あららふぁんたじーか!?

2017年11月2日(木) 14:00 新潟市民芸術文化会館スタジオA あららふぁんたじーか!?

Ⅰ部 神話より Kamiztu-tell-Ca 神ってるか!?
 フルートソロ
  シランクス/ドビュッシー
 マリンバソロ
  ライト イン ダークネス/グレニー
 ピアノソロ
  自由神~Jiyujin~/川崎祥子
 クラリネットソロ&All togather
  天岩戸/瑠璃丸
Ⅱ部 神の水 Nonjaztu-tell-Ca 飲んじゃってるか!?
 テキーラ/フローレス
 酒とバラの日々…あらら風/マンシーニ
 ウイスキーがお好きでしょ/杉真理
 Sweet memories/大村雅朗
 おいしい水/ジョビン
 茶色の小瓶/ウィナー
 Volare/DOMENICO

伊奈るり子(Cl)
市橋靖子(Fl)
川崎祥子(Pf)
本間美恵子(Per)
中野綾子、加藤千明(パフォーマンス)

フルマラソンでの足の故障のためランニングを4kmに抑えて、少し休憩し、昼食を取り、りゅーとぴあへ。開演25分前に到着。
感想は、「21世紀の今でこそ体験できる極上のエンターテインメントを楽しむ」です。
Ⅰ部は拍手を控えてもらう趣旨で、各楽器の無伴奏のソロと2名のパフォーマーによるステージ。最初はフルートが奏でるドビュッシーの「シランクス」。白日夢の掠れが揺蕩(たゆた)う中、薄絹の女神が揺らぎを顕(あらわ)しました。続いてマリンバソロでグレニーの「ライト イン ダークネス」。柔らかな泡立ちが拡がり、2つの影が交差して、一方は消え去り、他方は抑え気味に幸福を映しました。次はピアノソロで自作自演の「自由神」。深い青が海面からの光を受けて揺れ、ゆっくりと潜水し、伸びやかに遊泳しました。Ⅰ部最後はクラリネットソロから4人のアンサンブルへ。古代の神話が物語られ、寄り添う身体から、くっきりと墨痕を記(しる)し、僅(わず)かな気泡の呟きが深淵なる身振りを誘(さそ)い、陽光を閉ざしました。一転祭りの始まりを告げるお囃子が聞こえ、激しい舞踊が場の空気を盛り上げて、日神(にちじん)を引き寄せました。
休憩を挟んでⅡ部は打って変わってのお楽しみプログラム。まずは陽気に弾(はず)む「テキーラ」。色鮮やかな衣装と沸き立つリズムの切れが快く、南米の光を届けました。2曲目は演歌とシューベルトがミックスされたイントロで始まる「酒とバラの日々」。軽いタッチでスローにスイングして、甘く、夢見がちな旋律をグラスに注ぎました。ピアニカに左手のピアノとリズムセクションで届けられたのは「ウイスキーがお好きでしょ」。大人の切なさを醸し出して、夜更けの酒場へと連れ出しました。次はビールのCMで使われた松田聖子の「Sweet memories」。穏やかに淡い憧れを綴り、甘酸っぱさを運びました。さらにボサノヴァの創始者:アントニオ・カルロス・ジョビンの「おいしい水」。爽やかに、スモーキーでライトな鼓動を刻むと、グレンミラーの「茶色の小瓶」へ。ウキウキと小粋に跳ね、アドリブを応酬して、賑やかに華やぎました。そして「Volare」。スペイン語、イタリア語、日本語が交錯し、ノリノリに歌い奏で、祝祭を打ち上げました。
会場からは大きな拍手が贈られ、それに応えてのアンコールは「東京ブギウギ」。朗らかで陽気に締めくくり、にぎにぎしく終演となりました。
張り詰めた緊張と弾(はじ)ける楽しさを一体にして、古今東西をひっくるめた演目と、それを身体能力の極限のパフォーマンスでサポートするダンスに心奪われて、多くの観衆と喜びを共有できたことに感謝して、足取りも軽く、家路を急ぎました。
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