Ⅲ.影の中で
 Ⅳ.揺れる鏡
二つのヴァイオリンとピアノの為の五つの小品/ショスタコーヴィチ
 Ⅰ.プレリュード
 Ⅱ.ガボット
 Ⅲ.エレジー
 Ⅳ.ワルツ
 Ⅴ.ポルカ
二つのヴァイオリンとピアノの為の組曲/モシュコフスキー
 第1楽章 アレグロ・エネルジコ
 第2楽章 アレグロ・モデラート
 第3楽章 レント・アッサイ
 第4楽章 モルト・ヴィヴァーチェ
ナヴァラ/サラサーテ

鍵冨弦太郎、戸原直(Vn)
湊元なつみ(Pf)

ヤマハから一旦帰宅し、昼食を取り、だいしホールへ。開演20分前に到着。
感想は、「2つのヴァイオリンとピアノが奏でる様々な音色(ねいろ)を楽しむ」です。
まずはプレイエルの「2つのヴァイオリンのための二重奏曲」。明るく快活に奏でるアレグロ。愁いと朗らかさを対比しながら駆け足で急ぐロンド。快調にスタートを切りました。続いて武満徹の「揺れる鏡の夜明け」。半透明の響きで不規則に揺れる「秋」。か細く鳴き声を挙げ、頻(しき)りに羽ばたき、鋭く飛び廻る「過ぎてゆく鳥」。小振りな流れで霧状に漂う「影の中で」。厚く塗り、角ばって刻む「揺れる鏡」。薄明かりの中に聴衆を導きました。ピアノが加わって演奏されたのはショスタコーヴィチの「二つのヴァイオリンとピアノの為の五つの小品」。ゆったりと淡い哀しみを伝える「プレリュード」。楽しげに歩む「ガボット」。美しく長く伸ばす「エレジー」。憂愁の調べで踊る「ワルツ」。おどけるように足取りを進める「ポルカ」。作曲家の親しみやすい一面を紹介してくれました。
休憩を挟んで後半は、モシュコフスキーの「二つのヴァイオリンとピアノの為の組曲」。こってりと練り込み、さっぱりと仕上げる第1楽章。柔らかに光を放つ第2楽章。寂しげに季節を映す第3楽章。勢いよく飛び跳ね、まろやかに包む第4楽章。中性的で上品な個性を伝えました。プログラム最後はサラサーテの「ナヴァラ」。生きいきと輝き、地中海の風を吹かせて、颯爽と駆け抜けました。
会場からは大きな拍手が贈られ、それに応えてのアンコールが2曲。ヴァイオリン2挺でシュポアの曲を奏で、ピアノが加わって哀愁の旋律を届けて、にぎにぎしく終演となりました。
地元出身で全国的活躍を行う演奏家がこうやって新潟でコンサートをして頂けることは大変嬉しいことであり、今後もまた演奏会を開催してくれることを期待して、会場を後にしました。
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