和み時間 結成3周年記念コンサート

2017年9月24日(日) 11:00 旧小澤邸 和み時間 結成3周年記念コンサート

本日のコース
 先付 三周年を寿ぐ和み時間へのお誘い
  花笠音頭/山形県民謡
 お凌ぎ ひとつまみの日本の歌 哀愁風味
  浜辺の歌/林古渓 詞 成田為三 曲
  里の秋/斎藤 信夫 詞 海沼実 曲
  赤とんぼ/三木露風 詞 山田耕筰 曲
 お椀 イタリアの響きに和を合える
  私を泣かせてください/ヘンデル
 向付 大地を打つ雨の刹那と共に
  雨の水前寺/宮田耕八朗
 八寸 父の面影と子の想いに情熱を添えて
  小さな木の実/ビゼー 石川皓也 編
 焼き物 色褪せぬ昭和の名曲で箸休め
  赤いスイートピー/松本隆 詞 呉田軽穂 曲
 炊き合わせ 過ぎ去りし日 夢見たあの夏に想いを馳せて
  少年時代/井上陽水
 ご飯 若さ故の無茶と純真さを炊き込んで
  神田川/喜多條 忠、南こうせつ
 果実 心から笑える日を願いながら
  時代/中島みゆき

奥村京子(箏)
西谷純代(S)
金子由香利(Fl)

ゆっくりとした休日の午前を過ごし、余裕を持って旧小澤邸へ。開演20分前に到着。
感想は、「馴染みある歌達に癒しと安息の時間を頂く」です。
時間になって、箏とフルートが軽快なお囃子を奏でると、後ろから太鼓が鳴って、歌い手が入場。客席を巻き込んだ合いの手と演奏だけでの「花笠音頭」でスタート。続いて唱歌が3曲。柔らかに歌声が流れ、ふくよかに笛の音(ね)が靡(なび)き、低く太く糸が震える「浜辺の歌」。ゆるりと廻る水車の歩みに乗って、懐かしげに綾なす「里の秋」。秋空を愛(め)で、落ち着いた風情で寂しさを綴る「赤とんぼ」。時の流れを遡(さかのぼ)って、良き時代を映しました。ここでクラシックから1曲。ヘンデルの「私を泣かせてください」が、ふんわりと悲しみを醸(かも)し出し、きりりと朱書きして、物語を伝えました。次は箏とフルートで宮田耕八朗作曲の「雨の水前寺」。霧が立ち昇り、叢雲(むらくも)が沸き上がって、入り乱れ、絡み合い、やがて穏やかに収まりました。さらに歌と箏で"みんなのうた"から「小さな木の実」。哀しみに裏打ちされた一途な願いが切々と語られ、胸の奥に潜(ひそ)む感情を揺さぶりました。ここからは昭和歌謡が持ち出され、まずは松田聖子の「赤いスイートピー」。桜色の薄霞(うすがすみ)が舞い、切なく胸を焦がして、優しく思い出を辿(たど)りました。続く井上陽水の「少年時代」では、風色の爽やかさを吹かせ、星屑の煌めきを鏤(ちりば)めて、陽光の眩しさで照らしました。そしてかぐや姫の「神田川」。せせらぎがそよぎ、まろやかに打ち寄せて、愛の翳りを映しました。プログラム最後は、中島みゆきの「時代」。夜明けの薄明りが灯(とも)され、希望の光が輝いて、明日を生きる力を与えました。
会場からは大きな拍手が贈られ、それに応えてのアンコールは箏をギターに持ち替えて、尾崎豊の「I love you」。透き通る切なさが胸を射抜いて、にぎにぎしく終演となりました。
箏、フルート、歌という編成で、心に沁みる調べを、親密な空間で届けて頂いたことに感謝して、快い気分で次の会場へと向かいました。
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