第40回クラリネットライブコンサート ポピュラー&クラシックの夕べ

2017年9月1日(金) 19:00 新潟市秋葉区文化会館 練習室1 第40回クラリネットライブコンサート ポピュラー&クラシックの夕べ

1部
 レット・イット・ゴー/ロペス
 メモリー・オブ・ユー/EUBIE&HUBERT
 ムーン・リヴァー/マンシーニ
 未来へ/玉城千春
 秋桜/さだまさし
 インディゴ・ワルツ/川井郁子
 映画「道」より/ロータ
 ブエノスアイレスの冬/ピアソラ
2部
 子守唄/ケーラー
 アダージョ/アルビノーニ
 間奏曲 op.111-2/ブラームス
 クラリネット協奏曲 Kv.622 第2楽章/モーツァルト
 幻想小曲集 op.73 第1,3楽章/シューマン
 ラプソディ・イン・ブルー/ガーシュウィン

渡辺郁男(Cl)
鷲頭麻子(Pf)

仕事を終え、新津バイパスを一路秋葉区文化会館へ。開演25分前に到着。
感想は、「ほっこりと暖かいライブの楽しみを頂く」です。
1部はポピューラー編。まずは「レット・イット・ゴー」から。ひんやりとした水辺から、戸惑うように旋律が流れ出し、気持ちを込めて、凱歌を鼓舞しました。続いてベニー・グッドマンの「メモリー・オブ・ユー」。午後の微睡(まどろ)みの中、のんびりとスイングし、過去を懐かしみました。次は"ティファニーで朝食を"から「ムーン・リヴァー」。望郷の想いと遥かなる憧れを掻き立てて、甘やかに移ろいました。さらにキロロの「未来へ」へでは、清らかな明るさで歌い、心に沁みる調べで胸に迫りました。そして「秋桜」。寂しさを呟(つぶや)き、切なさをいっぱいに込めました。ちょっと趣きを変えて、ヴァイオリニストの川井郁子が作曲した「インディゴ・ワルツ」。夕闇が迫り、夜の帷(とばり)が降りようとする刹那を切り取り、哀しみが忍び寄って、細かく揺らめきました。7曲目はフェデリコ・フェリーニの映画「道」よりの音楽。儚(はか)げな明るさが穏やかに通り過ぎ、楽しげに踊り、再び沈み込んだ後、気持ちを高めました。1部最後は、ピアソラの「ブエノスアイレスの冬」。愁いを含む光が香り立ち、時に激情を持って舞い、静けさへと収めました。
休憩を挟んで2部はクラシックの曲達。まずはケーラーの「子守唄」。ふくよかに優しく息吹を集めました。続いてアルビノーニの「アダージョ」。鮮やかに彩りを添え、悲しみを塗り込めました。ここでピアノ独奏でブラームスの「間奏曲」。落ち着いた足取りで、揺れる思いを綴り、熱く秘めた情熱を語りました。クラリネットをA管に持ち替えてのモーツァルトの「クラリネット協奏曲」から第2楽章。馨(かぐわ)しき薫りを匂い立たせ、まろやかに奏でて、夢見心地へ誘(いざな)いました。次はシューマンの「幻想小曲集」から第1,3楽章。白く波打つ鍵盤に乗って、濃紺の旋律がまったりと揺れる「静かに、感情を込めて」。碧空の雲間を自由に旋回し、地上付近まで降下して、再び舞い上がる「急速に、燃えるように」。浪漫の佇まいを十二分に振り撒きました。プログラム最後は、ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」。都会の夕景を映し出し、憂愁の影を纏(まと)い、お洒落に着飾って、優しく肩を抱き、大らかに足音を響かせました。
会場からは大きな拍手が贈られ、それに応えてのアンコールは「クラリネット・ポルカ」。楽しげに弾(はず)んで、にぎにぎしく終演となりました。
今回でなんと40回を迎えるこのライブが今後も地域の方々に支えられて、長く継続することを願って、帰りのハンドルを握りました。
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