新潟ドルチェマンドリンアンサンブル 第43回定期演奏会

2017年8月26日(土) 18:30 新潟市音楽文化会館 新潟ドルチェマンドリンアンサンブル 第43回定期演奏会

<第1部> 指揮 阿部見和子
 ~マンドリン・オリジナル曲より~
  序曲「小英雄」/マネンテ
  蛍の舞曲/アマディ
  2つのElegie/柳田隆介
   その1/その2 adieu Michiko
<第2部> 指揮 白井章彦
 ~エンリオ・モリコーネによる映画音楽より~
  続・夕陽のガンマン ~映画「続・夕陽のガンマン」より/飯野勝弘 編
  ニュー・シネマ・パラダイス メドレー
   ~映画「ニュー・シネマ・パラダイス」より/武藤理恵・新潟ドルチェ 編
  愛を奏でて ~映画「海の上のピアニスト」より/飯野勝弘 編
  ガブリエルのオーボエ ~映画「ミッション」より/飯野勝弘 編
  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ メドレー
   ~映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」より/飯野勝弘 編
  ウエスタン メドレー ~映画「ウエスタン」より/飯野勝弘 編
<第3部> 指揮 藤田正明
 ~クラシック・アレンジ曲より~
  アンダンテ・カンタービレ/チャイコフスキー 藤田正明 編
   ~弦楽四重奏曲第1番ニ長調作品11第2楽章
  ヴォカリーズ/ラフマニノフ 藤田正明 編
  コンサートワルツ第1番/グラズノフ 藤田正明 編

新潟ドルチェマンドリンアンサンブル+管・打楽器エキストラ

仕事を終えて、音楽文化会館へ。開演20分前に到着。
感想は、「軽やかで爽やかなマンドリン・アンサンブルを楽しむ」です。
第1部はマンドリンのオリジナル曲で構成され、最初にプログラムにはない、恒例の「希望のささやき」がコンマスの合図で開始され、涼やかに優しく開幕を告げました。指揮者が登場しての1曲目はマネンテの「序曲『小英雄』」。翳りを見せて語り、勢いを付けて駆け出し、困難と対峙して、光を勝ち取りました。続いてアマディの「蛍の舞曲」。薄衣(うすぎぬ)を纏(まと)い、軽快に弾んで、優美にステップを踏みました。このパートの最後は柳田隆介の「2つのElegie」。栗色の影がゆっくりと波打ち、悲しみの奔流が溢れ出して、静かに収まる「その1」。沈んだ気持ちを持ち上げ、希望へと駆け上がり、雲海を抜けて、晴れ間へと上昇し、暗い過去を回想して、輝きへと突き進む「その2 adieu Michiko」。感情の揺れ動く様を描き出しました。
1回目の休憩を挟んで第2部は、エンリオ・モリコーネによる映画音楽から。乾いた砂塵(さじん)を受け、勇ましく雄叫びを上げ、冷静に振舞い、しっかりと戦いを進める「続・夕陽のガンマン」。淡い憧れが揺らめき、じんわりと寂しさが胸に沁みる「ニュー・シネマ・パラダイス メドレー」。明け行く空が、夜と朝の汽水域を映す「愛を奏でて」。黄昏(たそがれ)が打ち寄せて、満天の星が瞬(またたく)く「ガブリエルのオーボエ」。密やかに綴り、迫りくる怒気を感じ、しめやかに認(したた)める「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ メドレー」。哀しみに裏打ちされた明るさで奏で、ゆっくりと山道を踏みしめる「ウエスタン メドレー」。映像を彩る調べの数々を華麗に届けました。
2回目の休憩の後は、クラシックの曲をマンドリン合奏用にアレンジした演奏。まずはチャイコフスキーの「アンダンテ・カンタービレ」。心の奥に眠る郷愁を甘やかに擽(くすぐ)り、ちょっと陽気に振舞い、再び懐かしさを呼び戻して、聴衆を魅了しました。続いてラフマニノフの「ヴォカリーズ」。愁いが揺蕩(たゆた)い、白金(しろがね)の音色(ねいろ)が交差して、ぎゅっと締め付けました。プログラム最後はグラズノフの「コンサートワルツ第1番」。ふんわりと春風駘蕩の風情を醸し出し、速い流れを集めて、渦を巻かせ、暖かな季節の風合いで円舞しました。
会場からは大きな拍手が贈られ、それに応えてのアンコールは「願いごとの持ち腐れ」から「365日の紙飛行機」に繋ぐAKB48メドレー。楽しげに賑(にぎ)わして、好評の内に終演となりました。
日頃の鍛錬の成果が実を結び、確固とした表現で耳を楽しませ、盛り上げて頂いたことに感謝して、家路を急ぎました。
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