SanDoコンサート vol.78 美しき空想(ファンタジー)の世界へようこ

2017年6月17日(土) 15:00 朝日酒造エントランスホール SanDoコンサート vol.78 美しき空想(ファンタジー)の世界へようこそ

FANTASIA ~淑女たちはハモるのが好き in SanDoコンサート
第1部
 ヴァイオリン協奏曲 作品8「四季」より「春」/ヴィヴァルディ  いとうたつこ編
 主よ、人の望みの喜びよ/J.S.バッハ 麻生圭子 編
 ただ憧れを知る者のみが/ゲーテ 詞 チャイコフスキー 曲
 スペインのカンツォネッタ/ロッシーニ
 愛の神様、ようこそ/ペーシ 詞 チマーラ 曲
 埴生の宿/里見義 詞 ビショップ 曲 若林千春 編
第2部
オペラRemixⅡ!
「アイーダ」より 凱旋行進曲/ヴェルディ
「カルメン」より シャンソン・ポエーム/ビゼー
「ワルキューレ」より ワルキューレの騎行/ワーグナー
「ジャンニ・スキッキ」より わたしのお父さん/プッチーニ
「イーゴリ公」より ダッタン人の踊り/ボロディン
「タンホイザー」より 行進曲/ワーグナー
淑女セレクト
 聖母たちのララバイ/山川啓介 詞 木森敏之 曲
 時代/中島みゆき
 愛燦燦/小椋佳

石上朋美(S)
渡邊史(S)
向野由美子(Ms)
谷合千文(Pf)

Dr.可児から戻り、少し休憩してから、昼食を取って、高速を一路朝日酒造へ。開演40分前に到着。
感想は、「美しいハーモニーを歌う喜びを乗せて、全方向へ発信するパワーに幸福感を頂く」です。
まずはヴィヴァルディの「四季」より「春」をア・カペラのスキャット三重奏で。優しい風が、ふんわりと絹の手触りで流れ、忙(せわ)しく羽搏(はばた)く羽音(はおと)を伴って、軽やかに届けられました。続いてピアノが加わり、バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」。緩やかに寄せる波が重なり、また離れて、透き通った音色(ねいろ)を奏で、弾(はじ)ける泡を切り貼りして、声の浮雲を実らせました。次は3人が一人ずつソロで歌うコーナー。チャイコフスキーの「ただ憧れを知る者のみが」が、ゆったりと艶(つや)やかに、高みへと伸びあがって、艶(あで)やかに着地しました。2人目はロッシーニの「スペインのカンツォネッタ」。少し悲しげに駆け出し、明るさを取り戻して振舞い、徐々に加速して、勢いよく舞い上がりました。独奏最後はチマーラの「愛の神様、ようこそ」。夢見るように微睡(まどろ)み、穏やかにたっぷりと響かせて、憧れを慈(いつく)しみました。三重唱に戻って、若林千春編曲の「埴生の宿」。涼しげに声を合わせ、ところどころ、つかず離れず絡み合って、緑灰色(りょくはいしょく)に縁取(ふちど)り、再度綺麗に溶け合って、見事に収めました。
休憩を挟んで後半は歌劇の美味しいところを抜き出して歌う「オペラRemixⅡ」。輝かしく黄金(きん)の塊りを放射する「アイーダ」の「凱旋行進曲」。妖艶で生きいきと弾(はず)む「カルメン」の「シャンソン・ポエーム」。天翔(あまかけ)る鋼の翅(はね)を木霊(こだま)させ、炎の剣(つるぎ)を高々と振り翳(かざ)す「ワルキューレの騎行」。麗しく棚引き、美しく飾る「ジャンニ・スキッキ」の「わたしのお父さん」。ピアノ独奏で、煌(きら)めきを鏤(ちりば)める「イーゴリ公」の「ダッタン人の踊り」。調子よく勝鬨(かちどき)の声を上げ、栄光の誉れを大らかに誇(ほこ)る「タンホイザー」の「行進曲」。旋律を響かせ、伴奏を巧みに仕掛けて、場面を想起させ、歌う喜びを爆発させました。
一旦退場し、鳴りやまない拍手を受けて、舞台へ戻り、淑女セレクトへ。「聖母たちのララバイ」がじわじわと沁みるように癒し、「時代」で大切に包み込んで、希望の光を灯(とも)し、「愛燦燦」で安らぎを与えました。
会場からは大きな拍手が贈られ、それに応えてのアンコールは「天使にラブ・ソングを」と思われるゴスペル調の曲で、手拍子も楽しく、盛り上がり、にぎにぎしく終演となりました。
好きな曲を持ち寄り、それを"ハモって"作り上げ、音楽の楽しさを身をもって体現する姿に感動を覚えて、快い気分で帰路のハンドルを握りました。
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