Tomoko Sauvage「水と磁器の演奏会」 waterbowls live performance

2017年8月25日(金) 18:30 医学町ビル 201号室 Tomoko Sauvage「水と磁器の演奏会」 waterbowls live performance

ウォーターボウルによるパフォーマンス
トーク・質疑応答

Tomoko Sauvage(waterbowls)

仕事を終え、りゅーとぴあの駐車場に車を入れて、医学町ビルへ。開演20分前に到着。
感想は、「水&器(うつわ)との対話により紡ぎ出される異空間への旅を味わう」です。
水中マイクを入れた磁器が5個、演奏者を囲み、ケーブルがミキサーのような機器に繋がれた状態でパフォーマンスが開始。水に手を入れ、水面を揺らすなどで、水の状態が変わると、ハイドロフォンがそれを拾い、増幅されて、音響を発生させる仕組みで進められました。最初は探(さぐ)る様に音達が移ろい、彗星が行き交って、響きを満たしました。さらに足早に泡立ちが行き過ぎ、軽やかな鐘の音(ね)に変位して、四方に鳴り響きました。そして磁器の欠片(かけら)がボウルに浸(つ)けられると、炭酸が弾(はじ)けるように、騒がしく飾り、周辺へ拡散して、風景を遷移させました。奏者の頭上に架けられたスタンドに、コップが吊るされ、浸(ひた)された布からサイフォンの原理で滴り落ちる雫(しずく)が落ちて、青銅の音色(ねいろ)を模(も)し、ポツポツと点描して、彩りを変えました。やがて響き達が急ぎ足で寄り添い、混沌を描き出して、ゆっくりと穏やかに終点を目指しました。
会場からは大きな拍手が贈られ、未知なる表現の現出を称賛しました。
休憩を挟んで、後半は主催者と演奏者のトーク。このような音楽を始めた経緯や魅力、現在住んでいるパリやそれを含む欧州と日本での新しい音楽に対する社会の対応の違いが語られ、続く質疑応答では、音楽の作り方や感じ方の方法論や、本日の演奏に対する自己評価などが問われ、最後に観客の一組のご夫婦との密接な関係まで分かって、充実したとひとときとなりました。
ヨーロッパの最前線で活躍されるアーティストの息吹を直接感じ、しかも地元との繋がりまで確認できたことに感動して、気分良く帰路に付きました。
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