Noism1特別パフォーマンス@「レオナール・フジタとモデルたち」展 『DoGoD』

2017年8月13日(日) 18:45 新潟県立万代島美術館<展示室> Noism1特別パフォーマンス@「レオナール・フジタとモデルたち」展 『DoGoD』

演出 金森穣
衣装 中嶋佑一、金森愛(レオタード)
出陣 Noism1
井関佐和子、中川賢、石原悠子、池ヶ谷奏、吉崎裕哉、リン・シーピン、
   浅海侑加、チャン・シャンユー、坂田尚也、井本星那

仕事を終えて、朱鷺メッセにある万代島美術館へ。開演20分前に到着。
感想は、「展示へのオマージュと大切なものへの想いを込めた舞踊に見入る」です。
開演すると、会場脇より、洒落てはいるが、いささか奇矯な出で立ちの男が登場し、設(しつら)えられた2脚の椅子の一つに腰かけたり、いろいろな所作をぎこちなく演じました。しばらくして"DOG"をつれた女が現れて、もう一つの椅子に座り、また立ち上がって動き回り、男と絡むともなく絡んで、相手の気持ちを試すように振舞い、自分への関心を求めました。しかし男はそんなことには見向きもせず、女の持ち物に興味を示すなど、女の望まぬ行為に出て、喧嘩に発展する展開となり、身ぐるみ剥いで、そこに女を放置し、"ぷい"と立ち去りました。
場面は変わり、肌色のレオタードの男女が一人また一人と歩み出(い)でて、鍛え上げた肉体を乱舞させ、そこここで立像となり、互いに競い合って、筋肉の建築を構成し、躍動する砦(とりで)を作り、残された"DOG"に恐れ慄(おののい)いて、彼方へと去りました。
一人の男が残り、うずくまる女を、柔らかな石像となって、長い間じっと見守ると、やがて目覚めた女が、痛みを訴え、苦しみを震わせて、徐々に立ち上がり、男と二人で、ゆっくりと歩み出しました。その先には"DOG"が神々しく輝き、恐る恐る近づく男女がかがみこんで、愛(いと)おしみ、"GOD"へとその姿を変位させました。
会場からは大きな拍手が贈られ、作家への敬愛に満ちた作品とそれを具現化する踊り手達をいっぱいに讃えました。
限られた空間を逆手に取り、展覧会が示す心を汲み取って、一幕のパフォーマンスに仕上げた手腕に感動して、喜ばしい気分で、家路を急ぎました。
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