クラリネット ワンコインコンサート

2017年7月16日(日) 14:00 新潟市秋葉区文化会館  クラリネット ワンコインコンサート

クラリネット・ポルカ/ポーランド民謡
美しきロスマリン/クライスラー
ルーマニア民俗舞曲/バルトーク
クラリネットソナタ/サン=サーンス
ラプソディー・イン・ブルー/ガーシュイン Mami編

岩渕仁美(Cl)
斉藤晴海(Pf)

10km走って、昼食を取り、少し休憩してから、亀田バイパス経由国道403号で秋葉区文化会館へ。開演40分前に到着。
感想は、「輝くクラリネット、包み込むピアノの美しさに酔いしれる」です。
まずは「クラリネット・ポルカ」。陽気に軽々と弾んで、楽しさを運びました。続いてクライスラーの「美しきロスマリン」。柔らかでほのかに甘い味付けで、瑠璃色の光沢を放ち、ふんわりと踊りました。次はバルトークの「ルーマニア民俗舞曲」。黒々とした筆跡で土の香りを記(しる)す「棒踊り」。惚(とぼ)けたような風貌で語る「帯踊り」。香炉から立ち昇る煙が揺れる「踏み踊り」。影を纏(まと)い、低く呪文を唱(とな)える「角笛の踊り」。塩辛さとコクを薫らせて、不規則に進む「ルーマニア風ポルカ」。急ぎ足で燥(はしゃ)ぎ、あっと言う間に駆け抜ける「速い踊り」。表情をくるくると変えて、異国の調べを伝えました。さらにこの楽器のために作られたサン=サーンスの「クラリネットソナタ」。なみなみと溢れる鍵盤の奏でに乗って、まろやかに宙を飛び、夜半の星空を映す第1楽章。軽やかに舞い、忙しく羽搏(はばた)く第2楽章。重々しく歩き出し、太々(ふとぶと)と認(したた)める第3楽章。尖った稲光(いなびかり)の矢が放たれ、長い階段を足早に上下し、冒頭を回想して、優しく収める第4楽章。秘められた様々な色相を垣間見せて、楽器の魅力を十二分に引き出しました。プログラム最後はガーシュインの「ラプソディー・イン・ブルー」。夜空を突き抜け、自在に行き来して航跡を記(しる)し、滲み出る悲しみを明るく塗りかえて、重い足でのしのし歩き、大切に抱擁して、想いをいっぱいに溢れさせました。
会場からは大きな拍手が贈られ、それに応えてのアンコールは「サマータイム」。哀しみをクールに彩って、にぎにぎしく終演となりました。
正味1時間のコンサートにクラリネットの魅力をふんだんに盛り込み、上質な仕上がりで聴衆の心を鷲掴みにしたことに感動し、喜ばしい気分で、帰路のハンドルを握りました。
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