第11回しおかぜコンサート ラシック、シンフォニック・ポップス あの名曲

2017年5月21日(日) 14:00 柏崎市文化会館アルフォーレ大ホール 第11回しおかぜコンサート クラシック、シンフォニック・ポップス あの名曲

第一部:クラシック名曲集
 「水上の音楽」より/ヘンデル
  Allegro(アレグロ)
  Air(エア)
  Allegro deciso(アレグロ・デチーゾ)
 管弦楽組曲第3番より アリア/J.S.バッハ
 悲しきワルツ/シベリウス
 カレリア組曲より 行進曲風に/ 〃 
 愛のあいさつ/エルガー
 行進曲「威風堂々」第1番ニ長調/ 〃
第2部:シンフォニックポップスへのお誘い
 76本のトロンボーン(ミュージカル「ミュージックマン」より)/ウィルソン アンダーソン編
 「サウンド オブ ミュージック」セレクション/ロジャース ベネット編
 ムーンリバー(映画「ティファニーで朝食を」より)/マンシーニ モス編
 「ウエストサイド物語」セレクション/バーンスタイン メイソン編

柏崎フィルハーモニー管弦楽団
丸山嘉夫(指揮)

ヤマハを出て、高速を一路柏崎へ。開演35分前に到着。
感想は、「耳馴染みのある名曲と、節度あるポップスの響きを楽しむ」です。
第1部はヘンデルの「水上の音楽」から3曲。柔らかい毛並みで包み、風に揺る弓遣いで飾るアレグロ。ゆったりと鼈甲(べっこう)色の筆跡を残すエア。金色の気柱で貫(つらぬ)き、快活にさざめきを交わすアレグロ・デチーゾ。軽やかで涼やかに明るさを届けました。続いてバッハの「G線上のアリア」。しめやかに影を纏(まと)って、静々と歩みを進めました。次はシベリウスが2曲。「悲しきワルツ」を俯(うつむ)いたまま語り出し、顔を上げて喜びを懐かしみ、スカートの裾(すそ)を靡(なび)かせて舞い、霧の中に迷い込んで、儚(はかな)く消え去りました。続く「行進曲風に」では、碧(みどり)の風を吹かせ、希望の灯火(ともしび)を掲(かか)げて、輝きを放ちました。前半最後はエルガーの代表作が2つ。「愛のあいさつ」を甘やかな優しさで、揺り籠(かご)を揺らし、「威風堂々」になると、自信たっぷりに押し出し、賑やかに囃(はや)し立て、胸を締め付ける熱情で歌い上げ、がっちりと締めくくりました。
休憩を挟んで第2部はシンフォニック・ポップス。最初はミュージカル「ミュージックマン」より「76本のトロンボーン」。陽気に練り歩き、名旋律に悪戯(いたずら)を施して切り貼りし、楽しげに燥(はしゃ)ぎました。続いて「『サウンド オブ ミュージック』セレクション」。大きくうねる波を模(も)し、様々な想いを塗り分け、愉快な仲間との交わりを奏で、感情の昂ぶりをアツく盛り上げて、大気を震わせました。次は映画「ティファニーで朝食を」より「ムーンリバー」。遥かなる憧れを甘美な流れに乗せて、切なくも美しく仕上げました。プログラム最後は「『ウエストサイド物語』セレクション。厚き鋼の板で仕切り、夏の夜のやるせなさを漂わせ、洗練された街並みを描き、ならず者の影を映し、派手な決闘を演出し、激しく沸き立って、場面を更新しました。
会場からは大きな拍手が贈られ、それに応えてのアンコールは「映画『いそしぎ』のテーマ」。気怠(けだる)い軽さで、甘やかに届けて、気分良い終演となりました。
親しみやすいクラシック、砕けすぎない上質のポップスでオーケストラの響きを聴衆に届けるこの催しは、本格的なコンサートへの素敵な招待状であり、人々に音楽の喜びを与える貴重な機会であることを確認して、新潟へと車を飛ばしました。
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