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ガリレオ・プロジェクト~天空の音楽~

2013年11月20日(水)19:00 ガリレオ・プロジェクト~天空の音楽~

天体の調和Ⅰ
 《調和の霊感》より2つのヴァイオリンの協奏曲イ長調RV519、Op.3-5~アレグロ、ラルゴ/ヴィヴァルディ
 歌劇「ファエトン」より序曲-四季の組曲-復讐の三女神フュリーのアントレ-シャコンヌ/リュリ
ガリレオの時代の音楽
 歌劇「オルフェオ」よりリトネッロ、チャッコーナ~「西風が戻り」より/モンテヴェルディ
 チャッコーナ/メルーラ
 独奏リュートのためのトッカータ~「タブラチュアによるリュート組曲」第1巻より/ガリレイ
 パッサカリア/マリーニ
 歌劇「オルフェオ」よりモレスカ/モンテヴェルディ
ニュートンの時代の音楽
 歌劇「妖精の女王」より「ご覧なさい、夜さえもここにいる」。「アブデラザール」よりロンドー/パーセル
ドレスデン天体フェスティバル
 歌劇「イポリートとアリシ」より「ジュピテル(木星)のアントレー」/ラモー
 合奏協奏曲ニ長調.3-6よりアレグロ/ヘンデル
 歌劇「愛の驚き」より「ヴィーナス(金星)のアントレー」/ラモー
 4つのヴァイオリンのための協奏曲ニ長調TWV40:202/テレマン
 トリオ・ソナタヘ長調よりアレグロ・マ・ノン・トロッポ/ゼレンカ
 歌劇「プラテー」より「メルキュール(水星)のアントレー」/ラモー
 歌劇「ファエトン」より「サテュルヌの従者達のためのエア」/リュリ
 リュート協奏曲ハ長調ヨリアレグロ/ヴァイス
天体の調和Ⅱ
 教会カンタータ第1番より「暁の星のいと美しきかな」BWV1よりシンフォニア/J.S.バッハ
 シンフォニア~教会カンタータ第29番「神よ感謝す」BWV29より/ 〃

ターフェルムジーク バロック・オーケストラ
福士誠治(語り)

本日2本目(←もう何も言いません)
感想は「古楽による耳も目も楽しめる極上のエンターテイメントをありがとう」です。
会場に入るとステージ中央にチェンバロが配置され、その下にそれを取り囲むように黄道十二宮のマークが円周沿ってに描かれており、またその上の中空に円形のスクリーンが置かれているという舞台装置が目に入りました。
定刻になり、照明が落とされると、客席側のドアが開き、メンバーが登場し、客席の通路を通って舞台へ上がり、演奏が始まりました。驚いたのは通常ある譜面台がなく、演奏者が星座のシンボルに沿ってチェンバロを囲み円形に回りながら暗譜で楽器を奏でていることでした。さらに曲により独奏者がくるりくるりと入れ替わるさまはダンスパフォーマンスをみているかのようでした。そんな演奏形態にも係らず、一糸乱れぬ音楽が奏でられ、目をつぶって聞けば通常の演奏と思ってしまうほど素晴らしいものでした。そして時に客席まで降りていき、1階中央を取り囲むように演奏したかと思えば、2階奥にバンダのように移動し、遠音を響かせる離れ業もやってくれました。
また語りの福士君(あえて君付け)も奏者と同様に横のドアから舞台にあがり、時に中央、時に奏者の脇に立って、語りを行い、まるで楽器を演奏するようにアンサンブルしながら、ストーリーを語っていくという見事な連携を見せてくれました。そして中空のスクリーンにはストーリーに関係する天体や風景、人物の映像が映し出されました。
休憩を挟み、1部・2部と音楽と語りそして映像によって、天文学者たちの物語を上手につむいでくれました。さらに言えば、「神話の神々、ガリレオ、ケプラー、ニュートン達」の興味深い挿話が音楽、語り、映像三位一体となった極上のエンターテイメントによって表現されていきました。
アンコールには福士君もタンバリンを手に持ち、客席に手拍子を呼びかけて、客席もそれに答えるといういい雰囲気のなかでの幕切れとなりました。
良く練られた構成、上質の演奏とパフォーマンス、演奏と一体になった語りとを存分に楽しみ、「これで4000円は安い」といえる素晴らしい催しでした。
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