Reflect the Glimmering Breath 音楽・映像・立体によって形作られる、ライフアート・イベント

2017年8月27日(日) 17:30 蔵織 Reflect the Glimmering Breath 音楽・映像・立体によって形作られる、ライフアート・イベント

<第1部(音楽)>
福島諭(an electric guitar+computer)
福島諭+福島麗秋(computer+尺八)
<第2部(立体)>
『予感の構造』 高橋悠+高橋香苗
<第3部(映像)>
『Twill The Light』 福島諭
『ふれえぬものについて』 福島諭+遠藤龍
『SILENCE/memorandom』 遠藤龍

だいしホールを出て、コンビニのイートインで軽食を取ってから、蔵織へ。開演40分前に到着。
感想は、「新しき試みの一端に立ち会える喜びに胸躍る」です。
第1部は音楽をメインに。まずはエレクトリック・ギターでの演奏。軽やかな雨粒が降り注ぎ、速き流れを集めて、渓谷を駆け抜けました。続いてギターをコンピューターに繋いでのパフォーマンス。響きがズレを生じ、切れぎれに散逸して、空間に舞い、宇宙に漂う分子雲が渦を巻いて集結し、星々を誕生させ、磁気嵐を巻き起こして、ゆっくりと収束しました。尺八が登場し、次の演目へ。谷間を渡る風の音(ね)が吹き過ぎ、いつしか光の束となって蛇行し、猿声(えんせい)の悲哀が鳴り渡って、息吹を電子の波動が取り囲みました。
休憩を兼ねた第2部は蔵の2階へ移動し、作曲の基となる資料からインスパイアされたインスタレーション作品の鑑賞と作者による解説。現在・過去・未来の残像をシンプルな構造で模し、三原色で視覚を欺(あざむ)く仕掛けで作りあげて、音楽の側面を照らしました。
第3部は映像のパート。『Twill The Light』では、風景に斜を掛け、反転して重ね、切り貼りし変形させて、ありふれた日常を、見たことのない異物へと変位させました。続く『ふれえぬものについて』では、満月が徐々にぼやけ、色彩で縁取りされ、3つの楕円から平板へと導かれました。最後の『SILENCE/memorandom』になると、静寂と騒音が入り組んで、情景を彩り、何気ない街角が大きな意味を持つ現象へと昇華する過程をちらりと見せ付けて、見るものを幻惑しました。
映写が終わり、本日の出演者のカーテンコールが行われて、にぎにぎしく終演となりました。
未知なるものへの挑戦を続ける方々の作品を身近に感じ、体験を共有できたことに感動して、喜ばしい気分で、家路を急ぎました。
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