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新潟イタリア協会オープンセミナー 第2回サロンコンサート~PLAZA VOCEの愉しみ~

2017年12月14日(木) 13:30 ホテルイタリア軒地下一階「PLAZA VOCE」 新潟イタリア協会オープンセミナー 第2回サロンコンサート~PLAZA VOCEの愉しみ~
講演
 オリーブオイル講座
  遠藤俊介(イタリア軒地階ショップ Felion マネージャー)
コンサート
 オー・ソレ・ミオ/カプア
 花/武島羽衣 詩 滝廉太郎 曲
 椰子の実/島崎藤村 詩 大中寅ニ 曲
 ちいさい秋見つけた/サトウハチロー 詩 中田喜直 曲
 雪の降る街を/内村直也 詩 中田喜直 曲
 アンダルーサ/E.グラナドス
 サンタが街にやってくる/F.グラナドス
 アヴェ・マリア/シューベルト
 献呈/シューマン
 ラルゴ/ヘンデル
 アヴェ・マリア/マスカーニ

伊藤舞(S)
品田真彦(Pf)

東京から朝一で戻り、所用を足して、昼食を取り、イタリア軒へ。開演20分前に到着。
感想は、「洋食の知識を知り、柔和な歌とピアノを楽しむ」です。
最初に「オリーブオイル講座」ということで、油脂の化学式やその性質、効能などを楽しく"お勉強"しました。
そしてコンサート。まずはイタリア協会に因んで「オー・ソレ・ミオ」から。陽光が暖かく降り注ぐ中、柔らかな絹の手触りで包み、高く跳ねあがって、ゆったりと降り立ちました。続いて日本の四季の歌が4曲。暖かく優しい鍵盤の奏でが、藍色の歌を彩る「花」。波打ち際の安らぎに、豊かな息吹で揺蕩(たゆた)う「椰子の実」。寂しさをそっと呟(つぶや)く「ちいさい秋見つけた」。重い足取りで下を向いて歩み、差し込む光に希望を見出す「雪の降る街を」。季節の表情を丁寧に切り取りました。
ここでピアノ独奏で2曲。グラナドスの「アンダルーサ」で愁いのときめきを匂わせて、情熱を波立たせ、「サンタが街にやってくる」では楽しげに弾(はず)んで、降誕節を祝いました。
ソプラノが戻り、シューベルトの「アヴェ・マリア」。穏やかに祈りを届け、糸車を回して、くっきりと記(しる)しました。続いてシューマンの「献呈」。浪漫の彩りで少しく揺らぎ、淡い筆跡で行書しました。次はヘンデルの「ラルゴ」。白金(しろがね)の波立ちを紡ぎ、俯(うつむ)いた姿勢から、しっかりと顔を上げ、伸びやかに飛び立ちました。プログラム最後はマスカーニの「アヴェ・マリア」。氷砂糖の甘さが漂う中、張り詰めた面持ちで立ち上がり、美しく切ない調べを匂いたたせて、鮮やかに締めくくりました。
会場からは大きな拍手が贈られ、それに応えてのアンコールは「ブルークリスマス」。小粋な香りを残して、にぎにぎしく終演となりました。
平日の昼下がりに美味しい珈琲とケーキを頂きながら、イタリアの風と日本の薫りを感じるこの催しは音楽を街角に届ける貴重な機会であることに感謝して、快く家路を急ぎました。
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