RaknesBrunborg

2017年9月8日(金) 19:30 新潟県政記念館 RaknesBrunborg

テナーサックスとベースによる二重奏
*曲名は不明で8曲。

Tore Brunborg(T.Sax)
Steinar Raknes(Cb)

仕事を終え、一旦帰宅し、軽食をとってから、新装なったりゅーとぴあを経由して、新潟県政記念館へ。開演30分前に到着。
感想は、「極上の響きを届けるサキソフォーンと弾(はじ)けるピッチカートで支え、時に主張するベースの対話に酔いしれる」です。
新潟県政記念館館長の施設の説明の後、主催者が挨拶と出演者プロフィールを紹介して、2人が登場し、演奏を開始。ベースの呟(つぶや)きでさりげなく始まり、低く落ち着いて、いぶし銀の音色(ねいろ)で囁(ささや)くテナーが、やがて輝きへ駆け上がり、ゆっくりと舞い降りる1曲目。夜の薫りを匂い立たせ、弦の張りを細かく泡立たせて遷(うつ)ろう2曲目。サスペンスを感じさせ、ゴリゴリと押し出し、足早に駆け抜ける3曲目。月の影を映し、勢いよく弾(はず)んで、仮初(かりそ)め儀式を務(つと)める4曲目。彩りを湛(たた)え、熱く振り絞って、クールな味わいで過ぎ去る5曲目。木目の美しさから、鋼(はがね)の光沢へと形を変える5曲目。リズミカルに跳ねまわり、細やかで滑らかに刻んで、モクモクと煙の帯を吐き出す6曲目。執拗(しつよう)に繰り返し、自在に遊んで、調和する7曲目。切なげな調べで癒し、耀ける高みへと集う8曲目。快い口当たりと、穏やかながら熱く競い合う魂が、響きの良い会場のアコースティックと相まって、至福のひとときを運びました。
会場からは大きな拍手が贈られ、それに応えてのアンコールが2曲。軽めな小品を奏で、"Welcome to the 2nd set"というジョークを添えて、濃く、長めの演奏を届けて、にぎにぎしく終演となりました。
長い経歴の中で、始めてのアルバムを発売するタイミングでの来日であり、その素晴らしい音楽性をいかんなく発揮して、素敵な味わいを頂いたことに、感動して、喜ばしい気分で、家路を急ぎました。
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