第13回西区役所ミニコンサート

2017年5月31日(水) 12:20 西区役所健康センター棟 1階 第13回西区役所ミニコンサート

メヌエット/ペツォルト
ジェイムス・ベタ氏/カロラン
タンゴ・アン・スカイ/ディアンス
死の舞踏/サン=サーンス
急がば廻れ/スミス
イン・マイ・ライフ/レノン=マッカートニー
フェルディナント四世を悼むラメント/フローベルガー

笠原恒則(Cemb)

10km走って、身支度を整え、西区役所へ。ちょっと迷って、開演ぎりぎりに到着。
感想は、「初夏の昼下がりに聞く涼しげなチェンバロを楽しむ」です。
まずはペツォルトによる"バッハ"の「メヌエット」。落ち着いた雰囲気で、遊び心に満ちた、銀糸(ぎんし)の綴(つづ)れ織を届けました。続いてハープの曲ということでカロランの「ジェイムス・ベタ氏」。軽やかに囁(ささや)いて、繊細に紡ぎ出しました。次はギターの有名曲、ディアンスの「タンゴ・アン・スカイ」。重層的に切り刻んで、憂愁の調べを織りなしました。ここでクラシックからサン=サーンスの「死の舞踏」。金色の煙がコミカルに浮遊し、円舞する足取りで軽快に弾(はず)みました。気分を変えてポピューラー音楽からベンチャーズの「急がば廻れ」。爽やかに流れ出て、涼やかに漂いました。そしてビートルズの「イン・マイ・ライフ」。優雅で優しく、甘やかに綴り、柔らかに癒しました。最後はチェンバロのレパートリーに戻ってフローベルガーの「フェルディナント四世を悼むラメント」。妙なる響きで、澄み渡る悲しみを描き、寄る辺ない心の移ろいを顕(あらわ)しました。
会場からは大きな拍手が贈られ、穏やかで美しいひとときへの感謝を伝えました。
区役所に集う老若男女に、素晴らしい演奏を届けて、忙しい日々に潤いを与えるこの催しが長く継続されることを願って、帰路のハンドルを握りました。
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