わのばしょめぐり 弐の場~中秋の名月 お団子添え~

2017年10月4日(水) 19:00 楓画廊+フルムーン わのばしょめぐり 弐の場~中秋の名月 お団子添え~

第1部
 また君に恋してる/森正明
 里の秋/海沼実
 月の砂漠/佐々木すぐる
 荒城の月/滝廉太郎
 ポタミアンノ/渡辺百枝
 雲ってなんかいられない/ 〃
 遠く遠く/槇原敬之
 竹田の子守唄/日本民謡
第2部
 おじいさんの11月/近藤研二
 おばけのロック/宇崎竜童
 こきりこ節/富山県民謡
 空深く/川崎祥子
 リンゴ追分/米山正夫
 東京ブギウギ/服部良一

渡辺百枝(篠笛)
川崎祥子(Pf)

所用を足した後、のんびりとした休日を過ごし、楓画廊+フルムーンへ。開演15分前に到着。
感想は、「生きいきとしたピアノ、活発で味わいのある篠笛を楽しむ」です。
まずは坂本冬美で有名な「また君に恋してる」。深まる秋の夜に、心に沁みる調べを届けました。続いて童謡の「里の秋」。穏やかに郷愁を誘(さそ)い、するりと上空へと抜けて、柔らかに着地しました。そのまま続けて「月の砂漠」。煌々(こうこう)と辺りを照らし、胸を締め付ける旋律を映しました。さらに滝廉太郎の「荒城の月」。ゆっくりと始まり、ご機嫌にスイングして、活気ある装いに仕立てました。ここで篠笛奏者のオリジナル曲の「ポタミアンノ」。小さく、大きく渦を巻き、やがて輪になって踊り出し、楽しげに弾(はず)みました。続けて「雲ってなんかいられない」。情熱を沸き立たせ、角ばって跳ねまわりました。次は槇原敬之の「遠く遠く」。明るく前進し、希望の明かりを灯しました。第1部最後は「竹田の子守唄」。山間(やまあい)の谷間に響く物悲しい響きを切々と奏でました。
休憩を挟んで第2部は栗コーダーカルテットの「おじいさんの11月」。軽快に駆け出し、軽妙に燥(はしゃ)ぎました。続いて郷ひろみと樹木希林が歌った「おばけのロック」。ノリノリで飛ばし、華やかに賑わして、カッコよくうねりました。ここでちょっと雰囲気を変えて「こきりこ節」。悲痛な叫びを暖かい息吹に乗せて、しんみりと伝えました。さらにピアニスト作曲の「空深く」では、澄み渡る風景を描き、吹き渡る風を綴りました。そして美空ひばりの「リンゴ追分」。攻撃的なビートを刻み、力強い筆致で描写して、新しい姿に仕上げました。プログラム最後は笠置シヅ子の「東京ブギウギ」。愉快に囃し立て、リズミカルに踊って、あっけらかんとした気分で駆け抜けました。
会場からは大きな拍手が贈られ、それに応えてのアンコールは「風になりたい」。爽やかに盛り上げて、にぎにぎしく終演となりました。
古民家の座敷で聞く、和風なテイストをジャジーな盛り付けでおもてなしする絶妙な演奏に快い気分を頂いて、喜びに満ちた足取りで、家路を急ぎました。
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