新潟市ジュニアオーケストラ教室第36回演奏会

2017年9月17日(日) 14:00 新潟市民芸術文化会館 コンサートホール 新潟市ジュニアオーケストラ教室第36回演奏会

ロビーコンサート
 1.金管ファンファーレ
  Fanfre for JO/藤井裕子
 2.フルート・アンサンブル
  ティータイムの画集より第4楽章/三浦真理
 3.弦楽アンサンブル
  プリンク・プランク・プルンク/アンダーソン

A合奏 指揮:藤井裕子
 歌劇「スキピオ」より 行進曲/ヘンデル ウッドハウス編
 ノルウェー小組曲/ハンセン
  1.羊飼いの少女たちの日曜日
  2.不器用な歌
  3.ハリング
 ムーンリバー/マンシーニ ゴールド編

B合奏 指揮:松村秀明
 タヒチ・トロット(二人でお茶を) Op.16/ショスタコーヴィチ
 バレエ組曲 第1番/〃
  1.抒情的なワルツ
  2.踊り
  3.ロマンス
  4.ポルカ
  5.ユーモラスなワルツ
  6.ギャロップ
 交響曲第5番 ホ短調 Op.64/チャイコフスキー
  第1楽章 アンダンテ-アレグロ・コン・アニマ
  第2楽章 アンダンテ・カンタービレ
  第3楽章 ワルツ
  第4楽章 フィナーレ

新潟市ジュニアオーケストラ

10km走って、昼食を取り、少し休憩してから、りゅーとぴあへ。開演40分前に到着。
感想は、「音楽に取り組む子供たちの凄すぎる力量に感嘆する」です。
最初に開演前のホワイエで行われたロビーコンサートから。
トップバッターは3階への階段に陣取った金管と打楽器による金管ファンファーレ。曇り空を吹き飛ばすような晴れやかで輝かしい響きで開幕を告げました。続いてフルート・アンサンブルによる「ティータイムの画集」より第4楽章。爽やかに宙を舞い、軽やかに吹き抜けました。ロビコン最後は弦楽アンサンブルでの「プリンク・プランク・プルンク」。楽しげに弾(はず)み、明るさを泡立てました。
本編の最初は初級メンバーで構成されるA合奏から。まずはヘンデルの「歌劇『スキピオ』」より「行進曲」。希望に満ちた眼差しで、力強く進みました。続いてハンセンの「ノルウェー小組曲」。ゆっくりと落ち着いた足取りで歩(あゆ)む「羊飼いの少女たちの日曜日」。深緑(ふかみどり)の影を宿(やど)す「不器用な歌」。活発に囃(はや)し、速足(はやあし)で踊る「ハリング」。北欧の情景を切り取りました。最後は映画音楽の「ムーンリバー」。夜明けの雲間から立ち上がり、幾重にも重なって、憧れを歌いました。
編成を大きくするための舞台設営の後、中級以上が演奏するB合奏へ交代。1曲目はショスタコーヴィチが「二人でお茶を」を45分で編曲したと言われる「タヒチ・トロット」。聞き覚えのある旋律が軽々とステップを踏み、音色(ねいろ)のパレットで彩りを添えて、跳ねまわり、ゆらゆらと揺れました。続いては同じ作曲家の「バレエ組曲 第1番」。甘やかな膨(ふく)らみを響かせ、辛子色(からしいろ)で円舞する「抒情的なワルツ」。丸い悲しみを弾(はじ)けさせ、やがて加速して駆け出す「踊り」。俯(うつ)いて、長く引き摺りながら嘆く「ロマンス」。愉快な気分で燥(はしゃ)ぐ「ポルカ」。可愛く高い声で囀(さえず)る「ユーモラスなワルツ」。可笑(おか)しさに満ち、激しさを高鳴らせて、ドカドカと突っ込む「ギャロップ」。ちょっと皮肉っぽくも、朗らかな個性を的確に映し出しました。
休憩を挟んで後半はチャイコフスキーの「交響曲第5番」。仄暗(ほのぐら)い夜明けを映(うつ)す冒頭から、決意を胸に歩き出し、迸(ほとばし)る生命(いのち)の鼓動を燃やす第1楽章。ゆったりと揺らめく極光を奏で、柔らかな息吹が優しさを誘(さそ)い、時に真っ赤な火柱を上げて、穏やかに収まる第2楽章。涼やかに踏み出し、蜂蜜(はちみつ)の味わいを浮かべ、細やかな羽音を立てて、優雅に舞い踊る第3楽章。大らかに進み出し、力を合わせてアツく格闘し、高らかに凱歌(がいか)を鼓舞(こぶ)する第4楽章。叡智(えいち)を集め、技量を駆使して、大いなる壁を見事に制覇しました。
会場からは大きな拍手が贈られ、それに応えてのアンコールは「威風堂々第1番」。軽快に行進し、胸を焦がす想いを歌い上げて、にぎにぎしく終演となりました。
厳しくも、楽しい鍛錬の成果が、新装なったりゅーとぴあコンサートホールに輝かしく響き渡ったことに大いに感動して、喜ばしい気分で、帰路に付きました。
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